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http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20130208/plt1302081143002-n1.htm
2013.02.08 ZAKZAK
民主党が「何でも反対」の抵抗野党に先祖返りしつつある。政府が8日に予定する公正取引委員会委員長の人事案提示を、事前に報道された国会同意人事案の提示は受けないという「事前報道ルール」を盾に拒否する姿勢なのだ。「参院のドン」こと輿石東参院議員会長の主導で、衆参ねじれを利用した戦術を続けることに、党内からも不安の声が上がっている。
政府は8日の衆参両院議院運営委員会理事会に、公取委員長に杉本和行元財務事務次官を充てる人事を提示する。
これに対し、輿石氏は7日の記者会見で「党として8日の提示は一切受けない」と宣言した。人事案が事前に報じられたことが理由というが、これはおかしい。
同党の池口修次参院国対委員長はすでに、参院議院運営委員会の同党理事に「(事前報道を理由に)提示を拒否することはできない」と伝えている。参院民主党はいったんは事前報道ルール自体の廃止に合意しておきながら、これを短期間で覆したことになる。
ドタバタ劇を受けて、自民党の鴨下一郎国対委員長は「民主党時代に内定していた人事で、事前報道を理由に反対することは国民から理解されないだろう」と述べ、日本維新の会の小沢鋭仁国対委員長は「反対のための反対の材料にしていいのか」と批判した。
自民党国対関係者は「今年夏の参院選に向けて、存在感をアピールする作戦だろう。国益無視だ。輿石氏の主導で今後も、日銀正副総裁人事でも安倍晋三政権を揺さぶろうとするだろう」とあきれた。
昨年末の衆院選で惨敗した後、民主党の政党支持率は一部世論調査で、維新やみんなの党をも下回っている。かつての社会党のような抵抗野党に戻って、国民の支持は回復するのか。
中堅議員は「まずい。また支持率が下がる」と悲観的だ。
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