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2013-02-08 07:02:58 生き生き箕面通信
おはようございます。
生き生き箕面通信1509(130208)をお届けします。
・日本政治のコントロールに力をいれる「グリーン・グループ」
気がつくと、日本はグリーン・グループの影響下におおわれつくしつつあります。といっても、「緑の党」とはまったく関係はありません。アメリカのマイケル・グリーン氏を司令塔とする日本ハンドラーズのグループと、そこと密接な関係にある日本側のネット・ワークのことです。マイケル・グリーン氏はアメリカの戦略国際問題研究所日本部長の肩書で、米国コロンビア大学のジェラルド・カーティス教授らとともに日本を米国に都合のいいようにハンドルする勢力のトップの位置にあります。
アメリカは、日本政治を親米的な二大政党で再編成し、どちらにころんでも安定した親米政権が継続する態勢を固める戦略を進めているようです。政権交代により登場した鳩山・小沢体制に危機感を強め、さっそく対応策を講じ始めたのです。第一親米勢力は、自民・公明です。第二親米勢力として育てようとしているのが、維新、みんななどです。そして、小沢一郎氏が代表の生活の党や、社民、共産などはできるだけ小党分立の状態においておく。
自民党の中で将来の有望株として育てつつあるのが、小泉進次郎氏。すでに若手のリーダーとしてかつぎあげられています。彼は、アメリカのコロンビア大学に留学し、日本でもおなじみのジェラルド・カーティス教授に師事して以来の固く深い関係にあります。
グリーン・グループは、いま最も力を入れているのが、「TPP(環太平洋経済連携協定)への日本の参加」と「解釈改憲」で事実上の9条改憲を成し遂げることだと見られています。
グリーン・グループは、日本の政界をはじめ、官僚、経済界、学界、そしてマスメディアに強力なネットワークを築いています。日本は独立国なのでしょうか。もうほとんど再占領されたと同じ状況になってきています。
かろうじて踏みとどまるためには、今夏の参院選がカギです。ここで第一、第二親米派が過半数、さらには3分の2を制すると、もうアメリカのくびきから自由になることはほぼ絶望的です。それにしても、ここまでアメリカの属国であることが心地よいとは、言葉がありません。
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