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2013/2/7 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
安倍首相は“防衛費”をしゃぶり尽くされるために訪米するようなものではないか。
中国軍艦が海上自衛隊護衛艦に射撃用レーダーを照射し、日中関係の緊張がますます高まっている。日中の艦艇は東シナ海の尖閣諸島周辺で今もにらみ合っていて、いつ、何が起きてもフシギじゃない状態だ。
そんな最中のきのう(6日)、ケビン・メア元国務省日本部長が都内で講演して尖閣問題について持論を展開した。沖縄県民を“ゆすりの名人”と侮辱し更迭されたアノ外交官である。
メアは挑発行為を続ける中国の目的を「東シナ海、南シナ海の覇権を握ること。沖縄諸島も狙っている」と分析。「日本人は米軍が日本を守ってくれると考えているようだが、それは誤解だ。日米安保は在日米軍と自衛隊がともに防衛にあたると定めている」と強調した。そのうえで、「日本は11年ぶりに防衛予算を増額するけど、まだまだ低い」「今はかろうじて中国軍に競り勝つだろうが、せめて防衛予算をGDP比1%以上にしないと、10年後、20年後は分からない」と断言したのだ。つまり「日本は自分で自分を守れ」「そのために防衛予算を増やせ」というわけだ。
「米国が日本に防衛予算アップを突きつける狙いは、米国内ではまかないきれなくなった米軍需産業の兵器購入費を、日本に肩代わりしてもらいたいからでしょう。1機100億円もする殺人ヘリのオスプレイがいい例です。2月の訪米で安倍首相はさらなる防衛費の増額を確約させられると思います」(永田町関係者)
閣議決定した来年度予算で約30億円を計上して導入を決めた水陸両用車「AAV7」もそう。専守防衛の自衛隊に上陸目的の水陸両用車は本来不要のはず。しかも、それがポンコツ兵器だというから、米国の言いなりで買わされたようなものだ。
「米軍はすでに水中速度47キロの水陸両用車『EFV』を開発していますが、古い『AAV7』はたったの13キロしか出ません。中国の05式水陸両用車でも20キロです。接岸前に迫撃砲で簡単にやられてしまいます」(軍事ジャーナリストの世良光弘氏)
米国はほかにも、最終的に1機130億〜150億円になるとされるF35戦闘機、1台5億円前後の兵員輸送車「ストライカー」を売りつけようと虎視眈(たん)々(たん)と狙っているという。
そう考えると、今月下旬にも予定される訪米前に一気に高まった緊迫ムードは、まるで米中共同の“演出”にすら見えてくるのだ。
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