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2013年02月07日 「ジャーナリスト同盟」通信
<乾燥列島>
立春も過ぎた。山河に春の気配が届いている。しかし、人間によって破壊されている地球は、気象庁の予報を容易に狂わせる。2月6日に首都圏は大雪・積雪注意報が出たが、大きくはずれた。お陰で房総半島から夜間、帰宅することが出来た。それまでは、よく乾燥した列島である。何から何まで列島は、干からびているように思えた。政治も経済も。円安の副作用として、ガソリン・灯油が値上がり、庶民の懐を直撃している。人心も乾燥している。マッチ1本で列島が燃え盛らなければいいのだが。
<54基の原発を守れない>
財閥・CIAに後押しされている政権は、気が狂ったように必死で平和の旗を引きずり降ろそうとしている。乾燥列島の主人公である。武器弾薬で身を固めるという手口は、既に経験して300万人の日本人の命を奪っている。それどころか近隣の人々の命は、その数倍以上である。
そして「2度と戦争はしません」と国際公約した日本人、その日本国憲法に服従しなければならない政治家と官僚である。崇高な理想に向かって立ち上がったはずなのだが、その約束を自らぶち壊そうと懸命な安倍政権に困惑するばかりだ。
心が干からびている証拠である。そんな日本に屈してなるものか、と対岸の国と人民は結束して立ち向かってきて、緊張は高まるばかりだ。友好の40年目に友好をぶち壊した日本政府を、ジャーナリズムはけん制も出来ない有り様である。
彼らは、54基の原子力発電所を建設したことを忘れている。窮鼠猫をかむという。生死の局面になると、理性など通用しなくなる。それが戦争人間である。
54基の原発を守れる国や国民など存在しない。
<戦争は出来ない日本>
日本は戦争が出来ない国である。いかに財閥とCIAが日本を軍国主義に再編成しても、戦争はできない。戦前と違って今日では、ピンポイントで標的を狙うことが出来る。原発を数発攻撃すれば、それだけで日本の息の根を止めることが出来る。
50キロ、100キロ圏の日本人は、被曝して身動きできなくなるだろう。地獄さながらの列島である。中曽根や石原ら極右の人間は、原発から取り出せるプルトニウムで核兵器を保有すれば?と考えているようだが、まともな精神の人間にとって彼らは悪魔だ。
そんなことより54基原発の廃炉に50年、100年以上かけて、この生き地獄から抜け出せる方途を考えなければならない日本なのである。
核は兵器だろうが原発だろうが、悪魔である。地球から排除しなければ、生き物は生き残れない。
<雅楽は朝鮮王朝>
横道にそれるが、韓国の朝鮮王朝時代の映画は、日本人に日本起源について多くの示唆を与えてくれる。日本書紀などで洗脳されてきた日本史・皇国史観の間違いを指摘する。天皇家が朝鮮からの渡来人によって形成されてきたことは、もはや疑いの余地はないだろう。
旧内務官僚の自民党参院議員が筆者に断言したのは、いまから30年前だが、当時は全く理解できなかったが、現在は納得できる。
最近の朝鮮王朝映画では、宮内庁の雅楽が皇室独特の音楽を思いこまされてきたのだが、実は朝鮮王朝の音楽でもあった。皇室の伝統を、やたら強調する極右政治屋は、韓国人と朝鮮人と兄弟のように仲良くすべきだろう。彼らの言い分に耳を傾けねばなるまい。
天皇制国家主義の復活など時代錯誤も甚だしい。
<よく燃えた伐採木>
埴生の宿で久しぶりに焚火をした。というのも、伐採した木の枝が山のように積んでおいたからだ。気になっていたので、少しだけ燃やそうと思い立ってマッチ1本擦った。
実に、よく燃える。メラメラと太い枝も焼き尽くす。とうとうほとんどの木を燃やすことが出来た。乾燥のお陰である。だが、人の心まで乾燥してしまうと、列島は極右・国粋主義の餌食にされてしまう。
湿った空気を送り込んで、生気を取り戻す必要がある。財閥とCIAを監視する市民でありたい。
<首都圏民は北風注意>
乾燥列島で気になることは、インフルエンザばかりではない。医学知識のある友人は「北風に注意を」と警鐘を鳴らしている。正しくは、首都圏民は特に北風の脅威を軽視してはならない、というのだ。
現に彼は、北風の吹く日は出来るだけ外出しない。どうしても、という時はマスクをつける。「秋葉原によく通っていたが、最近は行かない。あそこは線量が高いから」と意外なことも口にした。
3・11直後には、こうした気配りをする市民は少なくなかった。だが、現在は風邪予防や風邪引きの者しかマスクをつけない。筆者もすっかり覚悟を決めて、そうした対応をしないで過ごしてきた。「放射能に勝てない」と諦めてしまったのだ。
<忘れるな!放射能病の恐怖>
だから「放射能病に注意を怠ってはならない」と厳しく忠告を受けた。それというのも、この半年余り急に咳こむ者が身近に現れたのだ。最初は風邪だと思い、耳鼻咽喉科で治療を受けていた。一向に直らない。内科医に切り替えた。喘息ではないか、という診断だ。それでも効果がない。結局、大病院での精密検査を受けることになった。肺がんの可能性も出てきた。怖い。
放射能を浴びて甲状腺がんが多発することは、チェルノブイリやスリーマイルで判明している。素人はこれぐらいだが、友人は「真っ先に目・鼻・口がやられる。体力のない者・免疫力の少ない者は、呼吸器や消化器をやられる。甲状腺だけではない。ありとあらゆる弱い部分に障害が起きる」というのだ。
「治療法はない。医師はストレスがたまったため、とかいい加減な理由をつけている」というのである。放射能病に手も足も出ない医療現場なのだという。確かに理屈だ。
外部被曝よりも内部被曝が致命的である。どうするか。少しでも体の外に吐き出すしか方法はない。
「自分は鼻血が出た。いまは乳製品・発酵食品を取るようにしている」というのだ。医学知識の豊富な人間は常人と異なる。
東電は既に3兆2000億円の血税を懐に入れている。原発を破壊するという重大な過失事件を引き起こしているというのに、それでも罪に問われない。ここへきて住民の刑事告訴に対して、検察がようやく重い腰を上げた。
ところがNHKなどマスコミは、必ず「専門家は罪に問えない、とコメントしている」とわざわざ水をかける報道をする。その専門家が誰かを明かさない。原子力ムラの関係者だからであろう。悪辣である。
乾燥列島を象徴しているマスコミと東電と捜査当局である。
2013年2月7日7時45分記
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