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「泣く場面ばかりが紹介されるのは、谷垣禎一・前自民党総裁と同じ」と嘆くのは民主党の中堅議員の一人だ。もちろん、海江田万里代表の話だ。
新代表に就任以来、どうやって党を再生していくのか、発言が注目されることは少なく、最近は新聞やテレビに登場する機会そのものが減ってきている。存在感の薄さを反映して、新聞・テレビの世論調査の中には、民主党に対する政党支持率はいよいよ日本維新の会に抜かれ、第三党に転落した調査結果も出始めている。
細野豪志民主党幹事長は、先の衆院選惨敗のお詫びも込めて、全国行脚を続けており、行く先々で「厳しい状況から党を立て直したい」と繰り返している。さらに二月二十四日に党大会を開いて、参院選に向けた態勢を整えるという。だが、党内の意気はまるで上がっていないのが実情だ。
参院選の勝敗を握るのは、全国に三十一ある「一人区」の行方。自民党に再度、対抗するには他野党との選挙協力がカギとなる。海江田代表は「選挙協力の枠組みをつくる必要がある」と話すが、日本維新の会やみんなの党からは、ほとんど無視されている。このため、「海江田氏はたもとを分かった小沢一郎氏ともう一度、よりを戻したいと考えているのでは」と見る声が党内でも強い。
だが、一方では「仮にそうなったら、党は本当に分裂する」とベテラン議員はいう。そもそも次の党大会で初めて党の綱領を決定するということ自体、政党としてこなすべきことをしてこなかったツケでもある。八方ふさがり。何から手をつけていいのかわからない状況の中で、通常国会が始まる。
リベラルタイム3月号 confidential
2013年2月4日 リベラルタイム
http://seiji.yahoo.co.jp/column/article/detail/20130204-03-1201.html
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