http://www.asyura2.com/13/senkyo143/msg/410.html
Tweet |
http://31634308.at.webry.info/201302/article_1.html
2013/02/01 21:38 かっちの言い分
最近、民主党の野田元首相時代のときと較べて、中国政府報道での日本批判が少なくなっていると感じている。野田元首相も米国に言われっぱなしであったが、その民主党の時より米国べったりの中国の感情を逆なでする安倍政権について、どうも中国側が敢えて自制しているように感じでいる。野田政権の時は、事ある度に中国の報道官が噛みついていた。最近、安倍首相が、かなり中国側にとってきわどい話をしているのに、控えていると感じている。その静けさが、逆に不気味に感じられてならない。
今日の各紙の記事を見ていたら、以下の記事のタイトルが上記の懸念を増幅させた。
安倍首相、にじむ対中強硬姿勢=首脳会談触れず、公明は懸念
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013020100878
安倍晋三首相は1日の参院本会議で、中国との関係再構築に意欲を示す一方、領土をめぐる主張では譲歩しない意向を重ねて表明した。また、中国国内の人権状況の改善も要求。首相からにじむ対中強硬姿勢に、日中関係の改善を重視する公明党からは憂慮の声が出ている。
「(沖縄県の)尖閣諸島および海域を安定的に維持管理するための選択肢の一つだ」。首相はみんなの党の水野賢一氏の質問に答え、自民党が衆院選の政権公約の付属文書に盛り込んだ尖閣への公務員常駐について、排除しない意向を明確にした。ノーベル平和賞を受賞した中国の民主活動家で、現在服役中の劉暁波氏については、「釈放されることが望ましい」と語った。
経済面で日中の相互依存が深まっていることなどから、首相は中国との関係を「最も重要な2国間関係の一つ」と位置付けている。ただ、尖閣周辺では中国による領海・領空侵犯が頻発。日本が一方的に歩み寄る形での関係修復では世論の反発を招きかねず、首相は中国への毅然(きぜん)とした態度を前面に出したとみられる。
同日は、先に訪中して首相の親書を習近平共産党総書記に手渡した公明党の山口那津男代表が質問に立ち、習氏との首脳会談を促した。首相は山口氏の訪中を評価し、「戦略的互恵関係の原点に立ち戻って、大局的観点から中国との関係を進めていく」と語ったものの、首脳会談には言及しなかった。
安倍首相は今は慎重にも慎重で、全ての案件について八方美人的な答弁を行っている。それだけに、答弁が空虚に感じる。一体、安倍首相の一番やりたいことは何かと。経済の発展では、あまりに抽象的過ぎる。全ての政権の目標である。別に安倍首相の専売特許ではない。ただ、話すほどに人間の心は騙せないものだ。今日も自衛隊の名称を変えて「国防軍」とすべきだと述べた。この言葉遊びに安倍首相の隠れた真意がある。自衛では安倍氏の考えでは納得いかないのである。上記の思いは、以下の記事に裏付けられている。
尖閣周辺、近づかないよう…米が民間船舶に勧告
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20130201-OYT1T01178.htm?from=main1
【ワシントン=中島健太郎】尖閣諸島(沖縄県石垣市)をめぐる日本と中国の対立が船舶の航行を妨げる可能性があるとして、米運輸省が米国籍の民間船舶などに対し、周辺に近づかないよう勧告していることが1日、明らかとなった。
勧告は1月28日付で、同省のウェブサイトで公開。周辺海域で日本の自衛隊や海上保安庁、中国海軍の艦船などが活動していることを理由に「近づかないことが望ましい」としている。
日本の報道は、尖閣諸島の緊張感をあまり報道していないが、思うに上記の記事のように相当の緊張感に包まれていると思っている。中国海軍の将軍が、日本の巡視船が曳光弾ですら打てば海戦と見なすと、脅しの発言をしている。今はまだ安倍首相の様子をじっと窺っているが、習近平主席の堪忍袋がいつ破れ、どのような圧力を掛けてくるかを注視しなければならない。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK143掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。