http://www.asyura2.com/13/senkyo143/msg/360.html
Tweet |
赤旗政治記者 @akahataseiji
NHKニュースWEB24で女子柔道・暴行事件へのコメントを放映中。バルセロナ五輪銀メダリストの溝口紀子さんによる、全柔連の対応、告発された問題監督に対する意見が鋭い。溝口さんは明日付赤旗1面でもコメントしている。(津)
---------------------------------------------
深く知りたい「柔道日本代表で“暴力”指導」
深く知りたい「柔道日本代表で“暴力”指導」 投稿者 gataro-clone
ゲストはバルセロナ五輪柔道で銀メダルを獲り、フランス代表チームでコーチを務めたこともある静岡文化芸術大学准教授の溝口紀子さんとスポーツ評論家の玉木正之さん。
「スポーツは、闘いを非暴力で行うためにルール化されたもの。いかなる暴力もあってはならない」というお二人に話を伺いました。
==============================================
【関連記事】
「しんぶん赤旗」 2013年1月31日(木)
柔道女子代表監督暴行問題/日本のスポーツ界への告発
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2013-01-31/2013013101_03_1.html
混乱招く甘い処分/静岡文化芸術大学准教授 バルセロナ五輪銀メダリスト 溝口紀子さん
「しんぶん赤旗」 2013年1月31日 日刊紙 1面
園田監督への処分は甘いと感じます。
全柔連は戒告処分という形で続投させました。いわばイエローカード(警告)です。でも、選手たちはレッドカード(退場)を求めて、JOCに告発したはずです。
監督との信頼関係がないなかで園田監督を続投きせても、現場は混乱するだけです。これでは全柔連自身が選手からの債頼を失ってしまいます。
私がフランス代表のコーチをつとめていた2004年のアテネ五輪で、韓国の監督が公衆の面前で選手を殴りました。その監督は解任されました。
これが世界の常識です。フランスでは、指導者が暴力をふるえば刑事事件になり、指導者の資格を失います。人権意識を欠いた暴力監督は、辞任するのがあたり前です。
日本の柔道界には、体罰を容認する文化が根強く残っています。園田監督は私とほぼ同世代。厳しい大学柔道部のなかで鉄拳をふるわれながら、選手時代を過ごしました。
もともと、日本では指導者に「はい!」と返事することが美徳とされていますが、フランスでは「ノン!(いいえ)」と言える土壌があります。選手とコーチによる双方向で対等な人間関係が、確立されているのです。
柔道に限らず、日本のスポーツ界では長らく体罰が容認されてきました。スポーツの民主化が遅れている現状を改めるために、彼女たちの勇気と決意をむだにしてはいけません。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK143掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。