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アルジェリア人質事件は英仏の謀略か (陽光堂主人の読書日記) 
http://www.asyura2.com/13/senkyo143/msg/320.html
投稿者 笑坊 日時 2013 年 1 月 30 日 11:13:53: EaaOcpw/cGfrA
 

http://yokodo999.blog104.fc2.com/blog-entry-877.html
2013-01-30  陽光堂主人の読書日記

 アルジェリア人質事件では現地大使館の失態が問題とされず、岸田外務大臣らが成田空港に到着した犠牲者の遺に献花するといったパフォーマンスをしたお陰なのか、安倍政権は却って評価を上げています。これが野田政権下の出来事だったら無茶苦茶叩かれたはずで、マスコミは露骨に政権に擦り寄っています。

 イギリスのBP(ブリティッシュ・ペトロリアム)のプロジェクトでありながら、日揮の社員ら日本人犠牲者が最も多いという異常事態で、事件の発端を作ったフランスも犠牲者は僅か1人です。英仏の当局者は襲撃をキャッチしていたにも拘らず、我国に知らせなかったのではないかという疑惑が生じています。

 この不透明な経緯を含め、マスコミは事件の真相を追及しなければなりません。当然、政府の責任も問われることになります。本来なら政権が吹っ飛んでも可笑しくない事件なのですが、国内では事件のことなど忘れてバラマキ予算で沸き返っているのですから、この国も終わっています。

 日揮は名門企業ですが、それだけに政官と癒着していて、国後島の日露友好の家(通称「ムネオハウス」)に関する事件でも逮捕者を出しています。鈴木宗男氏によれば、日揮の依頼を受けて地元企業を紹介した秘書も罪に問われてしまい、その裏には外務省がいたそうです。

 現地大使館や外務省の失態を追及すると、こうした日揮との関係も明らかになってしまうので、政府もマスコミも事件をお涙頂戴式の演出で蓋をするつもりのようです。(犠牲になった人たちを非難しているわけではなく、彼らには何の罪もありません)

 今回の事件の背景にはウラン権益が存在しています。マスコミはこの点に関しても言及を避けており、原発関連の報道は相変わらずタブーとなっているようです。「櫻井ジャーナル」は、本日付でこう報じています。(http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201301300000/)

   マリに軍事介入したフランスはニジェールに特殊部隊を送り込んだというが、これはアレバが持つウラニウム利権を守るためで、人権や生命を尊重してのことではない

 マリに軍事介入したフランスは、特殊部隊をニジェールへ送り込んだという。アルジェリアの天然ガス関連施設を襲撃した武装グループはニジェールから入ったと言われているが、そうした事情から特殊部隊が向かったのではなく、ニジェールにあるフランスの利権を守るためのようだ。フランスの国有会社、アレバは40年にわたり、ニジェールでウラニウムを掘り続けてきたのだが、最近は中国やインドが食い込んでいた。ここでも「西側」とBRICSの戦いがある。

 アメリカのジョージ・W・ブッシュ政権は2003年にイラクを先制攻撃した。この攻撃を正当化するため、イラクのサダム・フセインがニジェールからイエローケーキ(ウラン精鉱)を購入して核兵器を作ろうとしているとする話が流されている。それだけニジェールはウラニウム資源が豊富だということだ。

 なお、この情報はジョセフ・ウィルソン元駐ガボン大使がCIAの依頼で調査、その情報が正しくないことを確認、CIAに報告している。IAEAも同じ結論に達していたが、そうした調査結果を無視してブッシュ大統領はフセインがアフリカから相当量のウランを入手しようとしていると発言、軍事侵攻に突き進んでいる。

 その後、ウィルソンはニューヨーク・タイムズ紙で事実関係を明らかにしたのだが、その8日後にコラムニストのロバート・ノバクは、ウィルソンの妻であるバレリー・ウィルソンがCIAの非公然オフィサーだと明らかにしている。

 資源の開発には環境破壊がつきものだが、ウラニウムの場合は特に深刻。ニジェールでは採掘のために40年間で2700億リットルの水を使って井戸を枯らし、現場に近い地域では飲料水が放射性物質で汚染されてしまった。大気の汚染も深刻で、呼吸器系の病気による死亡率は通常の2倍程度になっている。当然、大地も汚染されている。

 住民は教育を受けられる環境になく、アレバが住民に正確な情報を提供しないことも被害を深刻にしている一因。住民側は報復を恐れ、自分たちの状況を伝えることができないともいう。アレバが住民のことを考えているとは思えない。人権や命が大切だとは考えていない。

 日本の「エリート」たちが再稼働を目論む原子力発電所。この発電方法は社会的な弱者が犠牲になることで成り立っているわけだが、ニジェールではさらに深刻な状況のようである。そうした状況を作り出したアレバの利権を守るために戦うフランス軍。マリであろうと、アルジェリアであろうと、リビアであろうと、シリアであろうと、人の権利や生命を守るためにフランスが軍事介入したわけではない。  (下線は引用者による)

 アルジェリアで事件を引き起こした武装勢力は、フランスがウラン権益を押さえているニジェールから来たそうです。フランスは隣国マリの紛争に軍事介入していますが、全てはウラン権益を守るためなのです。マリの紛争に対しては、イギリスも協力するそうです。

 どうやらマリやニジェールの鉱物資源を巡って各国間で争いが起きており、それがアルジェリアまで飛び火したようです。英仏は武装勢力の襲撃を知りながら、軍事介入を正当化するために敢えて放置した疑いがあります。テロ対策を名目として大々的に軍事介入することができるからです。

 一番割りを食ったのは我国ですが、英仏にすれば「日本も権益を持っているのだから協力しろ」ということなのでしょう。どこの国でも資源確保のためには犠牲も厭いませんから、我国政府がどこまで知っていて、裏でどういう遣り取りがなされたかが問題です。

 安倍は「人命重視」の方針で臨むよう要請しましたが、アルジェリア政府に一蹴されました。パフオーマンスの疑いもありますが、対テロ戦争には普段から積極姿勢ですから、本当に知らされていなかったのでしょう。経産省も何も使んでいなかったとしたら、お粗末極まりない話です。

 この地域のウラン権益についてマスコミは報道しませんから、国民の大半は、日揮の社員らは不運にもテロ攻撃に巻き込まれたと考えています。しかし裏では、利権を巡って陰謀が渦巻いているのです。

 アルカイダはCIAのコントロール下にあると言われていますが、当初はそうであっても、今でも当て嵌まるかどうかは不明です。昨年9月、リビアの米国大使館が襲撃されて大使が死亡していますが、アルカイダが関与したという報道もあります。

 アルカイダは、イスラエルには手を出さないそうです。ということは、実際にはモサド辺りがコントロールしていると見られます。百鬼夜行の世界で、お目出度い日本人には歯が立ちそうもありまん。

 

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コメント
 
01. 2013年1月30日 11:38:38 : 0UGsXkUSW6
どーでもいいけど「我国」「我国」と連発するのはかんべんしてくれよ。
「我国」なんてねーよ。ばか。あるのは「日本」という名称の国だけだ。その日本国は弱者を食い物にして成り立っている。こんなものが「我国」であるわけねえだろ。ばか。

02. 2013年1月30日 12:48:33 : lsBPqpLmSA
 IWJの2013/01/23 内藤正典氏(同志社大教授)インタビューが興味深かったです。
 動画はIWJの会員用しかなさそうです・・・・
 皆さんに視聴して欲しい内容でした。

 参考に
     http://togetter.com/li/441998


  

 


03. 2013年1月30日 12:57:09 : j21OLYLZjE
>アルカイダはCIA のコントロール下にあると言われていますが、当初はそうであっても、今でも当て嵌まるどうか不明です。
利権、陰謀の単語ばかり言ってるからこうなる。当て嵌まらないに決まっているだろ。
アルカイダはCIA が軍事訓練をした援助した反共産主義アフガンイスラム義勇軍が起源だが
CIA が見捨て今は反米反欧州のイスラム共和国樹立だろ。
オサマビンラディンはスンニ派。各地のネットワーク。
イスラエル自体がテロ軍事国家だからね。
日本を軸に世界が回っていないだけですよ。

04. 2013年1月30日 14:16:31 : Pj82T22SRI

陰謀論者も、何でも資源権益で説明しようとする愚かさに、そろそろ気がついた方が良いだろう

05. 2013年1月30日 14:22:42 : Pj82T22SRI

>>02

同志社の官学連携、プロジェクトだな

私大で、こういうものが走るようになるとは、時代は変わるものだ

http://togetter.com/li/441998
内藤正典・同志社大学大学院教授によるアルジェリア人質事件の背景解説

単に政府とそれに抗う過激派だけの構図では理解できない事件の背景、なぜテロリストが生まれるか、などについて解説
by amneris84
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日本では、90年代の常軌を逸したアルジェリアでの内戦について正確に知っている人はほとんどいないから、マスコミがアルジェリアについて論評するのを聞いていると、ひどく紋切型で「知らないんだろうな」という印象を受ける。
masanorinaito 2013-01-19 03:43:22

アルジェリアは「イスラム過激派のテロと戦ってきましたから武装勢力を許さない」という解説を耳にするが、そういう表現をすると、アルジェリアが親米だったかのように聞こえることだろう。とんでもなくずれているが。
masanorinaito 2013-01-19 03:45:09

中東・イスラーム世界の出来事を断片的にみていると、こういう出鱈目な解説を流しやすい
masanorinaito 2013-01-19 03:49:27

各国首脳の発言をみると、安倍首相のが最も平和的に見えるのは皮肉なことだ。しかし、日本はなぜ救援機を飛ばさない?解放された人たちや負傷された人たちを迎えるために
masanorinaito 2013-01-19 13:07:34

これまで何度も中東で日本人が取り残される事件が起きたが、その度に日本政府は救援機を飛ばさなかった。80年代のイラン・イラク戦争の時には、テヘランで取り残された邦人救出に日本の民間機は飛ばずトルコ航空が救出した。国民国家なら邦人救出は国家の責務。
masanorinaito 2013-01-19 13:20:52

一連の事件、仏軍マリ侵攻からアルジェリア人質事件に関する米国、英国、仏国などの報道をみていると、次第にアルカイダがアフリカに猛威を振るいつつあるから、力で掃討するのは正当だという方向に収斂しつつある。
masanorinaito 2013-01-19 13:32:54

だが、これはアフガニスタンにアメリカとその同盟国が侵攻したときに怒涛のような勢いで流布された反イスラム宣伝とよく似ている。当時も、アルカイダがテロを起こしタリバンは彼らをかくまっているから同様にテロリストであるという理屈でアフガニスタンは攻撃された。
masanorinaito 2013-01-19 13:37:26

アルジェリアの犯行グループをテロリストとするのは妥当としても、マリのイスラム勢力ごと叩き潰すことの正当性がどこにあるのか?フランスは、マリへの軍事介入を正当化するために、介入後に起きた人質事件を引き合いに出している。我々の介入は正当化されたとオランド大統領
masanorinaito 2013-01-19 13:43:03

アフガニスタンのときもそうだったが、マリについてもイスラム勢力の支配がいかに残虐かという記事がフランスのメディアのみならず日本のメディアにも並んでいる。窃盗容疑で手首を切断されたマリ人、朝日朝刊。事実なら報道するのはいい。
masanorinaito 2013-01-19 13:51:46

だが、住民の支持がないとイスラム勢力の統治が広まるはずはない。人々がなぜイスラム勢力を支持したのかー欧米や日本のメディアは報じない。イスラムを名乗る勢力を殲滅することは西欧的価値の優位を維持するために許されるというなら、世界は再び9.11の悲劇を繰り返すことになる
masanorinaito 2013-01-19 13:57:44

犠牲者の少ないことを祈るのみ。日本人であろうと、なかろうと
masanorinaito 2013-01-20 03:17:31

2011年に始まった中東での民主化運動、チュニジアやエジプト、リビアで激しかったが、アルジェリアには波及しなかった。2012年にはアルジェリアで総選挙があったが、1960年代からずっと与党の座にあるFLN(国家救済戦線)が勝利。
masanorinaito 2013-01-20 03:21:17

その時も、どうしてアルジェリアでは「アラブの春」が起きないのかと、ずいぶん議論になった。結論的に言えば、1.90年代の内戦があまりに凄惨な殺し合いであり、その鮮烈な記憶が残る人びとは体制変革が再び殺戮をもたらすと危惧した、2.石油とガスの収入を公務員や中流層に還元した
masanorinaito 2013-01-20 03:23:43

いわば一方で「飴」を与え、他方で、「恐怖の記憶」を操ることで、ブーテフリカの政権は、隣国での市民運動のうねりを抑え込むことに成功した。この無言の弾圧は、当初、シリアのアサド政権も同じことを考えていたはずである。
masanorinaito 2013-01-20 03:25:34

しかし、シリアの市民は、南部のダラアという町で起きた治安機関による子どもの殺害に憤りの声をあげ、それが燎原の火のごとく広がって、今日の惨状に至った。
masanorinaito 2013-01-20 03:26:43

アルジェリア政府にしてみれば、今回のオペレーションを国際世論が称賛してくれると期待していることだろう。90年代の泥沼の内戦を制したこと自体、政権にとっては、「イスラム過激派テロ組織」の芽を早くも90年代初頭に摘み取った功績だった。
masanorinaito 2013-01-20 03:28:50

9/11が起きた2001年より前にアルジェリアはすべて知っていたのだと。イスラム主義者の台頭はテロをよぶと。しかし、論理的にも、事実の点からも、これは誤りである。冷戦の崩壊で、ソ連のタガが外れたアルジェリアでも、複数政党制への移行を可能にする選挙をした。
masanorinaito 2013-01-20 03:31:05

90年代のはじめ、地方選挙に続いて総選挙を実施したら、イスラム主義者のFIS(イスラム救済戦線)が勝利した。それをFLN(国家救済戦線)が軍の力を頼りに潰した。フランスは暗黙のゴーサインを与えた。国際社会は、この理不尽な弾圧を非難しなかった。
masanorinaito 2013-01-20 03:33:00

その結果が、悲惨な内戦となったのである。イスラム主義者の側も、政治闘争では軍に勝てないから、地下に潜伏して激しい武装闘争を展開した。市民を標的にする殺し合いが、軍部、過激化したイスラム武装勢力の双方によって続いた。FLNの政権は、治安に絶対的な力をもつ軍にあやつられてきた。
masanorinaito 2013-01-20 03:34:56

その結果としてのアルジェリア政府と、その軍が、今回の人質事件の当事者なのである。武装勢力に対して、どう対処するか、それは事件が起きたときから明白だった。この種の事件について、私には、フランス政府が知らなかったとは思えない。
masanorinaito 2013-01-20 03:36:54

英国のキャメロン首相が「事前に情報がなかった」と不快感を示したことも、もちろん額面通りに受け取れない(英と仏はともに中東・アフリカを分割してきた植民地統治の主役である)が、英国が知らなくても、フランスは知っていなければいけないのである。
masanorinaito 2013-01-20 03:38:47

それでこそ、植民地支配を恬として恥じない大国の面目躍如である。
masanorinaito 2013-01-20 03:39:04

かつて、こういう明確な政治的意図をもって政権を攻撃する勢力は、「反政府ゲリラ」とよばれてきた。いまや、だれもゲリラと呼ばず、「テロリスト」と呼ぶ。違和感がある。ある人物や集団が「テロリスト」と規定されたら最後、誰も、それに逆らうことはできないかのように殲滅される。
masanorinaito 2013-01-20 03:42:46

テロリストを殲滅するのは一向にかまわないが、問題は、彼らが本当にテロリストなのかどうか、である。むろん、ガス田で人質となった人たちにとって、彼らがテロリストであったことに疑いの余地はない。
masanorinaito 2013-01-20 03:44:22

しかし、そのことと、テロリストを育てたのがアルジェリア政権と軍部の残虐な対応だったこととは無関係ではない。90年代以来、政権と軍が、イスラムを掲げて世直しを計ったFISを、市民の支持によって選ばれたFIS(イスラム救済戦線)を、残酷に力で壊滅させなければ、
masanorinaito 2013-01-20 03:45:42
Content from Twitter

マグレブのアル・カイダをはじめ、さまざまな名前が取りざたされる「テロ組織」は、アルジェリアでは活動できなかったのである。
masanorinaito 2013-01-20 03:46:27

イスラム主義というのは、イスラムに従って世直しをして、イスラムに基づく統治をしようとする政治運動である。市民の多数がそれを望むなら、そうなるだけのことである。
masanorinaito 2013-01-20 03:48:57

何か、とてつもなく邪悪な政治思想であるかのように思われるのは、アメリカやフランスなどの欧米諸国にとって、都合の悪いからにすぎない。国家としての米国や仏にとってだけではない。すでに信仰を捨ててしまった世俗主義者にとっても、神と共に生きるムスリムは、はなはだ目障りな存在なのである。
masanorinaito 2013-01-20 03:50:03

それはそうだろう。欧米では、「神」など居場所を失っている。人間は、なんでも「理性」に従って行動するのがよいとされる。他方、ムスリム(イスラム教徒)は、決して「神の下した規範」を乗り越えることはできない。むろん、「戒律」を破るムスリムならいくらでもいる。
masanorinaito 2013-01-20 03:51:59

しかし、そのことを、どうとらえるかは信徒にゆだねられている。そして、彼らは、やはりどこかで、「神の示した正しい道」へと回帰していく。1980年代以降のイスラム復興の潮流というものは、西欧の真似をしてつくった国家の中で生きるイスラム教徒の「生きにくさ」を反映したものだったのである。
masanorinaito 2013-01-20 03:53:29

「信仰を捨てて欧米の民主主義国家のようになれば可愛がってやろうじゃないか」アメリカもフランスも、実に自分勝手に、ムスリムの諸国家に、そう言い続けてきた。ムスリムの国でも、アメリカ風になったり、フランス風になった人は数多い。だが、やっぱり、それは違うんじゃないか、と思う人が増えた
masanorinaito 2013-01-20 03:55:26

その帰結を、今、私たちはエジプトやチュニジアでのイスラム政党の伸長のなかに見ている。西欧風の国家をつくることにかけては先端を行ってきたトルコでさえ、いまや、「西欧思想に追いつかなければ進歩にならないんだ」という西欧追随をやめてしまった。
masanorinaito 2013-01-20 03:57:43

だが、こういう現象は、ムスリム諸国が自分で選択したとは限らない。いいようにアメリカに利用され、いいようにフランスに支配され、いいようにEUにあしらわれたことによって、中東諸国の人々は、少しずつ、ムスリムとしての自覚を新たにしたのである。
masanorinaito 2013-01-20 03:59:09

いま、勤務先の同志社大学で、資源・エネルギー・インフラ工学と宗教間の共生、人間の安全保障、開発とガバナンス、紛争抑止、平和構築といったグローバル・スタディーズの両方を学ぶ修士+博士の一環プログラムを準備している。
masanorinaito 2013-01-20 04:04:01

今回の事件をみていて、日本人(留学生も)学生に、自分の専攻だけでなく、サブ・メジャーとして、理系の学生には「今の世界で起きていることを分析・判断するための能力」を、文系の学生には、資源工学やエネルギー工学の基礎を修得してもらうプログラムの充実を図ろうと決めた。
masanorinaito 2013-01-20 04:06:22

エンジニアとして世界のどこにいても、その国の言語がわからなくても、何が起きそうなのか、リスクをどう判断するのか、を学んでおくことは無駄にはならないと思う。
masanorinaito 2013-01-20 04:08:16

同志社大学の博士課程プログラムでは、なかなか関西以外の地域からは学生さんが集まらない。むしろ、アフガニスタンやトルコから問い合わせが来る。しかし、東京の学生さんにもぜひ来てほしい。
masanorinaito 2013-01-20 04:09:21

基幹となる大学院は、グローバル・スタディーズ研究科と理工学研究科。リーディング大学院の名称は、「グローバル・リソース・マネジメント」
masanorinaito 2013-01-20 04:10:29

西洋中心主義で世界をとらえることに疑問を感じて研究をつづけたい方がおられましたら、ぜひ、出願してください。大学院に入学してからでないと、この博士課程のリーディング・プログラムには参加できません。
masanorinaito 2013-01-20 04:12:15

この大学院プログラムに採用されますと、修士2年から博士課程の3年間は研究奨励金として月額20万(修士2年生は15万円)を支給します。いまは大学院でなら東大、京大、一橋などに入りやすい時代ですから、同志社の大学院に他大学から来られる方は多くありません。
masanorinaito 2013-01-20 04:15:45

しかし、紛争の抑止や平和構築と、電力・水・道路などのインフラ工学を両方学ぶという、一見、破天荒な大学院で博士号を取って、世界の今と向き合う若い学徒を迎えたいのです。東大や京大には、できないプログラムです。
masanorinaito 2013-01-20 04:17:37

パレスチナのガザ地区とアフガニスタンは、重点的にこの大学院プログラムでとりあげていきます。アフリカ諸地域との協力も。
masanorinaito 2013-01-20 04:20:45


06. 2013年1月30日 16:05:04 : JZ3J0fnQLo
>>05
>プログラムの充実
まず高校教育で世界史と日本史の歴史を学ぶことが大切と思う。
近代の成り立ちを中心として全体の特徴や流れ。
古代史は面白いが時間配分の比重を低くしてもよいのでないか。
素養として物理や歴史は大切と思える。

>人間はなんでも「理性」にしたがって行動するのがよいとされる
ギリシャからイスラムへの文化の継承は実験などの科学的な発展があった。
文化的に遅れた中世欧州はイスラムからの文化にキリスト教の神が世界の設計者たる理性神としての思想が加わった。近代合理主義であり近代科学の成立である。
近代経済学は後に、設計者の神のシステムが形骸化した新自由主義を生んだ。
この過程は日本の文明開化では伝わらず実学の富国強兵が主流であった。
科学は日本の風土で理科になった。
もう一度、近代の成立を学ぶ必要性を感じる。


07. 2013年1月30日 17:54:29 : mMDVGwujiY
×お目出度い日本人には
○お目出度い私には

08. 2013年1月30日 18:20:45 : a1iNOS3XDA
日本人の危機管理意識は海外では、チンパンジー以下である。

日本に、CIAやKGB,MI、モサド、、、なみの諜報機関が充実されていたら、アルジェリアの犠牲者はほとんど、救出されていたであろう。

売国、政府、マスコミは万死に値する。テロリストが悪であると言う、錯覚から開放

されねばならない。


09. 2013年1月30日 19:07:28 : 2ZaJ2tkHVI
>09
情報収集諜報活動は大切だが
攻撃目標とされたら全ては防げない。
特に自爆テロは防げない。

10. 2013年1月30日 19:15:46 : 2ZaJ2tkHVI
>09
>09でなく
> 08さんへ

11. 2013年1月30日 22:41:38 : qon4Nnuetw

 >日本に、CIAやKGB,MI、モサド、、、なみの諜報機関が充実されていたら
 >アルジェリアの犠牲者はほとんど、救出されていたであろう。


 ときどき こういうバカが現れるので 注意が必要だよね!!

 そもそも CIAやモサドが 優秀なら こんなテロは 起きないだろう
 どんなに 頑張ってインテリジェンスを頑張っても テロの阻止はできない

 むしろ CIAやフランスが 意図的に起こしたインチキ・テロだと
 日本人が餌食になる

 さてさて どうやって防ぐのかね〜〜 テロは??
 


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