http://www.asyura2.com/13/senkyo143/msg/236.html
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制度の導入の際、細川内閣は「将来的に企業団体献金を禁止する」「五年後に交付金総額を見直す」と説明した。
いまや、まったく、そんな約束ごとはすっかり反故にされ、日本共産党をのぞく諸党が政党助成金も企業献金も、遠慮無く受け取っている。とくに自民党は厚かましい。
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http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2013-01-27/2013012701_06_1.html
「しんぶん赤旗」 2013年1月27日(日)
ゼネコン献金6年間/建設族佐藤氏に1.4億円/大型公共事業推進の自民参院議員
元国土交通事務次官で今年の参院選比例区で再選をめざしている自民党の佐藤信秋(のぶあき)参院議員の資金管理団体と、代表を務める政党支部が、2006〜11年の6年間で、ゼネコン(総合建設業者)をはじめ建設関連企業、団体などから少なく見積もって1億4000万円もの巨額資金を集めていたことが本紙の調べでわかりました。
佐藤氏は、07年の参院選で、元建設省河川局長の岩井國臣参院議員からバトンを受け継ぎ、自民党の比例名簿9位で初当選。同党の国土交通部会の部会長代理や、政務調査会副会長(国土交通担当)などを務めています。
国交省を退官した06年7月に資金管理団体「佐藤信秋後援会」、翌8月にみずから支部長を務める「自民党東京都参議院比例区第五十五支部」をそれぞれ設立、07年の参院選に備えました。
政治資金収支報告書によると、「第五十五支部」は、アイサワ工業などの建設業者をはじめ、全国測量設計業協会連合会、栃木県建設業協会政治連盟、自民党新潟県建設産業支部といった建設関係の業界団体、政治団体、党支部から幅広く献金を集めています。
さらに、佐藤信秋後援会は、引退する国交省の先輩議員、岩井氏の後援会から2000万円(06年)、岩井氏が支部長だった「自民党東京都参議院比例区第九十八支部」から4000万円(07年)の献金を継承したほか、自民党東京都建設支部、コンサルティングエンジニア連盟などから献金を受け取っています。
両団体で06〜11年の6年間で受け取った、これらゼネコン・建設関連献金は、収支報告書に献金者名が記載されているだけで1億4023万円にのぼりました。
しかし、「第五十五支部」が受け取った企業・団体献金のうち、5万円以下で政治資金規正法上、企業・団体名を記載しなくてもいい献金の合計は、5200万円以上もあります。佐藤信秋後援会が06年に開いた「励ます会」名目の資金集めパーティーは、約8400万円ものカネを一夜で集めました。同法にもとづき、20万円以上のパーティー券購入者として名前が記載されていたのは、大成建設、大日本土木、岩手県建設産業政治連盟など12団体、488万円のみです。
収支報告書に名前は出てきませんが、5万円以下の献金、20万円以下のパー券購入もその多くがゼネコン、建設関係とみられ、ゼネコン、建設関係の資金提供は2億円を超えることが予想されます。
佐藤氏は、10年間で200兆円の公共投資を主張する国土強靭(きょうじん)化総合調査会(二階俊博会長)の副会長でもあり、大型公共事業ばらまきの“旗振り役”です。
国交省幹部ら300人 すべて「会社員」/06年報告書に虚偽記載前科
佐藤信秋後援会の06年の政治資金収支報告書では、国土交通省幹部やОBら約300人から献金を受けながら、「会社員」と記載していたことが、07年9月、問題になったことがあります。
収支報告書によると、同省の道路局長、河川局長を含む現職幹部や、水門工事談合に関与した元同省技監、同省外郭団体理事長に天下りしたОBらの名前がありますが、職業はすべて「会社員」となっていました。
個人名での寄付は計340人で、総額2927万円。同議員の事務所は、9割程度は同省ОBだと認めていました。
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