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2013/1/27 晴耕雨読
生活の党が民主党と連携するという噂が出ている。
これに対する細野幹事長の言。
「もし、小沢氏が民主党に戻るなら、民主党は再分裂」と牽制。
しかし、それが小沢氏の狙い。
小沢反対派を追い出し、一から党を立て直すしか方法はない。
そうしなくても民主党は次の参院選で壊滅的敗北を期し、消滅する。
もし桜宮高校が橋下氏の要請に従わず、入試を強行したら、橋下氏は大阪市長を辞職し、その是非を争点に再選挙するつもりだったという。
それにしても、どうしてこうなるのだろう。
こういうことばかりやっていると、ますます橋下氏に日本を託せなくなる。
リスクが大きすぎると思う人が増えるからである。
落選の藤村前官房長官の語るところによると、年内解散を決めた理由は、維新の体制が整う前にやるということだけ。
計算も戦略もない。
自民には負けるとわかっていたが、おそらくこんなにボロ負けするとは思っていなかったのだろう。
解散時の民主党首脳の罪は万死に値する。
野党の態も成していない。
一票の格差は09年衆院選は2・30倍、10年参院選は5倍、昨年末の衆院選は2・42倍。
最高裁は違憲状態という判決。
1月15日の札幌高裁を皮切りに、各地で審理がはじまる。
提訴後百日以内に判決を出すのがルール。
選挙無効の判決が出る可能性がある。
そうなると、夏に衆参ダブル選挙か!?自民党は軽減税率なしで消費増税を強行する構え。
官僚のお年玉のような復興増税に消費増税、電気代値上げ、ガソリン代値上げなど、そのすべてが一挙に来るのに目をつぶり、個別にしか論じない。
これほどの国民負担を押し付けて、景気がよくなるはずはない。
安倍政権は本当にその責任がとれるのか。
「週刊ポスト」2/1によると、復興予算の流用を大きく報じたNHKで、今年からスタートした『八重の桜』のキャンペーン費用は、国交省の復興予算(復興調整費3・4億円)から出ているという。
被災地の復興資金19兆円もかなり水増しされ、当面の復興資金は6兆円くらいで十分という指摘もある。
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もう内幕をバクロした 藤村前官房長官のどうしようもない軽さ (日刊ゲンダイ)
謎の解散も「出たとこ勝負」が真相
毎日新聞が24〜25日の2回に分けて、藤村修前官房長官(63)の独占インタビューを掲載したが、その内容には驚いてしまう。何にって、民主党政権がナ〜ンにも考えていなかったことだ。
例えば、野田前首相が自爆解散を決めた昨年末の衆院選。負けると分かって解散したのは“謎”とされてきたが、藤村氏は、〈維新の選挙準備が整わないうちに解散するということだった〉とサラリ。判断した時期については〈昨年11月2日だ。首相公邸でエネルギー問題の閣僚懇談会をやって、岡田克也副総理と私が残って野田首相と話した〉と暴露した。当初、想定したのは12月9日投開票だったが、党首討論で解散を打ち出す案に合わせて修正し、16日投開票になったという。要するに、確固たる戦略は何もなく、出たとこ勝負だったわけだ。これじゃあ、落選議員は浮かばれないが、それ以上に、つい2カ月前まで政権中枢にいた前官房長官が少しも悪びれる様子もなく舞台裏をバラす国は世界でも例がないだろう。思いつきで解散を決めた野田前首相もバカだが、女房役も大バカだった。
外交評論家の天木直人氏はこう言う。
「本来は墓場まで持っていく話です。下野し、議員を落選した身とはいえ、政治家としての意識が希薄過ぎる。民主党は一時期、(生活代表の)小沢氏だけが不満分子のように報じられていたが、インタビューを読む限り、政権、党内ともにバラバラで体を成していなかったことがよく分かりました」
ちなみにインタビューの中では、自民党の麻生副総理が度々、藤村氏に解散を迫ったことが明かされている。なぜ、麻生が……と思ったら、「2人は日伯(ブラジル)議連で意気投合し、親しくなった間柄」(関係者)なのだそうだ。
「谷垣禎一・前自民党総裁のシリを叩き、主戦論をたきつけていたのが麻生副総理です。政権内で今、デカイ顔をしているのも『解散はオレが仕掛けた』と思っているからでしょう」(永田町事情通)
あの時期に、麻生と藤村が解散をめぐってやりとりしていたなんて、マンガだ。ますます、政治に絶望的になる話である。
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