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2013-01-26 陽光堂主人の読書日記
生活の党は昨日、都内で結党大会を開き、森裕子参院議員に代わり、小沢一郎衆院議員を新代表に選出しました。遅すぎた党首就任と言えましょう。
小沢氏は夏の参院選に勝利すべく野党結集を呼びかけていますが、組めそうな相手は社民党ぐらいしかありません。第2自民党である日本維新の会とみんなの党は既に連携を図っていおり、生活の党と組むつもりはありません。
反小沢の議員が多い民主党も、分裂しない限り連携は難しいでしょう。細野豪志幹事長も、「連携は簡単ではない」と否定的な構えです。
生活の党は正攻法で戦うしかありませんが、政治環境が劇的に変わらない限り、ジリ貧状況は続くと思われます。何とも無残な有様ですが、小沢氏が構想した2大政党制は民主党の瓦解で根付かず、自公による大政翼賛体制を招いてしまいました。
不正選挙で提訴も行われていますが、覆すだけの勢いは見られません。権力側は、力づくで告発を押し潰すことでしょう。しかし、開票作業に疑惑が持たれたことで、不正工作はやり難くなったはずです。今後の選挙が公正なものとなれば、充分意義があったことになります。
安倍政権が成立してから1カ月経ちますが、内外の出来事に翻弄されて右往左往しています。米国もオバマ政権が第2期をスタートさせており、今後我国に対して様々な要求をしてくることでしょう。
中国や北朝鮮、韓国の嫌がらせも、嵩じることはあっても止むことはありません。親日家といわれるプーチン率いるロシアも油断なりません。最新鋭とされるロシア製戦闘機40機を中国に売却し、色丹島の開発計画も進めています。
北方領土問題は、歯舞・色丹の2島返還で既に合意ができているという情報がありますが、それすらも反古にする構えで揺さぶりをかけてきたのです。ロシアは昔から強かですから、交渉は容易ではありません。
円安問題では、欧州から為替操作の非難を浴びています。勝手な言い分ですから恐れ入る必要はないのですが、問題は安倍内閣が四面楚歌の状況に陥りつつあることです。
一番有りそうな展開は、持病の潰瘍性大腸炎が悪化して安倍が倒れ、その後は石破辺りが後を継いで好戦性が先鋭化するというものです。ナショナリズムを鼓吹して孤立したら、いつか来た道を辿る恐れがあります。
そうなる前に自公中心の大政翼賛体制が瓦解することを願いますが、そのときこそ、国民本位の政治が行われるチャンスとなります。小沢嫌いの人は多いですが、国民の生活を第一に掲げていて実行力がありそうな政党は外にありません。臥薪嘗胆して捲土重来を期して貰いたいと思います。
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