http://www.asyura2.com/13/senkyo143/msg/178.html
Tweet |
「もう一度、政権奪取を目指す」。生活の党は25日の党大会で小沢一郎氏を新代表に選出、名実ともに「小沢党」となった。野党の選挙協力を軸に夏の参院選勝利につなげたい考え。だが、民主党はじめ他党は、党分裂を繰り返してきた小沢氏との共闘に消極的で、同氏の孤立感が深まっているのが実態だ。
「同じ志を持った人との協力はやっていく。基本は、われわれの政治主張を掲げて戦う」。小沢氏は代表選出後の記者会見で、参院選での選挙協力への見解を問われ、微妙な表現で説明した。元日に開いた恒例の新年会では「ばらばらで戦って勝てるわけがない。小学生でも分かる算数だ」と語り、他党との連携に積極姿勢を示したのと比べ、トーンダウンしたのは否めない。
背景には、日本維新の会とみんなの党の協議が先行しているとの事情がある。両党が生活との協力を検討した形跡はなく、維新の橋下徹共同代表は25日夜、大阪市役所で記者団に「一緒に連携できるかというと正直、難しい」と語った。石原慎太郎共同代表と小沢氏が犬猿の仲であることも影響しているとみられる。
野党第1党の民主党も、維新、みんな両党との連携を模索中だ。民主党の海江田万里代表は小沢氏とは近いものの、生活の現職が改選を迎える参院選挙区に新人の擁立を決めるなど、実質的に協力を想定しない動きをしている。
こうした現状を踏まえ、生活の参院議員の間では、路線対立が生じつつある。選挙区選出議員側は、なお野党共闘を模索すべきだと主張。これに対し、比例代表選出議員には「小沢色」を前面に出し独自路線を貫いた方が比例票の上積みが見込めるとの考えが強い。
「自分自身、心から強い責任を感じている」。小沢氏は党大会のあいさつで、嘉田由紀子滋賀県知事を担ぎ、日本未来の党として戦った衆院選で惨敗したことをこう陳謝した。参院選には、党の存亡とともに、かつて「選挙の神様」とも称された小沢氏の政治生命も懸かる。党勢拡大へ、極めて難しい判断を迫られるのは間違いない。(2013/01/25-20:10)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013012500873
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK143掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。