http://www.asyura2.com/13/senkyo143/msg/144.html
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(回答先: 民主党の消滅に向けてとどめを刺した藤村前官房長官の毎日新聞インタビュー発言 (天木直人のブログ) 投稿者 笑坊 日時 2013 年 1 月 25 日 11:20:14)
天木氏は、「解散・総選挙の時期は昨年11月2日に野田総理と岡田副総理、そして自分(藤村)の三人で話し合って決めたという。こんな事をばらされてしまっては輿石や前原や仙谷その他当時の野田政権の主要政治家たちは面目まるつぶれだろう」と書いているが、藤村氏にことさら暴露されなくとも、報道を眺めていれば、それくらいの見方はできる範囲の情報だ。
解散・総選挙に関する裏話は、“こぼれ話”といったものでしかない。
政治家であれば誰もが自明のこととして民主党大惨敗を予想できる11月中旬の解散を決めざるを得なかった背景や理由を解き明かすことのほうが重要なテーマである。
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※ 参照投稿
「[衆議院解散劇の裏を読む]米国も絡む日中関係に規定され動いてきた日本の12年後半政局」
http://www.asyura2.com/12/senkyo140/msg/769.html
自慢話になりかねないが、この投稿のなかですでに、衆議院の解散について「具体的な日にちはともかく、11月中旬の解散は、11月2日夜公邸で開かれた懇親会のあとに、岡田副首相及び藤村修官房長官と相談して決めた可能性が高い」と説明している。
※ 参考投稿
「茶番劇!?石原氏は、息子も出馬した総裁選での安倍勝利を予め知っていた可能性:無視されたままの党首討論会「石原重要証言」」
http://www.asyura2.com/12/senkyo140/msg/780.html
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民主党残留派は小沢生活の党より自民党との連携のほうがやりやすいという藤村氏の解説も、「三党合意」など昨年夏以降の動きを見ているものにとっては聞くまでもない。
藤村氏のインタビューで私にとって面白かったのは、「藤村前官房長官:インタビュー/下 合併政党、弱さ出た 小沢氏復党なら分裂も」(http://mainichi.jp/select/news/20130125ddm005010175000c.html)のなかで、「鳩山由紀夫、菅直人両元首相をどう評価していますか」という問いに対し、「官僚に相談せず、レクチャーを十分受けずに発言した結果、鳩山さんは自分の首をかけて辺野古に戻すことになった」とか、 「菅さんは官僚の活用の仕方も知らなかったし、しようともしなかった。東日本大震災が起きたということはあったが、独善的なところがあって政治全体をうまく動かせなかった 」と答え、返す刀で、「その2人を見ていたから、野田首相は割に修正した。首相に就任した当初から「しっかり(官僚を)活用すべきだ」と言っていた。官僚も元気が出てきたと思う」と自画自賛し、野田前首相がずぶずぶの官僚依存であったことを晒している部分だ。
その他の内容で、もっと突っ込んで解説して欲しかったものは、
● 「小沢さんは大義の部分では「自民党はダメ」と言いつつ、「民主党、旧新進党など自民党の対抗政党はもっとダメだ」と証明することに終始した」
● 「−−小沢氏が離党する前、野田首相は2度会談しています。
◆輿石東幹事長が仲介して党本部で1回、官邸で1回やった。その後、野田首相は僕に「小沢さんは党に残る条件をいくつも出してきたが、一つものめない」と言っていた。野田首相は多くを語らなかったが、小沢さんは党の選挙対策の責任者にしろとか、そういうことを求めたようだ。 」
の二つである。
「「民主党、旧新進党など自民党の対抗政党はもっとダメだ」と証明することに終始」という話は、感想レベルであってもかまわないが、具体的な根拠を示して欲しい。
小沢氏が「選挙対策の責任者」になれば、選挙後に小沢Gの党内ウェイトが高まることが予想できるので反小沢陣営には呑めない条件であろう。しかし、そんなレベルの条件が残留か離脱かを左右していたというのなら少し哀しいね。
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