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「日銀法改正で政府と経済目標共有を」 浜田内閣官房参与に聞く(産経新聞)
http://www.asyura2.com/13/senkyo143/msg/133.html
投稿者 そのまんま西 日時 2013 年 1 月 25 日 01:06:31: sypgvaaYz82Hc
 

「日銀法改正で政府と経済目標共有を」 浜田内閣官房参与に聞く
産経新聞 1月23日(水)7時55分配信


 安倍晋三首相の金融政策アドバイザーである米エール大名誉教授の浜田宏一内閣官房参与は22日、産経新聞のインタビューに応じ、日銀法を改正し政府と経済目標を共有する必要性を指摘した。浜田氏は、首相が昨年末の衆院選で打ち出した金融緩和政策の知恵袋の一人でもある。

 −−首相のアドバイザーになったきっかけは

 「衆院選に向けて金融政策をいろいろと掲げていた昨年の11月ごろだと思うが、首相からアメリカに直接電話があった。日銀の独立性や国債の買い取りなどについて意見を聞かれ、メモをしたためてファクスを送ったのが密接な対話の始まりだ。首相からの電話にビックリした」

 −−22日に政府と日銀が政策連携強化に向けた共同声明をまとめた

 「日銀が政府の金融政策を補助していくことになった点は非常にいいことだ。ただ現行の日銀法は、日銀の『自主性』が書いてあり、強制するわけにはいかない。あまりドラスチックに改正する必要はないが日銀法を変えるべきだ」

 −−具体的には

 「政府が日銀と経済目標をある程度は共有、または指示できるようなシステムに、法的根拠を与える必要がある。日銀は国民に対して責任をとっていない。経済目標は有権者に責任を負う政府が決めるようにしないといけない。また、日銀法に雇用や適正な成長などを盛り込むべきだ」

 −−日銀総裁候補として名前が挙がっている

 「絶対的にノーだ。健康に不安がある。主治医からは(飛行時間の長い)東京−ニューヨークの直行便には乗らないようにといわれている。忙しく重責の総裁で皆さんに迷惑をかける恐れがあり、国民に対して責任が持てない」

 −−首相の経済政策に関する知識はどうか

 「非常に安心してみていられる。昔から私たちの発言によく理解を示していただいた。本当に(金融緩和政策を)推し進めようと、どこかで転機があったのだと思う」

 −−内閣官房参与としての取り組みは

 「首相に政策で意見を述べさせてもらえるのは大変ありがたい。自民党だけでなくみんなの党など、経済で同じような目標や政策方針を持つ他の党にも、参考にしてもらえればと思っている」


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130123-00000108-san-bus_all  

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コメント
 
01. 2013年1月25日 01:15:29 : LMr2APkSiA

続 日銀法再改正への道(三橋貴明オフィシャルブログ「新世紀のビッグブラザーへ blog)
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/page-2.html#main


『政府・日銀の共同声明「デフレ脱却と持続的な経済成長の実現のための政策連携について」全文
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/130122/fnc13012217210010-n1.htm

 政府・日銀が22日発表した共同声明「デフレ脱却と持続的な経済成長の実現のための政府・日本銀行の政策連携について」の全文は以下の通り。


1.デフレからの早期脱却と物価安定の下での持続的な経済成長の実現に向け、以下の通り、政府および日本銀行の政策連携を強化し、一体となって取り組む。


2.日本銀行は、物価の安定を図ることを通じて国民経済の健全な発展に資することを理念として金融政策を運営するとともに、金融システムの安定確保を図る責務を負っている。その際、物価は短期的には様々な要因から影響を受けることを踏まえ、持続可能な物価の安定の実現を目指している。
 日本銀行は今後、日本経済の競争力と成長力の強化に向けた幅広い主体の取組の進展に伴い持続可能な物価の安定と整合的な物価上昇率が高まっていくと認識している。この認識に立って、日本銀行は物価安定の目標を消費者物価の前年比上昇率で2%とする。
 日本銀行は、上記の物価安定の目標の下、金融緩和を推進し、これをできるだけ早期に実現することを目指す。その際、日本銀行は、金融政策の効果波及には相応の時間を要することを踏まえ、金融面での不均衡の蓄積を含めたリスク要因を点検し、経済の持続的な成長を確保する観点から、問題が生じていないかどうかを確認していく。


3.政府は、我が国経済の再生のため、機動的なマクロ経済政策運営に努めるとともに、日本経済再生本部の下、革新的研究開発への集中投入、イノベーション基盤の強化、大胆な規制・制度改革、税制の活用など思い切った政策を総動員し、経済構造の変革を図るなど、日本経済の競争力と成長力の強化に向けた取組を具体化し、これを強力に推進する。
 また、政府は、日本銀行との連携強化にあたり、財政運営に対する信認を確保する観点から、持続可能な財政構造を確立するための取組を着実に推進する。


4.経済財政諮問会議は、金融政策を含むマクロ経済政策運営の状況、その下での物価安定の目標に照らした物価の現状と今後の見通し、雇用情勢を含む経済・財政状況、経済構造改革の取組状況などについて、定期的に検証を行うものとする。』

 さて、政府と日銀の共同声明「デフレ脱却と持続的な経済成長の実現のための政府・日本銀行の政策連携について」が発表されました。

 う〜む・・・・、ダメですね・・・・。

 3の政府の役割の箇所に、「機動的なマクロ経済運営」という文言以外に、財政出動に積極的な文言がありません。むしろ財政運営の信認について、釘が刺されている。

 逆に、経済構造の改革とか、競争力とか成長力ということばかり書いてあります。国土強靭化、需要創出、雇用創出について、書いていない。アベノミクスの三本の矢のうち、なぜか財政出動が全く入っていない。政府の役割は、完全に「規制改革」が中心になっています。

 唯一、評価できるのは、「日本銀行は物価安定の目標を消費者物価の前年比上昇率で2%とする」の部分のみ。他はメタメタです。


 消費者物価(日銀の場合はコアCPI)の前年比上昇率が2%ということは、例えば中東で危機が勃発し、ガソリン価格が値上がりすると、それだけで2%を達成する可能性があります。当たり前ですが、外国の戦乱の影響で消費者物価指数(コアCPI)が2%に達し、

「はい、これでデフレ脱却です」

 と言われても、国民としては「ふざけるな!」という話になるでしょう。何しろ、国内の需要不足が埋められたわけではないわけです。


 インフレ率の目標は、コアコアCPI(エネルギー、生鮮食品の価格を除いたCPI)で設定するべきと以前から書いてきましたが、やはりそこまでは踏み込まれませんでした。日銀はなぜか消費者物価をコアCPIで見ており、なぜ「エネルギー価格」を含めるのか、以前から意味が分かりませんでした。


 さらに、これは日銀側が発表した「「物価安定の目標」と「期限を定めない資産買入れ方式」の導入について(http://www.boj.or.jp/ )」に書かれているのですが、

「日本銀行は、上記の物価安定の目標の実現を目指し、実質的なゼロ金利政策と金融資産の買入れ等の措置を、それぞれ必要と判断される時点まで継続することを通じて、強力に金融緩和を推進する(注3)(注4)。その際、資産買入等の基金の運営について、現行方式での買入れが完了した後、2014 年初から、期限を定めず毎月一定額の金融資産を買入れる方式を導入し、当分の間、毎月、長期国債2兆円程度を含む13 兆円程度の金融資産の買入れを行う(資産買入れ額の内訳は別紙2のとおり)。これにより、基金の残高は2014 年中に10 兆円程度増加し、それ以降残高は維持されると見込まれる。」
 とあります。


 な、なぜ・・・、2014年からなのでしょうか。「期限を定めず毎月一定額の金融資産を買入れる方式」というのは、FRBと同じだからまあ良いとして、なぜ2014年からなのでしょうか。分かる方、教えてください(さっぱりわかりません)。


 さらに、インフレ目標の達成時期について「できるだけ早期に実現する」って、野田前総理の「近いうち」に匹敵するほど当てになりません。


と言いますか、いい加減にこの手の「言葉での逃げ」はやめるべきでしょう。こんな表現では、いつまで経ってもインフレ目標が達成されない場合、日銀側は、

「できるだけ早期とは、できるだけ早期という意味だ」 

 と逃げを打ち、誰も責任を取ろうとしないでしょう。


 結局のところ、日本銀行の「自主性」に期待してもダメなのです。
 
 日銀法再改正以外の道は、もはや残されていないように思えてなりません。 
 


02. 2013年1月25日 01:34:21 : Pj82T22SRI

>01 なぜ2014年からなのでしょうか


元々、日銀は、政府による構造改革なしに、これ以上緩和しても雇用や実体経済にとって有害無益だという立場だったから、先延ばしするのは当然だろう

過激な緩和でさらに儲けたいのであれば次の総裁に期待するしかないな


03. 2013年1月25日 01:36:53 : Pj82T22SRI

>自民党だけでなくみんなの党など、経済で同じような目標や政策方針を持つ他の党にも、参考にしてもらえればと思っている

みんなの党は、官僚天下りや財政政策で、大分、溝がありそうだが、どうかな

まだ維新の方が柔軟かもしれない


04. 2013年1月25日 06:49:15 : wtWYhoT1LA
>「政府が日銀と経済目標をある程度は共有、または指示できるようなシステムに、法的根拠を与える必要がある。日銀は国民に対して責任をとっていない。経済目標は有権者に責任を負う政府が決めるようにしないといけない。また、日銀法に雇用や適正な成長などを盛り込むべきだ」


どちらかの可能性しかない
コントロールできる自信が相当あるのか(馬鹿か)
ペテン師が本当の目的を隠しているだけか(嘘つきか)


05. 2013年1月25日 07:31:48 : HILqDlL5LE
『何を言ってんだか〜?欧米諸国、日本、中国、韓国の惨状をよーく観察したまえ!』

“金融資本主義”はもうすでにデッドエンドに乗り上げてるんだよ。だってみーんな揃ってニッチもサッチも行かないじゃん?どうするんだい?
円を刷ろうがドルを刷ろうがユーロを刷ろうが元を刷ろうがルーブルを刷ろうが、そんなことは、その場凌ぎで何等の解決策にもならない。
要は、“金融資本主義”ってのは札の刷りあい、債権の刷りあいってだけの、言ってみれば、何等の保証も無い「価値の印刷」でしかないんだよ。
「株券」一つをとって見ても解るでしょうが?…会社が潰れてしまえば、只の紙屑ってことさ。

一方で、“金融資本”が期待する“市場環境”が20世紀から21世紀の100年間に激変しているってことを“金融資本”サイドは知らない或いは認めたくないのである。

激変の最大の要因が所謂「成熟市場」の登場なのである。
この「成熟市場」の本質を見極め、人々が個々人のライフスタイルを確立しようとしている全世界的なトレンドを無視する「国」も「企業」も恐らく永らえることは出来ない、と私は考える。


06. 米犬 2013年1月25日 08:43:38 : PUHl6PtDGaXFs : 4Q80R8Zler
大丈夫! その場しのぎでOK
世界中明日の食事より、今日の食事を考えている

今の景気が良ければ一番

民主党が消滅して本当に良かった

さあともかく今儲けましょう 儲けるときに儲けないと将来はわからない。

相場なんてそういうもの。偉そうに過去のチャートをうんぬんしている経済学者ほどあてにならないものは無い。さいころの方がましだ

騙されてローンを組むな
毎日5000円でも貯金を殖やせ
先に一億ためた者が勝ち

それでOK 後の人生をゆっくり楽しむのがいいね

それだけが無理なら今のお金で途上国に移るのがベター1000万円で人生暮らせる 


07. 2013年1月25日 09:00:12 : lRYfivAqeo
駄犬の駄駄吠えでっか〜〜〜????

あんたが先に実践してみてよ!!!!相当自信ありそうぅだからさ〜〜ぁああああ

賛同する人はいないと思うよ(笑)

カルト狂の教祖様とお布施と裏金持って先にどうぞ!!途上国へGO!!GO!!


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