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http://31634308.at.webry.info/201301/article_24.html
2013/01/24 23:18 かっちの言い分
検察がいよいよ、3.11の原発事故の刑事告訴に対して、東電の当時の会長であった勝俣前会長の事情聴取を行ったと報道された。勝俣前会長は実質的な君臨者で、長く東電の経営を担ってきた。検察当局と出ているが、東京地検特捜部が対応していると見られている。事情聴取者の数が膨大なので、かなりの検事が応援に来ていると思われる。
検察当局、東電・勝俣前会長を事情聴取
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130124-OYT1T00719.htm?from=ylist
東京電力福島第一原発事故を巡り、東電幹部らに対する業務上過失致死傷容疑などの告発を受けて捜査している検察当局が、東電の勝俣恒久前会長(72)を任意で事情聴取したことが24日、関係者の話でわかった。
勝俣氏は会長として事故対応にあたったほか、同社内で地震の際に15メートル超の津波が押し寄せる可能性があるとの試算を出した2008年当時の社長だった。検察当局は、事故前後の対応に不備がなかったかの認識を聞いたとみられる。事故を巡っては、福島県民など1万人以上が、東電幹部や政府の担当者ら30人以上 を同容疑などで告訴・告発。東京、福島両地検が合同で捜査を進めている。
(2013年1月24日16時49分 読売新聞)
この情報は小沢氏の陸山会事件のときと同じように、当然検察からのリークである。 少なくとも東電関係関係者の外堀、内堀の情報を固めて、聴取を行っているはずである。ここで捜査される核心は、当時の対応もさることながら、学会の学者から15m以上の津波があると警告していたとされていながら、東電内部で無視されたという点である。当然、その当時のトップの勝俣社長がどのように対応したかが問われるはずである。その事実を知りながら、危険性の対策を却下したかどうかが問われる。当然、社内の裏付けが取られているはずである。つまり、想定外の津波との言い逃れが 出来ない。
この刑事告訴は、JR福知山線脱線事故でのJR西日本の社長らが安全対策を怠ったかを問われた裁判に通じる。報道解説では、東電幹部の刑事責任を問うのは難しいという話がもう出てきている。しかし、小沢氏の捜査ぐらい力を注げば簡単に起訴出来るだろう。
この事情聴取は、政府関係者にも行われていると言われている。つまり、民主党の菅元首相、枝野官房長官、海江田経産大臣らの原発事故対応も問われている。自民党の安倍首相は、原発事故をもう一度検証しなければならないと述べている。元々、今回の原発事故の共犯者の大元は自民党の原子力行政そのものである。自民党としては、自分たちの責任は棚上げして、東電、民主党の当時の政府の責任にしてしまえば、自分たちの責任は覆い隠されてしまう。1000年に1回という大地震が自民党政権時でなく、50年に1回目の民主党政権時に起ったというのも、神様は何とも皮肉な事故を起こさせたものである。
ただ、この大事故でこれだけ日本に未曾有の核汚染を引き起こしたのに、誰一人責任を取る人がいないということはありないことである。大飯原発のように、活断層があるのでないかという疑いも出ているのに、再稼働を申請し た。これは関電の経営者が事故を起こしても、誰も責任を取らなくていいという考えに因っている。活断層があると言われているのに、それを無視して事故をおこせば重大な過失が成立する。
このまま誰も責任が問われなければ、また何十年以内に大事故が起こるだろう。その時は日本は住めない国になっている かもしれない。
小沢一郎を支持します!
http://tbp.jp/tbp_10970.html
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