http://www.asyura2.com/13/senkyo143/msg/120.html
Tweet |
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-7913.html
2013/1/24 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
宗男事件で逮捕者 官僚の天下り先
アルジェリアの人質事件で、従業員9人の死亡が確認されたエンジニアリング大手の「日揮」(横浜市)。アルジェリア以外にも、インドネシアやサウジアラビアなどでプラント事業を展開する世界でも指折りの企業だ。一体、どんな会社なのか。
◆利益720億円、平均年収950万円
日揮は1928(昭和3)年に創業した「日本揮発油株式会社」が前身。製油所経営を目的に設立され、徐々に業容を拡大してきた。
「日揮は子会社・関連会社76社でつくる『日揮グループ』を構成。エネルギー需要の世界的な高まりを背景に、主に新興国のプラント受注で業績を伸ばしています。12年3月期決算で、連結売上高は約5600億円、約720億円の経常利益を計上する企業です。医薬、バイオ、原子力分野にも進出している。売り上げの8割は海外で稼いでいる。プラント現場の労働環境は過酷ですが、横浜市の本社は非常に家族的な雰囲気で、年収は平均年齢42歳で950万円以上と厚遇。理系の学生にはすごい人気の企業です」(経済ジャーナリスト)
超の付く優良企業といえるが、過去には国会で厳しい追及にさらされた“スネ傷”も持つ。東京地検が受託収賄などで起訴し、議員失職を余儀なくされた鈴木宗男・新党大地代表(64)をめぐる事件だ。
「国後島の『友好の家』、いわゆる『ムネオハウス』の入札妨害事件で、施工した業者が日揮でした。この事件では、鈴木宗男の当時の秘書が主導したと報じられ、秘書と日揮社員2人が逮捕された。しかし、鈴木宗男は、日揮社員に入札情報を漏らしたのは外務省だと主張しています。元アルジェリア大使が日揮に天下りしていたことも国会で問題視されました」(事情通)
日揮が政界と官界に深く食い込んでいるのは間違いない。外務官僚だけじゃなく、経産官僚や警察官僚らが次々に“天下り”している。
外務省が05年のODA(政府開発援助)に関する中期政策に対するパブリックコメントを求めた際には、当時の日揮社長がプラント輸出支援策を取りまとめる座長を務めた。日揮と外務省がズブズブの関係だったことは明らかで、いわゆるODAの“受け皿”会社だったわけだ。
犠牲者の氏名をかたくなに伏せている日揮の姿勢が、隠蔽体質の役所と重なるのは気のせいか。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK143掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。