http://www.asyura2.com/13/nihon31/msg/806.html
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容疑者の犯行とは考えられないが、今なお未発見の被害者遺体の部位があることが気にかかる。
金目的で侵入して顔を見られたから殺害したというところまでは理解の範囲だが、その後さっさと逃げればいいものを、わざわざ数時間かけて遺体を切断し、さらに、わざわざ15時間後に切断した遺体を遺棄するために犯行現場に戻ってきたという“ストーリー”は不可解を超えて噴飯物である。
しかも、侵入した目的や殺害に至った理由は語っているが、遺体を切断し、翌日公園の池に遺棄した“動機”や“意味”は何も語っていない。
マンション出入り口の監視カメラ映像以外、容疑者と犯行を結びつける“証拠”はない。マンションの出入り口で姿が映っていたから犯人というのだったら、彼以外にも容疑者になりえる人が何人もいるはずだ。
浴室で組織片が発見されても、容疑者がそこで遺体を切断したという証拠にはならない。それ以上に、それが遺体を切断した証拠とも言えない。
靴跡や遺棄に使ったバッグも、未発見なので、容疑者が履いていたものかどうかも検証できず、そのバッグで遺体を運んだかどうかも検証できない。
※関連参照投稿
「女性遺体遺棄 逮捕の男「殺害した翌日に再び部屋に」:金銭目的なのに、遺体を切断しさらに翌日戻り遺棄したという噴飯物供述」
http://www.asyura2.com/13/nihon31/msg/800.html
※事件報道経緯
「[目黒バラバラ遺体]女性宅の近所の28歳男を逮捕 容疑を否認 防犯カメラに映像:どこで遺体切断?そこにどうやって運搬?」
http://www.asyura2.com/13/nihon31/msg/798.html
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2016.7.18 10:00更新
【衝撃事件の核心】碑文谷池バラバラ事件で捜査員も首をひねる28歳無職男の不可解行動 カネ目当てなのに財布などには手をつけず…
梅雨時の東京を不安に陥れた“バラバラ事件”の犯人は、被害者宅のすぐ近くで息を潜めていた。死体遺棄容疑で逮捕された無職の池田徳信(やすのぶ)容疑者(28)は地域でも特に印象に残らない男だったという。小学校から不登校で高校も中退、職を転々としながら生活していた池田容疑者。マンションの壁をよじ登って部屋に侵入するという大胆さの一方、不可解でちぐはぐな行動も目立ち、犯行の真意はいまだ見えない。挫折が続いた人生は、なぜ「バラバラ殺人」という選択肢を選んでしまったのか。
■小学校から不登校も…「将来美男になりそうな人3位」
《今まで以上に楽しい思い出などを作れるといいと思う。そのためには、友達をたくさん作ったりしないとダメだと思う》
池田容疑者は小学校の卒業文集に、中学校生活への目標をそうつづっていた。
小学校時代の知人男性は、池田容疑者を「目立たないタイプ。いじめられていたようで、卒業式にも出なかった」と振り返る。ほとんど不登校のような状態だったという。中学校は学区外の私立校に進学。ここでも人間関係がうまくいかず、高校は中退していた。
関係者によると、その後はビル清掃や土木工事などのアルバイトをしていた時期もあったが、今年の春ごろにはすべて辞めていた。現在のマンションには10年以上前から住んでおり、60代の母親と2人暮らしをしていたという。
父親はがんで死亡しており、池田家の家計は母親の生活保護と、離れて暮らす姉からの援助で成り立っていた。
■「目黒に住みたい」 母親の意向が家計を圧迫
捜査関係者によると、その生活を圧迫していたのは住居費だ。
母親は高級住宅地として知られる目黒区での居住にこだわりがあり、マンションの家賃が家計を圧迫していたという。近所とはほとんど交流がなく、近くに住む無職男性(77)は「たまに母親らしい女性と歩いているのを見かけた程度。昼間から普段着でぶらついていた」と話す。
卒業文集に記載されたクラスメートによる「将来美男になりそうな人」の投票では、池田容疑者は3位に入選していた。
知人男性は「あの少年と今回の残虐な犯行は結びつかない」と嘆息し、続けた。「昔から高いところに登るのが好きだとは言っていた。まさか将来、他人のマンションのベランダに登って事件を起こすなんて」。
■“入り”の画像の記録なし…防犯カメラが追い詰めた犯人
警視庁碑文谷署捜査本部によると、池田容疑者は6月20日と翌21日の2回、無職の阿部祝子さん(88)方に侵入したとみられる。
20日の侵入は日付が変わってすぐの未明の時間帯とみられ、「2階のベランダよじ登ったが、その部屋の窓が閉まっていた。懸垂するようにして3階にある阿部さんの部屋までさらに登り、窓が開いていたので入った」と供述。2階には、マンションの外に置かれている物置から移ったとみられる。手すりなどから指紋は検出されず、手袋を使っていた疑いがあるという。
物置と2階ベランダ、阿部さんの部屋のベランダ、阿部さんの部屋の中からはそれぞれ、池田容疑者のものとみられる運動靴の足跡が見つかった。捜査本部は、池田容疑者が盗み目的で侵入可能な部屋を無差別に探していたとみている。
池田容疑者は20日午前5時ごろ、黒っぽいリュックサックを持って阿部さんのマンションから歩いて出ていく様子が、マンションのエントランスの防犯カメラに写っていた。翌21日午前2時ごろには、黒っぽいスポーツバッグを肩に掛けてマンションを出て、自転車で走り去る姿がカメラで確認された。
実はいずれの日時も、池田容疑者がマンションに入る様子は防犯カメラに写っていなかった。捜査本部はマンションを出たあとの池田容疑者の行方を別のカメラなどで追い、20日〜21日にかけて池田容疑者が複数回、遺棄現場の池にも姿を見せていたことを確認。事件に関与したとの疑いを強めていった。
■金銭目的なのに財布はそのまま…そしてなぜバラバラに?
池田容疑者は犯行動機を「金が欲しかった。仕事を辞めて金に困っていた」と供述している。一方で、実際には「何も盗んでいない」とも供述。阿部さんの部屋に荒らされた形跡はなく、財布などには現金約20万円が残っていた。
さらに、捜査関係者が「最も不可解」と指摘するのは、なぜ遺体を切断したのかということだ。「単なる金銭目的の強盗なら、殺害して遺体を切断するなんて手間はかけない」と首をかしげる。
池田容疑者は20日の侵入時の状況について、「阿部さんはベッドで寝ていた。ゆすって起こしたところ騒がれそうになり、手で首を絞めて殺した」と供述。その日のうちに阿部さんの遺体を室内にあった包丁を使って浴室で切断したことも認めている。
この包丁や、遺体の運び出しに使ったスポーツバッグは「池とは別の場所にゴミとして捨てた」。バッグは殺害後に購入したものだったという。
浴室には人体の一部とみられる組織片が残されていたほか、配水管からは血液反応も出た。捜査本部は、池田容疑者が証拠隠滅のために水などで血を洗い流したとみている。
捜査本部は池の捜索を今月14日から再開した。腕の一部などまだ見つかっていない部位があるためだ。捜査関係者は「お盆までに、何とか完全な状態で遺族のもとに返したい」と話す。
取り調べには淡々と応じているという池田容疑者。単なる行き当たりばったりの犯行だったのか、それとも…。本人の口からすべてが語られる日が待たれる。
http://www.sankei.com/affairs/news/160718/afr1607180001-n1.html
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