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(回答先: バレエ女性講師「指切断」は氷山の一角? 見学男性7割に「危険な予感」 投稿者 あっしら 日時 2016 年 7 月 08 日 02:08:16)
2016.7.9 08:00
【衝撃事件の核心】バレエ講師の指を切った41歳男は自宅に練習場を作る熱心な生徒だった 講師の指は手術の末に…
現場となったビルを調べる捜査員=6日午後、東京都渋谷区(木下慧人撮影)
バレエに魅せられた41歳の男は、17歳年下の“師”の指を切断することで恨みを晴らした。東京・渋谷のバレエスタジオで、講師の女性(24)の親指をタガネと金づちで切断したとして、元生徒の男が逮捕された事件。男は自宅に練習スペースを設けるほど熱心にバレエに取り組んでいたが、ささいな行き違いから女性とトラブルになり、スタジオを退会させられていた。「憎しみが離れなかった。刑務所に入っても構わないと思った」。人生を終わらせても構わないほどの思いの源泉は、どこにあったのか。
「命に支障がない部位選んだ」
「俺がなぜ怒っているか分かるか」
6日午前8時40分ごろ、渋谷区渋谷のバレエスタジオで、男はそう言って女性に詰め寄った。女性はレッスンの準備のために1人でスタジオにいた。男は女性の髪を引っ張って馬乗りになって首を絞め、失神させた。さらに、持参したタガネと金づちで親指を付け根部分から切り落とした。
その後、自ら「講師の女性の指を金づちとタガネで切断した」と110番通報。駆けつけた警視庁渋谷署員が、傷害の現行犯で逮捕した。
男は住居・職業不詳、橋本浩明容疑者(41)。
「(女性が)練習日程を教えてくれなかった。レッスンの参加を拒否されたりする嫌がらせも受け、恨みに思ってやった」などと供述している。親指を傷つけた理由については、「単にケガを負わせたかったので、命に支障がないところにしようと思った。最初は小指にしようと思ったが、タガネが大きく薬指も落としそうだったので、親指にした」と説明した。
さらに、「最初から刑務所に入っても構わないと思っていた」とも供述。今年1月に仕事を辞め、6月には自宅を引き払ってホテルなどを転々とする生活をしていたいい、犯行当日に持参していたボストンバッグには衣類や本などが入っていた。捜査関係者は、「勾留される準備が整っていた」と話す。
女性は11時間にも及ぶ手術のすえ、指の接合に成功したが、機能が回復するかは不透明だという。
練習日程めぐりトラブル?
橋本容疑者は、2年ほど前から女性からレッスンを受けていた元生徒だったが、これまでにもトラブルが続いていた。
現場となったバレエスタジオ「バレゾナンス東京」は、JR渋谷駅近くのビルにある。横浜市などにも系列スタジオがあり、ホームページには《男性未経験者OK》《生徒と密なスタジオ》などの文字が並ぶ。
渋谷スタジオの受講者の男性(60)は「スタジオや講師の選択肢が広く、年齢も性別も経験も不問だから、通いやすい」と話す。
捜査関係者によると、橋本容疑者は平成26年11月、渋谷スタジオに入会した。週1〜2回のペースでレッスンに通い、当時住んでいた自宅にバレエ用の練習スペースを設けるほどの熱の入れようだった。だが、昨年8月にトラブルを起こす。
発表会に向けての練習日程を女性から知らされなかったとして女性に憤慨。不満はくすぶり続け、9月23日には他の生徒がいる前でロッカーを叩いて女性を威嚇するなど行動がエスカレートした。教室側は入会時の規約に基づいて、10月1日に強制退会の通知を送付。橋本容疑者は直後からスタジオに姿を見せなくなっていた。
今年1月に橋本容疑者から運営会社宛に「退会に納得がいかないので、横浜のスタジオで話し合いたい。逃げ回ったり卑怯なまねをしたりするな」という内容のメールが送られてきたため、会社側は神奈川県警に相談した。ただ、指定された日時に橋本容疑者は現れなかったという。
それから約5カ月後の6月、橋本容疑者は事件の凶器となったタガネと金づちをホームセンターで購入。“準備”を始めていた。
珍しくない男性のバレエ受講
日本バレエ協会(品川区)によると、都内には千を超えるバレエスタジオが開講。かつては女性や子供の習い事のイメージがあったが、近年は世界的バレエダンサーの熊川哲也氏などの活躍もあり、男性の受講者が増加しているという。
協会の担当者は「バレエに男性ダンサーは必要不可欠で、基本的にどこのバレエスタジオも男性に門戸を開いている。男性がバレエを始めることは決して珍しいことではない」と話す。
都内でバレエ教室を開く経営者も「まじめにバレエと向き合っている男性受講者は多い」と指摘する。だが一方で、「『女性のレオタード姿を見たい』『自分のレオタード姿を見てほしい』など、不純な動機で受講する男性もいる」といい、「まじめな男性が偏見の目を向けられることもある」と頭を悩ませている。他の女性受講者から苦情が入り、別の教室での受講を勧めることもあるという。
今回の渋谷スタジオでの受講が初めてのバレエ体験だったという橋本容疑者。「辞めさせられた後はイライラ感が募り、食欲も減退した。自分でも情緒不安定なのがわかった」と供述するなど、退会で強いショックを受けたことを伺わせている。
退会後、別のバレエ教室にも通っていたというが「楽しくなかった。常に頭の中に女性への憎しみが離れなかった」という。
渋谷スタジオのツイッターには26年12月、受講者らとの忘年会に参加し、仲良く写真に収まる橋本容疑者の画像が掲載されていた。捜査関係者によると、女性との間に恋愛トラブルなどは確認されていないという。
向上心をくじかれたことが凶行への火種になったのか。渋谷署は引き続き、詳しい経緯や動機などを調べる方針だ。
http://www.sankei.com/affairs/news/160709/afr1607090002-n1.html
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