http://www.asyura2.com/13/nihon31/msg/720.html
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4月9日午後1時30分から奥西勝さんを偲ぶ会が名古屋駅前の「ウィンク愛知」小ホールで開かれた。
奥西勝さんを偲ぶ会で追悼の言葉を述べる、鈴木泉弁護団長。 pic.twitter.com/eVAo0GAzk0
— Shoko Egawa (@amneris84) 2016年4月9日
今日の朝日新聞で、捜査段階の「自白」を重視して、せっかく出た名張毒ぶどう酒事件の再審開始決定を取り消した元裁判長が、栃木女児殺害事件の有罪判決を受けて、「自白に頼り過ぎる事実認定は危険で、冤罪の可能性がぬぐえない」とコメントしているのを、複雑な気持ちで読む。今日は奥西さんを偲ぶ会
— Shoko Egawa (@amneris84) 2016年4月9日
せっかく出た名張毒ぶどう酒事件の再審開始決定を取り消した元裁判長の名前は門野博という。当時(2006年12月26日)の新聞を貼り付けておこう。
2006年名古屋高裁・当時の門野博裁判長は、「自白」を過大評価し、これだけの重大事件で拷問もされずに自白した以上、自白内容は真実だ、などと乱暴な理屈で再審の扉を閉じたのであった。その門野博が栃木女児殺害事件の有罪判決を受けて「自白に頼り過ぎる事実認定は危険で、冤罪の可能性がぬぐえない」などとよくも同じ口でコメントしたものである。門野博こそ、歩く「欺瞞」そのものではないか!
<参照>
■自白頼りの認定危険
元東京高裁裁判長の門野博弁護士の話 判決は被告の供述態度を重視しており、取り調べの録音・録画の映像から有罪と認定した印象だ。だが、判決も認めている通り、犯行と直結する有力な証拠は皆無だ。「被告が犯人であったとしても矛盾しない」程度の証拠の寄せ集めに過ぎない。自白に頼りすぎる事実認定は危険で、冤罪(えんざい)の可能性がぬぐえない。録音・録画されなかった取り調べもあるのでは、すべての供述態度が分からない。裁判員にあらゆる判断材料を提供するためにも、全過程の可視化はぜひとも必要だ。
〔以上は 自白の録画、裁判員「判断材料に」 栃木女児殺害(朝日新聞) から引用〕
【関連記事】
「門野博」というこの欺瞞/袴田事件の再審開始決定にあたって
http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/454.html
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