http://www.asyura2.com/13/nihon31/msg/440.html
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あまりにいたましい事件なのであれこれ語ることは気が重いが、兵庫県警の捜査とそれを受けて報道に勤しんでいるメディアの態度は目に余る。これでは冤罪が減ることはないだろうとつくづく思う。
予め断っておくが、逮捕された被疑者が無実であることを主張するための投稿ではない。逮捕された容疑者が“真犯人”であるとしても、現時点で明らかにされている内容をもって容疑者を神戸女児遺棄事件の犯人として逮捕することは無理があるという趣旨の投稿である。
非難したい第1の存在は、容疑者の逮捕を認めた裁判官(神戸地裁)である。冤罪が生まれる出発点は、ほぼ警察の請求通りに逮捕令状を発付している裁判官の対応と言える。
兵庫県警は、記者会見で、「逮捕の決め手は、昨日発見した遺体の入った袋の一部にタバコがあり、そのDNA型が被疑者のDNA型と一致した。その他、本人の名前が書かれた診察券などが在中しており、君野を容疑者と認めて逮捕した」と説明している。
兵庫県警が、とにかく事件とのつながりが見えた人物を重要参考人と呼んで話を聞いても肝心の供述を得られなかったことから、容疑者として逮捕して取り調べでなんとか自供させたいと考えるのはそれなりに理解できる。
容疑者の供述に基づいて、残された遺体の一部やクマのぬいぐるみがついたリュックサックが発見できれば、容疑者が犯人である可能性は高くなる。
しかし、神戸地裁の担当裁判官が、兵庫県警(司法警察官)が女児の切断された遺体が入っていたポリ袋に入っていたとされる診察券の名義とタバコの吸い殻のDNA鑑定を理由に請求したと思われる逮捕(令)状を発付したことは容認できない。
推理小説を楽しんでいるヒトなら、遺体が入っていたポリ袋にあった診察券の名義や吸い殻のDNA型が一致する人物を“真犯人”とは考えないだろう。
むろん、無思慮な犯人もいるから、自分の診察券や吸い殻を遺体と一緒に入れて棄てることが絶対にないとは言わない。
しかし、推理小説ファンではなくとも、普通に考える能力があれば、“真犯人”がゴミ集積所にある容疑者の出したゴミ袋のなかから取り出した診察券とタバコの吸い殻を遺体と一緒にポリ袋に入れた可能性も否定しないだろう。
見聞きした範囲でこの可能性に言及したメディアはない。
それはともかく、遺体が入っていたポリ袋のなかにあった診察券の名義人や吸い殻のDNA型と同じDNA型も持つ人物が、遺体をポリ袋に入れたと言えるロジック・裏付け・証拠はまったくない。
DNA型が一致したなどともっともらしい説明をしてみたところで、遺体が入ったポリ袋に入っていた吸い殻なのだから、同じく遺体が入ったポリ袋に入っていた診察券と“重み”はなんら変わらない。
推理小説的に考えれば、よほど愚かでないかぎり、“真犯人”は自分が疑われることになる自分名義の診察券やDNA鑑定で特定されてしまうタバコの吸い殻を遺体と一緒に袋に入れたりすることはない。
後ろに転載しているが、読売新聞の記事に、「君野容疑者は、遺棄現場から南東に直線で約50メートル離れたアパートに居住。知的障害がある」という内容があり、毎日新聞の記事には、「昨年5月に関西地方の刑務所を出所した後、アパートで1人暮らしを始めた」という内容もある。産経新聞は、「近所の住民らによると、君野容疑者は約25年前に2年間ほど、九州で陸上自衛隊の隊員として勤務していた」と書いている。(“近所の住民らによると”いう情報源情報と“勤務していた”という断定的表現に違和感を覚えるが...)
警察は、今回の女児行方不明事件にかかわる不審人物として容疑者をリストアップし接触も行っている。加えて、知的障害があり普段の素行も悪く前科もある人物なら、女児を拐かし殺害し遺体を遺棄しても不思議ではなく、遺体と一緒に診察券やタバコの吸い殻を入れるのもおかくしないという“雰囲気”が醸成され、彼が犯人に違いないという予断につながりかねない。
しかし、“風評”や前歴は外縁情報として意味があるとしても、肝心なことは、容疑者が女児の遺体の切断や遺棄を行ったという事実の確認であり証拠である。
メディアは、口先だけの反省ではなく冤罪を少しでも減らしたいと思っているのなら、容疑者が犯人であるという印象を深める報道に邁進するより、警察が容疑者を逮捕した妥当性の検証に動くべきである。
今月11日夕方行方がわからなくなった女児が最後に目撃された場所は、容疑者の自宅及び遺体が発見された雑木林から600〜700mほど離れている。
容疑者が住む集合住宅は自動車で直接アクセスできない場所に建っており、容疑者が女児を自宅に連れ込んだとしたら、途中まで自動車を使ったとしても、坂下の道路から先は二人で階段を歩いて登らなければならない。
容疑者の普段の素行を考えると、容疑者がよく知っている近所の女児と一緒に歩いていれば目立ったはずである。しかし、行方不明後集まった女児の目撃証言のなかにそのような目撃証言はないとされる。
“真犯人”が自分の診察券やタバコの吸い殻を遺体と一緒に入れることは愚かでない限りまずありえない思っているが、“真犯人”は、それほど愚かな人物ではないようだ。
遺体が入ったポリ袋から容疑者の名前が書かれた診察券が見つかったという報道を受け、「腐敗が進んだためパニックになり、あわてて遺体を切断しポリ袋に入れて近くの雑木林に遺棄したため、ポリ袋に診察券が紛れ込んだのだろう」という見方もされている。
しかし、遺体の一部(腰の部分)が遺棄されていないことを考えると、“真犯人”は、パニックに襲われたわけではなく、それなりに考えながら行動しているように思われる。
あまり書きたくないが、遺体の一部を遺棄しなかった理由として、“真犯人”が特定できるものが付着している可能性やその部分に異常に執着する嗜好の持ち主である可能性を取り上げることができる。
遺体からタバコの吸い殻と違うDNA型が検出されれば別の人物が容疑者として浮上することになるが、遺体に付着したものから検出されたDNA型は、タバコの吸い殻から検出されたDNA型とは比べものにならないほど重要な証拠である。
腐敗が進みどうしようもなくなって遺棄したのであれば、診察券やタバコの吸い殻を一緒に入れて遺棄するぐらいの判断力の持ち主なら、腰の部分も同時に遺棄したであろう。
容疑者は黙秘しているそうだが、容疑者の供述がなくとも、遺体が切断された場所として容疑者の自宅を排除できないことは鑑識で確認できる。(ただし、血液反応だけであれば、容疑者の自宅で切断した可能性もあるという話であって、自宅で切断したとは断定できない)
いずれにしろ、遺体と一緒に見つかったタバコの吸い殻から検出されたDNA型と一致したからその人物が犯人というバカげた論理は通用しない。
吸い殻から検出されたDNA型と診察券から検出できるはず指紋は、証拠として“等価”である。
本人名義の診察券から本人の指紋が検出されることが自然であるように、本人の吸い殻から本人と同じDNA型が検出されるのも自然なのだから、兵庫県警の主張が通用するのなら、診察券が見つかったことだけで“決め手”にできる。吸い殻のDNA鑑定は、診察券と一緒に見つかったタバコの吸い殻も診察券名義人と同じ人物のものであるいう“証拠”になるだけである。
たとえ遺体と同じポリ袋のなかは入っていたとしても、診察券とタバコの吸い殻を棄てた者と遺体を棄てた者とが同一である証明をしない限り、タバコの吸い殻と同じDNA型を持つ人物が遺体遺棄の容疑者である“決め手”にはならないというのは“常識”である。
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決め手はタバコ 女児死体遺棄、捜査本部会見の一問一答
神戸新聞NEXT 9月24日(水)16時44分配信
神戸市長田区長田天神町1の雑木林で、ビニール袋に入った市立名倉小1年、生田美玲さん(6)の遺体が見つかった事件で、兵庫県警は24日午後、死体遺棄の疑いで、発見現場近くに住む無職君野康弘容疑者(47)=同区長田天神町1=を逮捕した。矢野浩司・捜査1課長と齋藤啓二・長田署長が約10分にわたり会見した。
主なやり取りは次の通り(回答は全て矢野捜査1課長)。
(質疑応答)
‐容疑者の認否は。
「まず逮捕時間は本日午後0時26分。認否については『黙秘します』と言っている」
‐容疑者が捜査線上に挙がった経緯は。
「逮捕の決め手は、昨日発見した遺体の入った袋の一部にタバコ(の吸い殻)があり、そのDNA型が被疑者のDNA型と一致した。その他、本人の名前が書かれた診察券などが在中しており、君野を容疑者と認めて逮捕した」
‐被害者の女児との面識は。
「現在のところ全くしゃべりませんので今後の取り調べで明らかにしたい」
‐逮捕するまでに接触したのか。
「防犯カメラの捜査等で不審人物として把握していた1人だった。本人から話を聞き、居宅に被害者がいないことは確認した」
‐居宅に被害者がいないのを確認したのはいつか。
「9月16日」
‐女児が身につけていたリュックサックは容疑者宅から発見されたか。
「逮捕したばかりで、まだそこまでの捜査は行っていない」
‐見つかっていない遺体の一部は発見されたか。
「まだ見つかっていない」
‐容疑者に精神的な通院などの情報はあるか。
「病院関係の答えは差し控える」
‐無職となっているが、生活保護を受けていたのか。
「今後の捜査で確認したい」
‐遺体が入っていた袋の数と置かれた時期は。
「いつから置かれていたのかは今後の捜査で明らかにしたい。袋の数は捜査上支障があるので『複数の袋』としか言えない」
‐袋の発見状況は。
「捜査員が付近の聞き込み、遺留品の発見等のために捜査をしていたところ異臭がしたので確認をし、袋を発見した」
‐9月16日に捜査員が容疑者と接触したときのやり取りは。
「特段変わった様子はなかった」
‐捜査員が容疑者宅を訪れ、中を見たのか。
「本人から話を聞いて、居宅の確認をした」
最終更新:9月24日(水)16時49分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140924-00000017-kobenext-soci
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ポリ袋に逮捕男の診察券や吸い殻…神戸女児遺棄[読売新聞]
2014年09月24日 14時53分
神戸市長田区の雑木林で23日夕、複数のポリ袋の中から切断された子供の遺体が見つかった事件で、兵庫県警は24日、DNA鑑定の結果、遺体は11日から行方不明になっていた近くの市立名倉小1年、生田美玲さん(6)と断定した。
ポリ袋から、遺棄現場近くに住む君野康弘容疑者(47)の名前が書かれた診察券が見つかり、県警は死体遺棄容疑で逮捕した。今後、殺人容疑でも調べる。
捜査関係者によると、ポリ袋からは、診察券のほか、たばこの吸い殻も見つかり、その唾液から検出されたDNA型が君野容疑者のものと一致したという。
県警によると、遺体は衣類を身に着けておらず、刃物などで切断されたとみられる。ポリ袋は四つ以上あり、頭部、両手と胴体、両足がそれぞれ別のポリ袋に入れられていたが、腰部は発見されていない。県警は、殺人・死体遺棄事件として捜査本部を設置。司法解剖を行って詳しい死因などを捜査する。
ポリ袋からは、遺体のほか、美玲さんが身に着けていたピンクと青色のワンピース、サンダル1足、肌着、下着も見つかり、一部は遺体と同じ袋に詰められていた。県警が12日に公開捜査に切り替えた際、美玲さんが持っている可能性があるとしたリュックサック(縦35センチ、横30センチ)は見つかっていない。
ポリ袋は、雑木林の半径5〜10メートルの範囲に散らばるように置かれていた。いずれも、数枚が重ねられた状態で、口が固く結ばれていたという。
遺体が見つかった場所は、美玲さんが普段暮らしていた、祖母宅の北東約150メートル。住宅街の細い路地の階段を上りきり、その先の斜面を数十メートル進んだ高台で、腰の高さまで草が生い茂っている。
君野容疑者は、遺棄現場から南東に直線で約50メートル離れたアパートに居住。知的障害があるという。
2014年09月24日 14時53分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
http://www.yomiuri.co.jp/national/20140924-OYT1T50023.html
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2014.9.24 16:03
神戸女児遺棄 いつ遺棄されたのか、容疑者との接点は…残る多くの謎[産経新聞]
■容疑者 酔って暴れ、不審行動も
神戸市長田区で発見された切断遺体の身元が24日、行方不明になっていた同区の市立名倉小1年、生田美玲(みれい)さん(6)と確認された。同時に兵庫県警は、死体遺棄容疑で発見現場のすぐ近くに住む無職、君野康弘容疑者(47)を逮捕した。君野容疑者と美玲さんに接点はあったのか。ポリ袋に小分けされた遺体は、ばらまくように無造作に置かれ、君野容疑者の氏名が書かれた診察券も見つかった。急展開の一方で、多くの謎が残る事件。発見現場は、県警の大規模捜索でも「盲点」になっていた。
捜査関係者などによると、君野容疑者は鹿児島県出身で、遺体発見現場から約30メートルのアパートに1人で住んでいた。定職に就かず、生活保護を受けているという。近くの理髪店の男性店主(68)によると、君野容疑者は酒を飲むと暴れることがあったといい、今年8月には酔って裸のまま路上で寝ている姿も目撃されていた。
近所の男性(72)は、君野容疑者の部屋の明かりが毎晩つけっ放しになっていることを不審に思い、警察に通報したことがあるという。君野容疑者は1年ほど前に引っ越してきたといい、長田区長田天神町の現場の草むらに続く階段に、一日中腰掛けて過ごすなど不審な行動も見かけられていた。
近くにある雑貨屋では、週に2〜3回、カップ酒を購入。最後の来店は4〜5日前だった。男性店長(64)によると、店には美玲さんもお菓子などを買いに訪れていたといい、君野容疑者と接点があった可能性もある。
一方、君野容疑者と氏名や年齢などが一致する人物が、主に日本人と中国人との間で友人を探すインターネットサイトに登録し、異性との出会いを求めていた形跡もあった。この人物は「結婚相手メルトモ募集」と自己紹介していた。
24日朝、現場の草むらでは県警による規制が続き、捜査員らが凶器や遺留品の捜索を行った。現場は昼間でも人通りが少なく、地元住民しか立ち寄らない場所。君野容疑者はなぜこの場所を選んで遺体を遺棄したのか。犯行の動機や、遺体切断の理由は何だったのか。不可解な点は多い。
遺体はいつ遺棄されたのか。県警は、美玲さんの行方が途絶えた11日以降、現場周辺を捜索していた。だが、この草むらは急な坂道を上りきったやや高台で、人が入り込まない場所でもあり、近くまでしか捜索していなかった。
住宅街にある現場周辺で、念入りに捜索が行われそうな場所だが、ある県警関係者は「たまたま(草むらに)行かなかったとしか…」と言いよどんだ。
草むら周辺が散歩コースだという長田区西山町の無職男性(74)は「数日前に訪れたときには異臭には気づかなかった」と話し、遺体が最近になって遺棄されたのではないかと推測する。
20代の男性は「いくら人通りが少なくとも、あんな場所に捨てれば発覚するのは時間の問題だ」とし、「隠そうと思ったら、もっと別の場所や方法があったはず。非常に場当たり的な印象がする」と話した。
http://www.iza.ne.jp/kiji/events/news/140924/evt14092416030038-n1.html
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2014.9.24 01:38
神戸女児不明 浮かび上がる“なぜ?”『捜索現場の近く』『無惨な切断遺体』[産経新聞]
神戸市長田区の市立名倉小1年、生田美玲(みれい)さん(6)が行方不明となってから13日目の23日、美玲さんの自宅のすぐ近くで子供の頭部や手など遺体の一部が見つかった。兵庫県警はポリ袋に小分けされた遺体の身元確認を急ぎ、地域住民らは予期せぬ事態におびえた。大勢の警察官が連日大規模な捜索を展開してきた現場でなぜ、遺体が無残な状態で置かれていたのか。現場は兵庫県警による規制線が張られ、住宅街は夜になってものものしい雰囲気に包まれた。
■きっかけは腐敗臭
遺体は23日夕、長田区長田天神町の雑木林で、美玲さんの捜索に当たっていた警察官が見つけた。きっかけは腐敗臭だった。ポリ袋に入っていたのは子供の頭部や手など。遺体は傷つけられていた。
美玲さんの行方が分からない中での子供の遺体発見という知らせに、現場には安否を気遣う住民が大勢押し寄せ、騒然となった。午後7時ごろ、報道陣らが詰めかける中て厳重に規制線が張られた。住民らは、規制線の先にいる捜査員の様子を心配そうに見守った。
■現場は重点的な捜索地帯
「なぜ今(遺体が)見つかるのか」
「何かタイミングを見て遺棄されたのか」
遺体がポリ袋に小分けされているのが見つかった雑木林は、県警がこれまでも捜索を行っていた場所で、近くに住む無職男性(73)によると、警察官が重点的に捜索していたという。男性は「はじめからその場所に遺体があれば、すぐに見つかっていたはず」と指摘し、遺棄に関与した人物について「おそらく周辺に土地勘がある人物ではないか」と推測した。
近くの女性(53)も「事件後、たくさんの警察官がいたのに、なぜ今頃発見されるんだろう」と首をかしげた。
雑木林は、地元の人でもあまり近づかない場所で、昼間でも人通りがまばらで夜間はほとんどないという。
近くの高校1年の女子生徒(15)は「大通りからも見えず、車でも入ることができない。土地勘がないと、あることさえ分からない」。理容店の店主(70)は「昼間でも薄暗く、子供が遊びに行くような場所ではない」と話した。
■募る不安
遺体の身元は23日深夜の時点でも特定されなかったが、美玲さんと同い年の孫がいるという主婦(48)は「ご家族の気持ちを思うと、言葉にならない。(遺棄した)犯人が近くにいるとすれば、本当に怖い」と顔をこわばらせた。
美玲さんが通っていた名倉小では、夜になって教員らが慌ただしく駆け付けた。教頭は報道陣に「現在会議中なので警察から正確な連絡があり次第、対応したい」とだけ話した。
同校では27日に運動会が予定されている。17日に母親(29)を訪ねた平井正裕校長によると、母親は「(美玲さんも)一緒に参加できたらいいと思います」と話していたという。
http://www.iza.ne.jp/kiji/events/news/140924/evt14092401380002-n1.html
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遺体を生田美玲さんと確認 兵庫県警[産経新聞]
2014.9.24 08:57
神戸市長田区長田天神町1丁目の茂みで切断遺体が見つかった事件で、兵庫県警は24日、遺体を行方不明の生田美玲さん(6)と確認した。
発見現場からはワンピースやサンダルも見つかり、11日から行方不明の市立名倉小1年生田美玲さん(6)が身に着けていたものと同一とみられることも分かった。
県警によると、発見現場で見つかった複数のポリ袋には頭部など遺体が分けて入っていた。ポリ袋は複数枚を重ね、しばった状態で、茂みの半径数メートルの範囲に置いてあった。
県警は殺人、死体遺棄事件として長田署に捜査本部を設置した。身元確認を進めるとともに、DNA鑑定を実施し、関連の有無を調べる。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140924/crm14092408570003-n1.htm
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遺体は美玲さんか 袋から着衣発見 腰部分だけ見つからず
2014.9.24 04:46 [神戸小1女児遺棄]
生田美玲さんの遺体が見つかった茂みへ入る警察官=24日午前10時35分、神戸市長田区
神戸市長田区長田天神町の草むらで見つかった複数のポリ袋から子供の遺体の一部が発見された事件で、兵庫県警は24日未明、袋の中から、行方不明になっている同区の市立名倉小学校1年、生田美玲(みれい)さん(6)が11日の行方不明当時に身に着けていたとみられるものと同じワンピースやサンダルなどが見つかったと発表した。県警は遺体は美玲さんの可能性が高いとみており、殺人・死体遺棄容疑で長田署に捜査本部を設置し、捜査を進めている。
捜査本部によると、遺体は頭部や両手がついた胴、両足部分など5つ前後のポリ袋に小分けされた状態で見つかった。ポリ袋は半径5〜10メートルの範囲に置かれ、何重にも梱包(こんぽう)されていた。両足なども発見されたが、腰の部分だけは見つからなかったという。
また、ポリ袋の中から遺体のほか、美玲さんが行方不明当時に身に着けていたとみられるワンピースやサンダルなどが見つかった。遺体は服を着ていなかったという。
遺体はかなり傷んでおり、性別は判然としない。捜査本部は、DNA型鑑定で身元を特定する方針。
兵庫県警は、美玲さんが行方不明になった11日から捜索を始め、自宅や学校周辺などを複数回捜索した。今回遺体が見つかった草むらも捜索していたという。
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140924/waf14092404460003-n1.htm
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2014.9.24 01:38
神戸女児不明 浮かび上がる“なぜ?”『捜索現場の近く』『無惨な切断遺体』[産経新聞]
神戸市長田区の市立名倉小1年、生田美玲(みれい)さん(6)が行方不明となってから13日目の23日、美玲さんの自宅のすぐ近くで子供の頭部や手など遺体の一部が見つかった。兵庫県警はポリ袋に小分けされた遺体の身元確認を急ぎ、地域住民らは予期せぬ事態におびえた。大勢の警察官が連日大規模な捜索を展開してきた現場でなぜ、遺体が無残な状態で置かれていたのか。現場は兵庫県警による規制線が張られ、住宅街は夜になってものものしい雰囲気に包まれた。
■きっかけは腐敗臭
遺体は23日夕、長田区長田天神町の雑木林で、美玲さんの捜索に当たっていた警察官が見つけた。きっかけは腐敗臭だった。ポリ袋に入っていたのは子供の頭部や手など。遺体は傷つけられていた。
美玲さんの行方が分からない中での子供の遺体発見という知らせに、現場には安否を気遣う住民が大勢押し寄せ、騒然となった。午後7時ごろ、報道陣らが詰めかける中て厳重に規制線が張られた。住民らは、規制線の先にいる捜査員の様子を心配そうに見守った。
■現場は重点的な捜索地帯
「なぜ今(遺体が)見つかるのか」
「何かタイミングを見て遺棄されたのか」
遺体がポリ袋に小分けされているのが見つかった雑木林は、県警がこれまでも捜索を行っていた場所で、近くに住む無職男性(73)によると、警察官が重点的に捜索していたという。男性は「はじめからその場所に遺体があれば、すぐに見つかっていたはず」と指摘し、遺棄に関与した人物について「おそらく周辺に土地勘がある人物ではないか」と推測した。
近くの女性(53)も「事件後、たくさんの警察官がいたのに、なぜ今頃発見されるんだろう」と首をかしげた。
雑木林は、地元の人でもあまり近づかない場所で、昼間でも人通りがまばらで夜間はほとんどないという。
近くの高校1年の女子生徒(15)は「大通りからも見えず、車でも入ることができない。土地勘がないと、あることさえ分からない」。理容店の店主(70)は「昼間でも薄暗く、子供が遊びに行くような場所ではない」と話した。
■募る不安
遺体の身元は23日深夜の時点でも特定されなかったが、美玲さんと同い年の孫がいるという主婦(48)は「ご家族の気持ちを思うと、言葉にならない。(遺棄した)犯人が近くにいるとすれば、本当に怖い」と顔をこわばらせた。
美玲さんが通っていた名倉小では、夜になって教員らが慌ただしく駆け付けた。教頭は報道陣に「現在会議中なので警察から正確な連絡があり次第、対応したい」とだけ話した。
同校では27日に運動会が予定されている。17日に母親(29)を訪ねた平井正裕校長によると、母親は「(美玲さんも)一緒に参加できたらいいと思います」と話していたという。
http://www.iza.ne.jp/kiji/events/news/140924/evt14092401380002-n1.html
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神戸・長田区で発見の遺体、複数のポリ袋に 不明女児との関連捜査[産経新聞]
2014.9.24 00:06
神戸市長田区長田天神町の雑木林で23日、袋に入った子供とみられる遺体が見つかった事件で、遺体が複数のポリ袋に小分けされていたことが、捜査関係者への取材で分かった。兵庫県警は死体遺棄事件として長田署に捜査本部を設置するとともに、遺体が行方不明になっている近くの市立名倉小1年、生田美玲(みれい)さん(6)の可能性もあるとみて身元の確認を急ぎ、遺体の置かれた状況なども含め、関連を調べる。
捜査関係者によると、遺体発見現場は美玲さんの自宅や名倉小の近く。23日午後4時10分、美玲さんの捜索を続けていた警察官が腐敗臭に気付いて近づいたところ、複数のポリ袋を見つけた。うち一つから子供の頭部を確認、手のようなものもあるという。
県警によると、美玲さんは11日午後2時45分ごろに下校。その後立ち寄った自宅近くの祖母宅でランドセルが見つかっていた。
午後3時15分ごろには、遊ぶ約束をしていた同級生宅マンションに向かう途中で、コンビニの防犯カメラに日傘を差して歩く姿が写っていた。ただ、同級生とは会えず、コンビニ近くのこのマンション前の植え込みから美玲さんのものとみられる日傘が見つかった。
その後、午後4時から周辺で複数の児童が目撃。午後5時半ごろ、自宅の南東600メートルの大丸山公園付近を1人で歩く姿が目撃された。さらに、公園から約120メートル南の県立高校付近を歩いていたとの情報を最後に消息が途絶えていた。
県警は、行方不明になった翌日の12日に公開捜査。防犯カメラの映像や目撃証言などをもとに、延べ2500人を超える捜査員を投入して捜索を続けているが、これまでに有力な手がかりは得られていない。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140924/crm14092400060001-n1.htm
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神戸・長田区で袋に入った子供とみられる遺体を発見、不明女児との関連を捜査 兵庫県警[産経新聞]
2014.9.23 20:10
兵庫県警は23日、神戸市長田区内で、袋に入った子供とみられる遺体を発見した。県警は、袋の内容を確認するとともに、詳しい状況を調べる。同区に住む市立名倉小1年、生田美玲さん(6)が11日から行方不明になっており、県警は、遺体は美玲さんの可能性もあるとみて身元の確認を急いでいる。
捜査関係者によると、23日午後、同区長田天神町の同小近くの雑木林で、美玲さんを捜索していた警察官が遺体のようなものが入った袋を発見した。現場は、行方不明になった美玲さんの自宅の近くで、県警が関連を調べている。
県警は、美玲さんが行方不明になった翌日の12日に公開捜査に切り替え、防犯カメラの映像や目撃証言などをもとに、連日200人以上の態勢で捜索したが、これまで有力な手がかりは得られていなかった。
県警によると、美玲さんは11日午後2時45分ごろに下校。自宅近くの祖母宅にランドセルが見つかっており、下校後に立ち寄った後、ワンピースに着替えて外出したとみられる。
午後3時15分ごろ、遊ぶ約束をしていた同級生宅に向かう途中のコンビニの防犯カメラに、日傘を差して歩く姿が写っていた。美玲さんは同級生と合流できず、コンビニ近くの同級生宅マンション前の植え込みから、美玲さんのものとみられる日傘が見つかった。
その後、午後4時から周辺で複数の児童から目撃されていたが、午後5時半ごろ、自宅から南東600メートルの大丸山公園付近を1人で歩いていたのを目撃された。さらに、公園から約120メートル南の県立高校付近を歩いていたとの情報を最後に消息が途絶えていた。
県警は、延べ1500人以上の警察官を投入し、連日自宅周辺や最後に目撃された県立高校付近を中心に捜索していた。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140923/crm14092320100013-n1.htm
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