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日航機123便の機内の様子などを再現したドラマの一場面(フジテレビ提供)(写真:産経新聞)
「ドーン、ドーン、ドーン」日航機墜落30年目に判明した爆発音 フジが特番
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140810-00000523-san-soci
産経新聞 8月10日(日)15時35分配信
昭和60年の日航機墜落事故から30年目となる8月12日、フジテレビは機内の再現ドラマや当時の映像、墜落現場での中継などを交えた特番「8.12日航機墜落 30回目の夏 生存者が今明かす“32分間の闘い” ボイスレコーダーの“新たな声”」(午後6時半)を生放送する。フジは今回、コックピットのやりとりを記録したボイスレコーダーの詳細な解析を実施。衝撃音の回数や、これまで判読不能とされてきた会話の一部など「新事実」が判明したという。
事故にあった日航機123便は昭和60年8月12日、羽田空港から伊丹空港に向かう飛行中、機体に異常が発生。機体は制御を失い、32分後に群馬県上野村の「御巣鷹(おすたか)の尾根」に墜落し、乗客乗員524人のうち520人が死亡した。
■「ドーン、ドーン、ドーン」
フジテレビは今年春、これまでマスコミに公表されていた音源よりも、より鮮明に記録されたテープを当時の事故調査委員会の関係者から入手。テープを独自解析したところ、これまで聞き取ることのできなかったコックピットでの約60カ所のやりとりのうち、約20カ所が明らかになったという。
フジの張江泰之チーフ・プロデューサー(46)によると、事故調査委員会が行った調査報告書では、衝撃音は「ドーン」と1回だけだった。これに対し、最新の音響技術で解析したところ、「ドーン、ドーン、ドーン」と3つの衝撃音が確認できたという。特番では、この衝撃音が意味することを詳しく取り上げ、「事故のさらなる真相」に迫る。
張江さんは「当時できなかった音の解析が、技術が進化した30年目の今ならできるようになった。突然の事故を受けて動揺しながらも、最後の最後まで生きようと頑張った(コックピット内での)やりとりが残されていた」と話す。
また、事故当日の気象データなど多くのデータを解析。CGを駆使した「レベルの高い飛行再現」(張江さん)を行い、「なぜ123便は御巣鷹に向かったのか」を考える。「事故のことを知る人にとって、『そんなことがあったのか』と思うことの連続になると思う」と張江さん。
■ドラマ、現場中継も
フジは今回、生存者の乗客の女性に取材。女性は「事故を自分の記憶に留めるのではなく、後世の記録として残したい」として取材に応じたという。その証言などをもとに、ダッチロールや度重なる急降下にさらされた当時の機内の様子、何とかして事故を回避しようとした機長らの必死の操縦を再現したドラマを放送する。
このほか、生存者の救出に携わった人にインタビューを行い、当時の墜落現場の状況や、生存者を発見したときの様子を語ってもらう。自衛隊が当時撮影していた現場の映像も放送。墜落時刻の午後6時56分前後には、現場からの中継も行われる。
張江さんは「日航機事故は決しては忘れてはいけない大事故で、交通機関の安全を考えるうえでの“シンボル”にもなっている。最近の若い人の中には事故のことを知らない人もいると思うが、記憶を語り継ぐという意味でも、事故を知らない人にもぜひ見ていただければ」と話している。
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