http://www.asyura2.com/13/nihon31/msg/422.html
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第14回公判が開かれ、雲取山の状況がかなり詳しく語られたようで、江川氏が傍聴メモとしてまとめてくれている。主だったものを拾うと次のようになる。
(片山氏証言)
@頂上に着いたのは10時40分頃で、山頂に着いたときは誰もいなかった。一人で居たのは最初の5分くらいのみ。
A山頂として注目される標識があって、そこに埋めようとしたが、固くて歯が立たなかった。他の場所も何カ所か試した。三角点だけ土質が違って、掘ることができた。そこでUSB写真を撮影。撮り終えて、埋めようと思ったら、左の方から人が来るのが見えたので、作業を中止。
B山頂で景色を見ながら人が減るのを待っていた。それまで自分の足下に穴がくるようにして、三角点に腰掛けていた。粉雪が降ってきて、3人くらいになった。誰もこっちを向いてない時に、足だけで土をかぶせて埋めた。それから、「このへん」写真に相当する写真を撮影した。
C「このへん」写真は後で見たら白い雪の粒が写っていた。10月に埋めたことにするつもりだったので、これだと雪の降る季節と疑われるだろうと思い、(登山記録投稿サイトの)ヤマレコで写真を入手した。そのまま使うとグーグル検索で同じ画像を探されてヤマレコの写真とバレてしまうので、微妙に回転させて使った。
第14回公判傍聴メモ→http://bylines.news.yahoo.co.jp/egawashoko/20140731-00037874/
片山氏が雲取山に登ったのは2012年12月1日で、この日は他の登山者もかなり登っており「ヤマレコ」という情報サイトにこの日、雲取山に登った人の投稿がかなりある。そこで、片山氏の証言とこの投稿内容を突き合わせ検証してみた。
(検証結果)
証言@では誰もいなかったといっているが、mi88nさんは10時35分に登頂し、10時37分に撮った写真のコメントに「頂上には5人ほどの人がいらっしゃいました。」と書いている。このため、10時40分頃に片山氏が登頂したとき、一人もいなかったというのは有り得ない話である。さらに、証言Bでは写真を撮った後、雪が降って登山者が3人位になるまで三角点に腰を掛けて待っていたというが、晴れていた山頂に雪が降ったのは11時8分頃である。この様子を同じくmi88nさんが「写真ではわかりにくいですが、雪が舞い始めました。とっとと下山だ!」と投稿している。このため、この時間まで片山氏は三角点の台座に座って、掘った穴を足で隠していなければならない。しかし、別の登山者nabetaさんが10時51分に撮った写真では、腰掛けているはずの片山氏は三角点の後ろに立っており、三角点の台座の下にも穴は見られない。このため証言Bは全くのでたらめであることが分かる。証言Bで「このへん」写真を撮ったのは11時8分頃からの雪で山頂の人が減った後である。mind gamesさんはその後、11時20分に登頂して写真を撮っているが雪は降っているようには見えず、また山頂で昼食を取っていることから既に雪は止んでいたものと思われる。このためCのように白い雪の粉が写るほど雪は降っていないはずである。
このように「自分が犯人である」と言ったからには、嘘をつく必要のない片山氏の公判証言は他の登山者によって全て否定されている。一方、「自分は犯人でない」と言っていた保釈直後の証言は他の登山者の投稿内容で検証しても少しも矛盾がない。このため、片山氏は雲取山の状況証拠では完全に白なのである。
ところが、証言はこれだけで終わっていない。kensyou_jikenboというブログを主催しているブログ主さんが公判を傍聴し、片山氏の衝撃的な証言をアップしている。どこにUSBを埋めたのかと問われた片山氏は、写真上でその場所を示したが、その場所はUSBが掘り出された台座の南東側面ではなく、なんとその横の北東側面であったというのである。この衝撃的な発言についてメディアはどこも伝えていない。
・kensyou_jikenbo→http://blogs.yahoo.co.jp/kensyou_jikenbo/54414632.html
・公判証言の検証→http://wamoga.web.fc2.com/pcenkaku/santyou2.pdf
・保釈後証言の検証→http://wamoga.web.fc2.com/pcenkaku/santyou.pdf
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