http://www.asyura2.com/13/nihon31/msg/413.html
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不思議です。
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140727/waf14072709310008-n1.htm
同級生の頭部殴り殺害か 高1女子を容疑で逮捕
2014.7.27 09:31 [殺人・殺人未遂]
長崎県警は27日、長崎県佐世保市の高校1年の女子生徒(15)を殴って殺害したとして、殺人容疑で同じ高校に通う1年生の女子生徒(15)=同市=を逮捕した。
逮捕容疑は、26日午後8時ごろ、佐世保市内の逮捕された女子生徒の自宅で、後頭部を十数回殴り、殺害したとしている。女子生徒は容疑を認めているという。
県警によると、26日夜に行方不明になった女子生徒を捜していた警察官が27日、逮捕された女子生徒の自宅で、死亡した状態で倒れているのを発見した。
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http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&rel=j7&k=2014072700189
殺害ほのめかす書き込み=ネットに「殺しちゃった」−高1女子殺害、県警が関連捜査
長崎県佐世保市のマンションの部屋で、県立高校1年の松尾愛和さん(15)が同級生の女子生徒(15)に殺害された事件で、「殺しちゃった」などと殺害をほのめかした文章や画像が、インターネット掲示板に投稿されていたことが27日、分かった。県警捜査1課もこの投稿を確認しており、事件との関連を調べている。
高1女子を殺人容疑で逮捕=同級生殴り、遺体切断−「私がやりました」・長崎県警
掲示板の「殺しちゃったんだけど」というスレッドには、26日午後10時5分すぎから同30分すぎにかけて、同一のIDで「出血はそんなにしてない どうしよう」「駄目だ拭いても拭いても血が溢(あふ)れてくる」などと、計4回の書き込みがされていた。また、血の付いたような手など計7枚の画像も投稿されていた。
同課は、掲示板の書き込み時間が、松尾さんが殺害されたとみられる時間帯の直後であることなどから、女子生徒が画像や文章を掲示板に投稿した可能性もあるとみて確認を進めている。(2014/07/27-20:12)
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http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&rel=j7&k=2014072700097
高1女子を殺人容疑で逮捕=同級生殴り、遺体切断−「私がやりました」・長崎県警
27日午前3時20分ごろ、長崎県佐世保市島瀬町のマンション一室で、同市祇園町の県立高校1年松尾愛和さん(15)が頭から血を流して倒れているのを、捜索願を受けて捜していた県警佐世保署員が発見した。松尾さんは既に死亡し、頭と左手首が切断されていた。松尾さんと同じクラスで、この部屋に住む女子生徒(15)が「すべて私がやりました」と殺害を認めたため、県警捜査1課は殺人容疑で逮捕した。
「バラバラにしたかった」=金づちとのこぎり準備−高1女子殺害で同級生・長崎県警
女子生徒は逮捕後の調べに、反省の言葉は口にしていないという。同課は2人の間にトラブルがなかったかなど、殺害や遺体を切断した動機を調べている。
逮捕容疑は26日午後8時ごろ、松尾さんの後頭部を鈍器で多数回殴るなどし、殺害した疑い。
同課によると、女子生徒と松尾さんは中学、高校の同級生。松尾さんは26日午後、両親に「遊びに行ってくる」と伝えて外出した。松尾さんは「午後7時ごろに帰る」と母親に携帯電話からメールをしたが、帰宅しないため、同日午後11時すぎ、父親が「娘が帰宅しない」と110番した。
同署員が行方を捜索し、女子生徒の住むマンションに行ったところ、女子生徒の部屋のベッド上で松尾さんの遺体を見つけた。頭部と左手首が切り離されていた。殴打や切断に使ったとみられる工具や血の付いた刃物も室内に残されていた。(2014/07/27-20:43)
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http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140727/waf14072721200031-n1.htm
「残酷」「嫉妬や恨みか」識者は2人の関係に注目
2014.7.27 21:20 [殺人・殺人未遂]
「残酷で、普通の感覚では考えにくい手口。怨念が蓄積されなければ、遺体をこうした状態にするようなエネルギーは出ない」。ノンフィクション作家の吉岡忍さんは話す。精神科医の香山リカさんも「被害者への一方的な嫉妬や恨みを募らせ、計画を立てたのかもしれない」と推測する。
「この年代の女子同士は親密になると、2人にしか分からない、心を許し合うような世界をつくり上げることはよくある」と香山さん。「けんかが絶えないような関係が、事件に発展したケースとは違うのではないか」という。
吉岡さんも「15歳ぐらいの人間関係は狭い」と指摘。逮捕された生徒が1人暮らしをしていた点に注目し「親やきょうだいも近くにいない中で誰かに対する憎しみが生じた場合、それを分散するような関係もなく、ますます狭い人間関係に陥ったのかも」とした。
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http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140727/waf14072721560033-n1.htm
血のついた手、「どうしよう」のつぶやき…ネット上に拡散する真偽不明の投稿 凄惨さに驚愕と戸惑い
2014.7.27 21:56 (1/3ページ)[殺人・殺人未遂]
佐世保警察署=長崎県佐世保市(中川春佳撮影)
長崎県佐世保市の高校1年、松尾愛和(あいわ)さん(15)を殺害したとして27日、中学から一緒だった同級生の女子生徒(15)が逮捕された事件は、遺体の首や手首が切断されるなど凄惨(せいさん)を極め、関係者から驚愕と戸惑いの声があがった。インターネット上では、加害者が犯行後の様子を撮影、投稿したとする真偽不明の画像も拡散する事態となった。感情の起伏が激しかったというが、犯行を認め落ち着いた様子で取り調べを受けているという生徒と、殺害された松尾さんの間に何があったのか。
急に泣き出すことも
2人は中高一貫の進学校に在籍。逮捕された生徒の知人らは、生徒について「勉強好きで頭の良い子だったが、感情の起伏が激しい」とみていた。被害者の松尾さんは面倒見がよく明るい性格。校長らが記者会見した高校側の説明では「2人が特に親しいとは把握していない」という。
生徒を幼いころから知っているという女子専門学校生(18)らは「元気な女の子でよく鬼ごっこをして遊んだ」と振り返る。一方で「けんかすると急に泣きだすことがよくあった」とも。「お母さんが好き」で一緒に犬の散歩をする姿がよく見られたが、その母親は亡くなったという。
面倒見良く一生懸命
小学校の文集に「まわりと協力するのはとても大事だと感じた」とつづっていた松尾さん。高校では写真部に所属し、明るく面倒見がよかったという。校長は「1学期の欠席はゼロで、学習にもまじめに取り組んでいた」と沈痛な面持ちで語り、友人らも「一生懸命な子だった」と話した。
高校の同級生(15)は「松尾さんは歴史上の人物が好きで、戦国大名の本をよく読んでいた」といい、「話し始めるとにぎやかな子だった。何でこんなことに」と言葉を失った。高校によると、大学は文学部を目指していたという。
流血画像?が拡散
犯行時間の約2時間後にあたる26日午後10時すぎ、ネット掲示板に「殺しちゃったんだけど」というタイトルとともに数枚の写真が投稿された。
写真は血のようなものがついた手などを写したもので、投稿者は「出血はそんなにしてないどうしよう」「駄目だ拭(ふ)いても拭いても血が溢(あふ)れてくる」などと書き込んでいた。
今回の事件のニュースが報じられるようになると、ネット上で「加害生徒が殺害後に投稿したのでは」との憶測が急速に広がり、写真も拡散。短文投稿サイト「ツイッター」では、画像について「常軌を逸している」「これ本当なの?」といった書き込みもみられた。
長崎県警もこうした情報を確認しており、逮捕された生徒が犯行後に写真を貼り付けた可能性もあるとみて慎重に調べている。
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http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&rel=j7&k=2014072700181
「面倒見良く、真面目」=文学部目指す−被害の松尾さん
長崎県佐世保市で県立高校1年の松尾愛和さん(15)が同級生の女子生徒(15)に殺害された事件で、2人の通う高校の校長が27日、記者会見した。校長は「明るく面倒見が良い生徒だった。1学期は欠席もゼロで、学習にも真面目に取り組んでいた」と早過ぎる死を悼んだ。
突然の死に「実感ない」=松尾さん知る人驚き−長崎・佐世保
校長によると、松尾さんは写真部に所属。大会に出場した運動部の生徒の写真などを撮っていた。歴史に関心があり、24日に行った進路に関する三者面談では、担任教諭に「(2年生からは)文系コースに行き、大学は文学部に入りたい」と話していたという。
校長は「将来に向けて一生懸命頑張っていた。本当に悲しい」と語った。
一方、逮捕された女子生徒については「お答えできない」と回答を避け続けた。女子生徒と松尾さんは同じクラスだったが、2人の間にトラブルは確認されていないという。
同市では2004年6月に当時小学6年の女子児童が同級生を殺害する事件が発生。これを受け、県を挙げて啓発教育に取り組んできた。校長は「命は大切だという指導・教育が届かなかったのか」と悔しさをにじませた。
事件を受け、同校は1年生の大半が参加し、28〜31日に予定していた同県雲仙市での学習合宿を中止。27日夜に1年生の保護者を体育館に集め、経緯を説明した。保護者からは、生徒の心のケアなどを心配する声が上がったという。(2014/07/27-22:01)
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http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140727/waf14072722490034-n1.htm
逮捕の同級生生徒、松尾さんの所在尋ねた警察官に最初は「知らない」と答えた
2014.7.27 22:49 [殺人・殺人未遂]
長崎県佐世保市で起こった同級生殺害事件の経過
長崎県佐世保市で、高校1年の松尾愛和さん(15)が殺害され、同じ高校のクラスメートの女子生徒が逮捕された事件で、長崎県警の調べに対し、松尾さんの遺体が首と左手首が切断されていたことについて、生徒が「すべて自分一人でやった」と供述、遺体切断も認めたことがわかった。
県警によると、松尾さんは26日午後3時ごろ、友人と遊ぶといって出かけた。松尾さんの両親は、この生徒と遊ぶ約束をしたと聞いていたことから、生徒の家族に電話。生徒はこの家族に「午後6時半くらいに別れた」と答えた。松尾さんの両親は午後11時ごろに110番し捜索願を出した。
警察官が27日未明、マンション入り口付近で女子生徒を見つけ、松尾さんの所在を尋ねたところ「知らない」と答えた。警察官は生徒宅のベッドで遺体を発見。生徒は任意同行された佐世保署で殺害を認めた。
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http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140727/waf14072723030035-n1.htm
首切断は「生き返るのでは」の恐怖から? 人格未形成ゆえ残虐に…未成年の凄惨事件なぜ起きるか、専門家が分析
2014.7.27 23:03 (1/2ページ)[殺人・殺人未遂]
未成年者による主な殺人事件
長崎県佐世保市の高校1年、松尾愛和さん(15)の殺害容疑で逮捕された同級生の女子生徒(15)は、容疑とともに遺体を切断したことも認めているという。今後の捜査は犯行動機などの解明が焦点となるが、同じ佐世保市では10年前に小学女児が同級生に殺害される事件があり、未成年が加害者となる凄惨(せいさん)な殺人事件は後を絶たない。今回の事件について、専門家は「人格が完全に形成されていない年齢のため、より残虐的な犯行に及んだ可能性がある」と話している。
相次ぐ未成年の残虐事件
神戸市で平成9年に起きた児童連続殺傷事件では、当時14歳の少年が小学6年の男児=当時(11)=を殺害後、遺体の一部を中学校の校門前に置くなどして世間を震撼(しんかん)させた。
佐世保市では平成16年6月に小学6年の女児=当時(12)=が同じクラスの少女=同(11)=にカッターナイフで切られ、死亡する事件が起きている。少女は校舎内の学習ルームに女児を呼び出し、背後から首を切り付け失血死させたとされる。長崎県警の事情聴取には「インターネットの掲示板に『いい子ぶっている』と書かれ、殺そうと決めた」と話したという。
長崎市内では15年7月、当時12歳の少年が男児=当時(4)=を誘拐。立体駐車場の屋上から突き落として殺害した。遺体は全裸の状態で見つかった。加害者の少年は、県警による補導後の少年審判で精神鑑定を受け、対人的な共感性が乏しい広汎(こうはん)性発達障害の1つと診断された。
好きだから憎しみも募る?
今回の事件では女子生徒が被害者の首と左手首を切断したとされる。動機について、東洋大の桐生正幸教授(犯罪心理学)は「殺害後も首が胴体につながっていることで、被害者が生き返るのでは、と恐怖心が増した可能性が考えられる」と指摘する。
また、桐生教授は女子生徒の年齢に着目し「15歳といえば、まだ人格が形成されていない思春期。被害者と親しかったとすれば、好きだからこそ憎しみも募り、発達段階ゆえに残虐性が発揮されたとも考えられる」と分析している。
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http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140728/waf14072800220002-n1.htm
増える18歳未満の凶悪事件受け厳罰化 無期刑言い渡されるケースも
2014.7.28 00:22 [殺人・殺人未遂]
佐世保警察署=長崎県佐世保市(中川春佳撮影)
今回逮捕された女子生徒(15)のように、18歳未満の少年は、少年法の規定により死刑にすべき場合でも無期懲役に減刑しなければならず、無期懲役にすべきケースでも有期刑に減刑することができる。しかし凶悪な少年事件が起こったことで厳罰化が進み、今春には有期刑の上限を15年から20年に引き上げる改正少年法が成立。実際の刑事裁判でも、犯行時18歳未満だった少年に無期懲役が言い渡されるケースがみられるようになった。
少年法は本来、処罰よりも保護と立ち直りに主眼を置いてきた。しかし、平成9年に起きた神戸市須磨区の児童連続殺傷事件を契機に厳罰化へ舵が切られた。残忍な犯行にもかかわらず、当時14歳だった加害少年は医療少年院送致となり、刑事処分を科されないまま17年に退院した。
厳罰化は、まず13年施行の改正少年法で、刑事罰の対象を16歳以上から14歳以上に引き下げ。19年には少年院送致の下限も14歳から「おおむね12歳」に引き下げられた。それでも問題は収束せず、21年に大阪府富田林市で少年=当時(17)=が男子高校生を殺害した事件の判決では、大阪地裁堺支部が少年法の不備を指摘。これを機に、今年4月の改正で有期刑の上限が15年から20年に引き上げられた。
東京都武蔵野市で25年2月に女性が殺害された事件では、東京地裁立川支部が今年2月、強盗殺人罪などに問われたルーマニア国籍の少年(19)=犯行時17歳=に無期懲役を言い渡している。
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http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2014072800007
「バラバラにしたかった」=金づちとのこぎり準備−高1女子殺害で同級生・長崎県警
長崎県佐世保市のマンションで、県立高校1年の松尾愛和さん(15)が同級生の女子生徒(16)に殺害された事件で、女子生徒が殺害の動機について、「遺体をバラバラにしたかった」という趣旨の供述をしていることが28日までに、捜査関係者への取材で分かった。殺害と遺体の一部の切断に、金づちとのこぎりが使われたことも判明した。
殺害ほのめかす書き込み=ネットに「殺しちゃった」−高1女子殺害、県警が関連捜査
県警捜査1課は、女子生徒が事前に殺害を計画し、工具類を準備していた可能性もあるとみて調べる。一方で、供述内容などから、生徒の精神鑑定も視野に捜査を進める。司法解剖の結果、松尾さんの死因は頸部(けいぶ)圧迫による窒息死と判明。死亡推定時刻は26日午後8〜10時とみられる。
捜査関係者によると、殺害に使われたとみられる金づちは遺体が見つかったベッドの脇に、のこぎりはベッド上に置かれていたという。松尾さんは立った状態で後頭部を金づちで多数回殴られた後、ひもで首を絞められ、頭部と左手首を切断されたとみられる。
女子生徒はこれまでの調べに、「後頭部を殴り、首を絞めた。全て私がやりました」と殺害を認めている。動機については、「遺体をバラバラにすることに関心があった」という趣旨の供述をしている。中学、高校の同級生だった松尾さんとのトラブルや、恨みなどについての供述はしていない。取り調べには淡々と応じ、事件への反省の言葉などはないという。(2014/07/28-11:57)
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http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140728/waf14072812020016-n1.htm
激しく動揺するクラスメート 全校集会で20人が体調不良訴え、教室に入れない生徒も 「こんな恐ろしいことが起こるなんて」
2014.7.28 12:02 (1/2ページ)[殺人・殺人未遂]
長崎県佐世保市の高校1年の女子生徒(15)が同級生の少女(16)に殺害された事件で、事件発覚から一夜明けた28日、2人が通っていた市内の高校で全校集会が開かれた。夏休み中に起きた同級生による殺人事件とあってクラスメートたちも激しく動揺。生徒たちは、学校関係者の見守りのなか硬い表情で登校していたが、約20人が体調不良を訴え、なかには教室に入ることすらできない生徒もいたといい、事件の衝撃の大きさをうかがわせた。
亡くなった女子生徒と逮捕された少女の2人が通っていたのは市内有数の進学校だった。この日は、夏休み中だったが、もともと予定されていた登校日でもあった。
女子生徒は、28日から1年生を対象に3泊4日で学外で行われることになっていた「学習合宿」に参加する予定だったが、事件を受け、合宿は急きょ中止に。逮捕された少女はもともと不参加の予定だったという。
この日は、生徒10人が体調不良などで欠席。登校しても教室に入れない生徒や涙を流す生徒もおり、スクールカウンセラーの対応が必要な生徒が約20人いたという。
同校の生徒たちは憔悴(しょうすい)した様子で、重い足取りで登校していたが、一様に戸惑いを隠せない。2年の女子生徒(16)は「本当に怖い。(事件のことを)誰とも話したくない」と涙をぬぐった。
2人の間に何があったのかは、生徒たちにもはっきりと分からない様子で、1年の男子生徒は、事件につながるトラブルについて「何も分からない」と言葉少な。別の男子生徒は「こんなに恐ろしいことが起こるとは信じられない」と困惑の表情をみせた。
副校長によると、集会では、生徒と教職員ら全員で黙祷(もくとう)した後、校長が事件の概要を説明。命の大切さや心のケアに努めることを伝えたほか、逮捕された少女に関する情報がインターネットで飛び交っているとし、「無料通信アプリ『LINE(ライン)』などで事件について書き込むことを止めるように」と呼びかけたという。
高校は夏休み中も特別授業を行ってきたが、この日の授業は取りやめに。その代わり、全生徒について学級担任との面談を実施しているほか、スクールカウンセラーを5人に増員するなど、学校側も対応に追われていた。
2人の学校生活に注目が集まるが、集会後に校門前で報道陣の取材に応じた校長は「(逮捕された)少女については一切お答えできない」と繰り返していた。
一方、殺害現場となった少女が住むマンション前には規制線が張られ、朝から県警の捜査員が出入り。鑑識活動を行うなどしていた。
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http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140728/waf14072812130017-n1.htm
少女は胴体切断も試みたのか…「文武両道で多才」母親の死後、生活激変
2014.7.28 12:13 (1/2ページ)[殺人・殺人未遂]
現場検証のため高校1年の女子生徒が殺害されたマンションに入る捜査員=28日午前9時21分、長崎県佐世保市
長崎県佐世保市の高校1年の女子生徒(15)が殺害された事件で、遺体の胴体にも激しく傷つけられた痕があったことが28日、長崎県警への取材で分かった。殺人容疑で逮捕された同級生の少女(16)は周囲から「文武両道で多才」と評価される一方、「暗く、変わった子」とも見られていた。昨年秋に母親が亡くなって以降、生活が大きく変化していたといい、県警は事件に至った背景も含め、慎重に調べを進める。
捜査関係者によると、女子生徒の遺体は首などが切断されていただけでなく、胴体にも切断しようとした痕があった。司法解剖の結果、死因は窒息で26日午後8〜10時に死亡したとみられる。
学校関係者によると、少女をめぐる環境は最近1年間で激変。仲が良かった母は昨年10月に他界。冬季に父親とともに年代別の全国規模のスポーツ大会に出場した際は「母のためにもがんばる」と話していたという。少女は母の死に際して感情を表に出すことはなかったが、落ち込んでいる様子だった。父親はその後再婚した。
事件現場となったマンションで1人暮らしを始めたのは今年4月。大通りに面し、父親の職場に近く、学校へも徒歩圏。「アニメ好き」が共通点だったという女子生徒の自宅とは徒歩で10分ほどの距離だった。少女は9月から海外留学する予定で、自ら1人暮らしを希望。父親は「留学の練習」ということで許可したという。
一方、幼少期から少女を知る女性は「あまり笑わない。頭が良すぎるのか、少し変わっていた」とも。進学校に通い、父親の影響で始めたスポーツだけでなく、芸術的な才能にも恵まれていた。父親は地元で顔が広く、関係者は「誰もがうらやむような名士の一家」と話す。
ただ、学校関係者によると、少女は小学生時代に同級生の給食に異物を混ぜる問題行動を起こしていた。中学校では小動物の解剖に夢中になっているという噂が広まり、「少し浮いた感じになっていた」という。
県警は28日午後、少女を長崎地検佐世保支部に送検する。14歳以上の未成年者が逮捕されると通常、送検後に勾留され、地検が家裁送致し家裁が処分を判断。故意に人を死亡させた事件では検察官送致(逆送)もある。責任能力が争点となることが想定される事件では、地検は家裁送致前に数カ月間、鑑定留置をするケースが少なくない。
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http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/140728/wlf14072812290011-n1.htm
女子生徒が遺体切断に戦慄する(7月28日)
2014.7.28 12:29 [【浪速風】]
現場検証のため高校1年の女子生徒が殺害されたマンションに入る捜査員=28日午前9時33分、長崎県佐世保市
カミュの代表作「異邦人」の主人公は殺人の動機を「太陽がまぶしかったから」と言ったが、犯罪には不条理としか説明できないものがある。長崎県佐世保市で同級生を殺害した高校1年の女子生徒は、何が凶行へと駆り立てたのだろう。とりわけ遺体を切断した行為は、少女だけに理解に苦しむ。
▼神戸で起きた連続児童殺傷事件や、古くは東京、埼玉の連続幼女誘拐殺人事件を思い出すが、女性の犯罪ではあまり聞かない。あっても、遺体を隠すのに重くて運べないといった事例だった。浅薄な理解で、性差が理由ではないかと思っていたのだが、人間の奥底に触れた気がして戦慄する。
▼少年犯罪の多発・凶悪化に対しては、改正少年法で刑事罰の対象が引き下げられた。加えて無条件で保護処分になっていた年齢でも、家裁から逆送されて刑事裁判が行われるようになった。今回の事件も捜査と裁判によってすべてを明らかにしてほしい。連鎖にピリオドを打つためにも。
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http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140728/crm14072821110021-n1.htm
勉強好き、洗剤混入…実母急死、「二面性」も 逮捕の女子生徒の心に何が
2014.7.28 21:11 [少年犯罪]
ブルーシートが掛けられる、高校生が殺害されたマンションのベランダ=28日午後2時ごろ、長崎県佐世保市
逮捕された女子生徒(16)は、裕福な家庭で育ったが、小学生の時には給食に洗剤を混入させるなどしたこともあった。
小学生のころによく遊んだという女性(18)によると、女子生徒は佐世保市内の高台にある高級住宅街で育った。実母は特に教育熱心で知られた。女性は「頭がとてもよく、勉強好きだった。ただ、感情の起伏が激しく、突然泣きだすこともあった」と話す。
小6だった平成22年12月、同級生の給食に洗剤を混入させる問題を起こした。担任には「バカにされたので入れた」と説明。近所の女性は「心の中に何か抱えていたのかも。二面性があるというか…」。実母が昨年10月、膵臓がんで亡くなると生活は一変。父親が5月に再婚すると、幼なじみの女性(17)に落ち込んだ姿を見せた。
「お母さんが亡くなって、すぐにお父さんが別の人を連れてきたから、お母さんのこと、どうでもいいのかな」。幼なじみは「親のストレスが事件の一番の原因では」と話した。
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http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140728/waf14072821240037-n1.htm
「遺体をバラバラにしたかった」 凶器はハンマーとのこぎり 少女、母の死後生活激変
2014.7.28 21:24 (1/2ページ)[殺人・殺人未遂]
長崎県佐世保市で高校1年の女子生徒(15)が殺害された事件で、殺人容疑で逮捕された同級生の少女(16)が殺害の動機について「人を殺してみたかった。遺体をバラバラにしたかった」と供述していることが28日、捜査関係者への取材で分かった。殺害と遺体の一部の切断に、ハンマーとのこぎりが使われたことも判明。少女は「自分で(凶器を)買った」と供述しており、県警は少女が事前に殺害を計画し、工具類を準備していたとみて調べている。
30cmハンマー2つ。刃渡り25cmのこぎり
捜査関係者によると、殺害に使われたとみられるハンマーは、遺体が見つかったベッドの脇にあり、のこぎりはベッド上に置かれていたという。
女子生徒は立った状態で後頭部をハンマーで多数回殴られた後、ひもで首を絞められ、頭部と左手首を切断されたとみられる。胴体にも傷が複数あった。司法解剖の結果、女子生徒の死因は頸部(けいぶ)圧迫による窒息死と判明。死亡推定時刻は26日午後8〜10時とみられる。
関係者によると、犯行に使われたとみられるハンマーは、コンクリートなどの打音検査用(金属製、長さ約30センチ)と、石を砕く目的に使う石頭ハンマー(同)の2種類。のこぎりは刃渡り約25センチの金属製で、瓦や塀に使われるスレートを切断するのに使うものだという。県警の捜査員が市内のホームセンターなどを訪ね、店内のハンマー2種類とのこぎり1種類を示し、店員にそれぞれの購入履歴の確認を求めたという。
「遺体をバラバラにしたかった」 凶器はハンマーとのこぎり 少女、母の死後生活激変
2014.7.28 21:24 (2/2ページ)[殺人・殺人未遂]
少女は昨年秋に母親が亡くなってから父親が再婚し、今春から一人暮らしを始めるなど、最近になって生活環境に大きな変化があったという。
県警は28日、長崎地検佐世保支部に送検した。14歳以上の未成年者が逮捕されると通常、送検後に勾留され、地検が家裁送致し家裁が処分を判断。故意に人を死亡させた事件では検察官送致(逆送)もある。責任能力が争点となることが想定される事件では、地検は家裁送致前に数カ月間、鑑定留置をするケースが少なくない。
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http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140728/waf14072821330039-n1.htm
通夜で女子生徒の父親「娘を忘れないでほしい…」
2014.7.28 21:33 [殺人・殺人未遂]
殺害された女子生徒の通夜の会場に入る人たち=28日午後、長崎県佐世保市(榎本雅弘撮影)
長崎県佐世保市で28日夜、殺害された女子生徒の通夜が営まれた。参列者によると、女子生徒の父親は「娘を忘れないでほしい」と涙を流しながらあいさつしたが、最後は言葉にならない様子だったという。
会場から出てきた友人らも、タオルに顔を埋めて肩をふるわせた。女子生徒が写真部の後輩という大学生の男性は「明るくて、すごく優しい子だった」と言葉を詰まらせた。
学校「LINE、ネットに書き込まないように」
会場外では遺族の代理人弁護士が「あまりにも突然のことでまだ何も考えられません。娘は私たちにとって大切に育てきた宝物でした。今はただ心静かに見送ってあげたいという気持ちだけです」との両親のコメントを報道陣に伝えた。
この日の午前には、女子生徒と逮捕された少女が通っていた高校で全校集会が開かれた。同級生による殺人事件とあって生徒らの動揺は激しく、生徒10人が体調不良などで欠席。教室に入れない生徒もおり、スクールカウンセラーの対応が必要な生徒が約20人いたという。
2年の女子生徒(16)は「本当に怖い。(事件のことを)誰とも話したくない」と涙をぬぐった。別の男子生徒は「こんなに恐ろしいことが起こるとは信じられない」と話した。
副校長によると、集会では生徒と教職員ら全員で黙祷(もくとう)した後、校長が事件の概要を説明。命の大切さや心のケアに努めることを伝えたほか、少女に関する情報がインターネット上で飛び交っているとし、「無料通信アプリ『LINE(ライン)』などで事件について書き込むことを止めるように」と呼びかけたという。
同校は市内有数の進学校で、女子生徒は28日から3泊4日で行われる1年生対象の「学習合宿」に参加する予定だったが、合宿は急遽(きゅうきょ)中止に。同校では夏休み中の特別授業を取りやめて、全生徒と面談を実施しているという。
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http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140728/crm14072821370023-n1.htm
「大切な宝物」と両親 悲しみの通夜
2014.7.28 21:37 [殺人・殺人未遂]
殺害された松尾愛和さんの通夜にむかう生徒ら=28日午後、長崎県佐世保市元町(榎本雅弘撮影)
長崎県佐世保市で同級生に殺害された高校1年、松尾愛和さん(15)の通夜が28日夜、市内の斎場で営まれた。両親は報道陣の前に姿を見せず、「愛和は大切に育ててきた宝物でした」とのコメントを出し、娘を失った無念さを表すのがやっとだった。参列した同級生らも悲しみに暮れた。
両親の代理人によると、両親は参列者に対し、涙を浮かべながらも気丈な様子で振る舞っていたという。
参列者の一人で、松尾さんの自宅近くに住む男性(79)は「愛和ちゃんは面倒見が良くて、あいさつもきちっとする子だった。餅つきや七夕など町内の行事によく親子で参加してくれていたのに」と肩を落とした。
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http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140728/crm14072821550025-n1.htm
「母の死から生命の不確かさ意識」「好奇心から遺体切断か」専門家ら分析
2014.7.28 21:55 [殺人・殺人未遂]
殺害された松尾愛和さんの通夜にむかう生徒ら=28日午後、長崎県佐世保市元町(榎本雅弘撮影)
クラスメートの殺害容疑で逮捕、送検された長崎県佐世保市の高校1年の女子生徒(16)は、「遺体をバラバラにすることに関心があった」という趣旨の供述をするなど、その犯行動機や行動に解明すべき点が多い。心理学の専門家らは、どのような分析をするのか。
東洋大学社会学部の桐生正幸教授(54)=犯罪心理学=は「思春期特有の揺れ動く精神状態の中で、母親の死に接し、人の死や生命の不確かさのようなものを強く意識したのではないか。そこから、興味が生じて調べてみたいという感情が高まり、行動に出てしまった可能性がある」と指摘する。桐生教授は「こういった犯罪では、人間関係が出来上がり自分を信用してくれる人を対象にすることが多い。だから親しい友人をターゲットにしたと考えられる」とも語り、「今後、精神科医の元で父親や友人との関係など成育環境を調べる必要がある」と話す。
一方、臨床心理士の長谷川博一氏(55)は「女子生徒は、母親との死別や父親の再婚で慢性的な孤独感を味わっていた。仲の良い家族のいる同級生への嫉妬が殺害の背景にあったのかもしれない」として、「小動物の解剖をしていた過去を踏まえると人の体の解剖にも興味があって、残虐なことが好きというより、好奇心から遺体を切断したと考えられる」と分析する。また「これまでに謝罪の言葉がないことから、知的レベルは高いが、情緒的に他人に共感する力が未発達で、同級生の苦しみやその家族の悲しみが理解できていない可能性がある」とも話している。
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http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140728/crm14072822490026-n1.htm
加害生徒に反省の言葉なし 県警、精神鑑定を検討 殺害前には「一緒に買い物」
2014.7.28 22:49 [殺人・殺人未遂]
松尾愛和さんが殺害されたマンションからマットレスのような大型の押収物を運び出す捜査員=28日午後6時6分、長崎県佐世保市
長崎県佐世保市の高校1年、松尾愛和さん(15)が殺害された事件で、県警は、なぜ松尾さんを狙ったのかを調べるほか、女子生徒の殺害当時の心理状態を解明するため、精神鑑定を求めることも検討している。反省の言葉は出ていないという。
県警によると、女子生徒はこれまでの取り調べに「全て自分一人でやった」と殺害を全面的に認めており、さらに殺害に至った経緯を話し始めている。
殺害前の松尾さんとの状況については「一緒に市内で買い物をした」と供述している。県警は防犯カメラの映像や女子生徒のスマートフォンの記録を解析して事件前後の足取りを調べる。
県警は28日午後、殺人容疑で女子生徒を長崎地検佐世保支部に送検した。送検容疑は、26日午後8時ごろ、松尾さんの後頭部を多数回殴り、ひもで首を絞めて殺害した疑い。司法解剖の結果、死亡推定時刻は26日午後8時から10時としている。
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http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140729/waf14072900250001-n1.htm
実母急死、継母になじめなかった?
2014.7.29 00:25
長崎県佐世保市で同級生を殺害した容疑で逮捕された少女(16)は、裕福な家庭で育ち、勉強好きで知られたが、小学生の時には給食に洗剤を混入させるなど、数々の問題を起こし、小動物を解剖したこともある。昨秋には実母が急死し、間もなく父親が再婚。生活が急変する中で何が起きたのか。
「お母さんが亡くなって、すぐにお父さんが別の人を連れてきたから、お母さんのこと、どうでもいいのかな」
今年5月、少女は幼なじみの女性(17)に落ち込んだ姿を見せた。大好きだった実母が昨年10月、膵臓がんで亡くなり、今年4月に実家を出て、市中心部のマンションに住み始めると、父親は5月に再婚した。女性は「新しいお母さんになじめなかったようだ」と話した。
中学時代は放送部に所属。「お兄ちゃんが総理大臣になるって言っているから、私はNHKのアナウンサーになりたいの」と、夢を語る姿を覚えている知人は、想像を超える事件の発生に「何でこんなことに」と絶句した。
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http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140729/waf14072906000002-n1.htm
「給食に漂白剤」遠因か 小学6年時に5回 動機につながる…県警も注目
2014.7.29 06:00 (1/2ページ)[westセレクト]
送検される少女を乗せて佐世保警察署を出るワゴン車=28日午後、長崎県佐世保市(榎本雅弘撮影)
長崎県佐世保市で高校1年の女子生徒(15)が殺害された事件で、逮捕された同級生の少女(16)が小学6年の12月、クラスメートの男女2人の給食に塩素系漂白剤を5回にわたって混入していたことが28日、学校関係者への取材で分かった。長崎県警は今回の事件の動機につながる重要な「事件」とみて、少女の心身の発達に与えた影響などを慎重に調べる。
中高でも“監視”されていた少女
学校関係者によると、少女は小学6年だった平成22年12月初旬から10日ごろ、同じクラスの男児の給食に1回、女児の給食に4回、それぞれ水道水で薄めた塩素系の液体漂白剤を混入した。2人とも漂白剤入りの食事を食べたが、健康被害はなかったという。
混入は同14日、同じクラスの児童が「(少女が)給食に変なものを入れている」と担任の男性教諭に報告して発覚した。
担任がその日のうちに事情を聴くと、少女は「給食のなかに入れた」と認めたという。
担任は校長と教頭に相談。佐世保市教育委員会にも報告し、少女と被害児童2人の保護者に連絡した。少女は両親と校長に付き添われて、同16日に男児とその両親を自宅に訪問し、同19日に学校で女児とその両親と面会し、それぞれ謝罪した。少女の両親は深々と頭を下げ、少女も「後悔している」と反省している様子だったという。
校長は少女の両親に、学校でも注意深く見守ることを伝えた上で「家庭でも少女の話をしっかりと聞くように」と要請。翌23年3月の卒業まで、冬休みや土日祝日を除いて毎日、両親に電話し、少女の様子を聞き取ったという。
この問題は少女の進学先の中学校にも引き継がれ、中学校や高校でも担任の教諭らが見守りを続けていた。
「給食に漂白剤」遠因か 小学6年時に5回 動機につながる…県警も注目
2014.7.29 06:00 (2/2ページ)[westセレクト]
送検される少女を乗せて佐世保警察署を出るワゴン車=28日午後、長崎県佐世保市(榎本雅弘撮影)
少女は昨年10月に母を亡くし、父親が今年に入って再婚、4月以降は1人暮らしを始めていたが、高校でも担任やカウンセラーが月に1、2回家庭訪問していた。
教育評論家の尾木直樹さんは「異物混入は女の子に特徴的な手口の嫌がらせだが、賢い子は想像力も豊かだから、親に迷惑がかかるとか、大変なことになるとか分かる。のちに進学校に通う少女の学力の高さからみると異様だ。4回も入れるというのは粘着質で、心の大事な部分が欠落しているような気がする」と話している。
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http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140729/waf14072907080005-n1.htm
恨みや金銭という動機がない“純粋殺人” 識者分析「抹消願望と快楽殺人の混合型」
2014.7.29 07:08
長崎県佐世保市で同級生を殺害した容疑で逮捕された女子生徒(16)は「人を殺してみたかった」と供述しており、遺体の首が切断されている点など事件の特異性が際立っている。識者に受け止め方を聴いた。
「純粋に人を殺してみたいという欲求と、人生や自分自身に対する絶望感があったのかもしれない」。新潟青陵大大学院の碓井真史教授(社会心理学)は分析する。
さらに「恨みや金銭という動機がない『純粋殺人』は大人に多い。今回は容疑者が少女だったという点に衝撃を受けた」と話した。
一方、立正大の小宮信夫教授(犯罪学)は「母の死をきっかけに、母親がいる被害者に憎悪を募らせた結果の抹消願望と、快楽殺人の混合型に至ったように見える」と指摘する。
平成9年に起きた神戸市の連続児童殺傷事件の加害少年が、祖母の死をきっかけに精神的に不安定になったことを挙げ「思春期の子供にとって、身近な人の死は大きな影響がある。周囲の大人が子供の視点で気を使うべきだった」とした。
元家裁調査官の佐々木光郎・静岡英和学院大非常勤講師(少年非行論)は「勉強面などで親の期待に応えたいという思いが強かったのではないか。ありのままの自分を表に出せず、母親の死などで抑え込んだものが爆発した」と、教育や家庭の環境の影響を指摘した。
生徒の供述にも着目し「他人への共感性が乏しい。他人とうまく交われず、第三者から見ればささいな原因がきっかけだったのではないか」と動機を推測した。
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http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140729/crm14072908450002-n1.htm
「思春期の子供には身近な人の死の影響は大きい」 識者の見方
2014.7.29 08:45
長崎県佐世保市で同級生を殺害した容疑で逮捕された女子生徒(16)は「人を殺してみたかった」と供述した。遺体の首を切断するなど特異性が際立つ。
立正大の小宮信夫教授(犯罪学)は「母の死をきっかけに母親がいる被害者に憎悪を募らせた結果の抹消願望と、快楽殺人の混合型に至ったように見える」と指摘。平成9年に起きた神戸市の連続児童殺傷事件の加害少年が祖母の死をきっかけに精神的に不安定になった点を挙げ「思春期の子供にとって身近な人の死は大きな影響がある。周囲の大人が子供の視点で気を使うべきだった」とした。
元家裁調査官の佐々木光郎・静岡英和学院大非常勤講師(少年非行論)は「勉強面などで親の期待に応えたいという思いが強かったのではないか。ありのままの自分を表に出せず母親の死などで抑え込んだものが爆発した」と教育や家庭の環境の影響を指摘した。生徒の供述にも着目し「他人への共感性が乏しい。他人とうまく交われず、第三者から見ればささいな原因がきっかけだったのではないか」と動機を推測した。
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http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140729/crm14072908590003-n1.htm
市内で買い物して「殺すため自室に行った」 周到な準備、計画的か
2014.7.29 08:59
長崎県佐世保市の高校1年、松尾愛和さん(15)が殺害された事件で、殺人容疑で逮捕された女子生徒(16)が「殺すために自分の部屋に2人で行った」と供述していることが29日、捜査関係者への取材で分かった。2人は約1週間前から遊ぶ約束をしており、遺体のそばからハンマーやのこぎりが押収され女子生徒が「自分で買った」と供述。県警は女子生徒が周到に事前準備の上で松尾さんを自室に招き入れた、計画的な事件の可能性が高いとみて捜査している。女子生徒が松尾さんを狙った理由についても調べている。
県警によると、松尾さんは26日午後3時ごろに自宅を出てから5時間後に生徒が住む部屋で殺害されたとみられる。この間、女子生徒は「一緒に市内で買い物をした」と説明、県警は防犯カメラなどを調べ足取りの解明を進めている。
捜査関係者によると、遺体は首や左手首が切断されたほか腹部が切り開かれていた。過去に小動物を解剖したこともあるといい、県警は遺体を解剖しようとした可能性があるとみて生徒の精神鑑定を求める方針。
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http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140729/waf14072910430010-n1.htm
「環境変化が性的サディズムを刺激した」「“猟奇的”供述に隠された迎合性」 識者が読み解く少女の心理
2014.7.29 10:43 (1/3ページ)[westセレクト]
殺人容疑で逮捕された女子生徒の身柄がある長崎県警佐世保署=29日午前
殺人容疑で逮捕された女子生徒の身柄がある長崎県警佐世保署=29日午前
凶器は事前に用意。クラスメートを呼び出し、殺害後に遺体を切断した。長崎県佐世保市の高1女子生徒(15)殺人事件は、逮捕された少女(16)の異様な行動が際立つ。「思春期の一人暮らしが病的な気質を悪化させた」と読み解く専門家がいる一方、「精神鑑定で全容解明を」と丁寧な判断を求める有識者も。「人を殺してバラバラにしてみたかった」。衝撃的な供述が事件をさらなる闇に導いていく。
揺れ動く思春期
「『性的サディズム』の傾向がある」。少女の心の状態をこう分析するのは、少年犯罪に詳しい精神科医の町沢静夫さん。
性的サディズムとは、人や動物を殺したり遺体を損壊したりする残虐な行為で快感を得る病的な気質。神戸連続児童殺傷事件で逮捕された当時14歳の少年が犯行に至った原因とされた。「思春期に家族や友人など環境的な要因が加わると刺激されることがある」という。
少女は昨秋に実母をがんで亡くし、父親が今春に再婚したことに「お母さんのことどうでもいいのかな」と心を痛めていた。町沢さんは「少女はものすごく寂しかったはず」と指摘。少女が4月に一人暮らしを始めたことをふまえ、「悩みのはけ口がないと孤独感や社会への恨みを募らせてしまう」と生活環境の変化が影響を与えたとみる。
“猟奇的”供述
「遺体をバラバラにしてみたかった」「殺してみたかった」「のこぎりやハンマーは事前に買った」。次々に明らかになる少女の“猟奇的”供述。長崎県警によると、少女は聞かれたことに冷静に受け答えし、取り乱した様子はない。
ただ、こうした供述の真偽について、少年事件に詳しい岩佐嘉彦弁護士(大阪弁護士会)は「子供は精神的に成熟していないため、話す内容が歓迎されていないと感じると迎合的になったりすることがある」と冷静に受け止める。
反対に突然しゃべらなかったりすることや、長時間の取り調べに耐えられず、パニックになってしまうケースも少なくなく、「慎重かつ丁寧な取り調べが求められる」という。
誰がネット投稿
事件の発覚直後から、インターネットでは、「殺しちゃったんだけど」というタイトルで犯行の様子を撮影したという有名掲示板に投稿された真偽不明の画像が拡散。投稿時間帯が、女子生徒の死亡推定時刻(26日午後8〜10時)と矛盾しないことから、県警も事件との関連を調べている。
仮に投稿主が少女だとすると、どういう心理だったのか。ネット依存外来を開設している「成城墨岡クリニック」(東京)の墨岡孝院長は、体験してみて面白かったことを内々に現実社会で話すのと同じつもりでネットに投稿する“若者感覚”を挙げ、「(少女は)日常で起きた行為の一つを披露したに過ぎないのかもしれない」と分析する。
衝撃的な一連の行動について、「にわかに信じられず、納得できない部分が多い」と話すのは南山大法科大学院の丸山雅夫教授(少年法)。「今回の犯行には心理的な背景があり、その解明が捜査に欠かせない。精神鑑定をしっかり行うべきだ」と主張している。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140729-00000042-jij-soci
殺害女子とトラブルか=逮捕の同級生―慎重に動機捜査・長崎県警
時事通信 7月29日(火)11時22分配信
長崎県佐世保市のマンションで、県立高校1年の松尾愛和さん(15)が同級生の女子生徒(16)に殺害された事件で、2人の知人が県警捜査1課の事情聴取に、松尾さんと女子生徒の間にトラブルがあったと指摘していることが29日、分かった。女子生徒は松尾さんとのトラブルや恨みなどについては供述しておらず、同課は殺害の動機を慎重に調べている。
同課は高校の関係者ら、2人の知人から事情聴取を進めている。捜査関係者によると、関係者の一部が、2人の間でトラブルがあったと指摘しているという。
一方、女子生徒は事件当日の26日午後の行動について、「松尾さんと2人で佐世保市内で買い物した」と説明しており、完全に仲たがいした状態ではなかったとみられる。女子生徒は「殺害自体が目的だった。遺体をバラバラにすることに関心があった」という趣旨の供述をしており、トラブルが原因という説明はしてないという。
女子生徒の母親は昨年秋に病死し、父親はその後、再婚。生徒は今年4月から現場マンションで1人暮らしをしていた。同課は、こうした成育環境が事件の背景にあった可能性もあるとみて、生徒からさらに詳しい事情を聴いている。
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http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&rel=j7&k=2014072900355
「宝物でした」=被害生徒両親がコメント−高1女子殺害
長崎県佐世保市の高校1年生殺害事件で、被害者の松尾愛和さん(15)の両親が29日、松尾さんについて「大切に育ててきた宝物でした」としたコメントを、代理人の弁護士を通じて発表した。
両親は「あまりにも突然のことで、何も考えられない。今はただ、心静かに見送ってあげたいという気持ちだけです」と心情を述べた。(2014/07/29-11:42)
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http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140729/crm14072912350006-n1.htm
2人の間でトラブルか 「会いたいと自分から誘った」
2014.7.29 12:35
松尾愛和さんの葬儀が行われる会場に入る人たち=29日午前11時47分、長崎県佐世保市
長崎県佐世保市の高校1年松尾愛和さん(15)が殺害された事件で、殺人容疑で逮捕された女子生徒(16)と松尾さんとの間に何らかのトラブルがあったとみられることが29日、県警への取材で分かった。
女子生徒が「会いたいと自分から誘った。殺すために自分の部屋に2人で行った」と供述していることも、捜査関係者への取材で判明。県警は、トラブルが原因となった計画的な事件の可能性があるとみて、裏付け捜査を進めている。
県警によると、2人は約1週間前から遊ぶ約束をしていた。遺体のそばからハンマーやのこぎりが押収され、女子生徒が「自分で買った」と供述していることも既に判明。県警は、女子生徒が周到な事前準備の上で松尾さんを自室に招き入れたとみている。
県教育委員会によると、女子生徒は1学期に3日しか登校していなかった。
県警によると、松尾さんは26日午後3時ごろに自宅を出てから5時間後に生徒が住む部屋で殺害されたとみられる。
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http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140729/crm14072914000008-n1.htm
「重く受け止める」 長崎県教委が臨時会
2014.7.29 14:00
長崎県佐世保市の高校1年松尾愛和さん(15)が殺害され、殺人容疑で同級生の女子生徒(16)が逮捕された事件を受け、県教育委員会は29日、県庁で臨時委員会を開いた。野中弥三委員長は「重く受け止める」と厳しい表情で語った。
委員会は冒頭、出席者全員で黙とう。長崎県では約10年前に佐世保市であった小学6年の女児による同級生殺害事件の後、「命を大切にする教育」を実施してきただけに、野中委員長は「取り組みにかかわらず事件が発生し、残念」と述べた。
2人が通っていた高校は生徒が自習をする一方、心のケアを必要とする生徒に対し、前日に続きカウンセリングを実施した。副校長は「いつもの学校に戻りつつある」と話した。
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