【石狩】４日午前８時半ごろ、石狩市親船町の札幌北署石狩駐在所で、玄関風除室の窓ガラス１枚にひびが入り、付近に破裂したカセットこんろ用ガスボンベ１本が落ちているのを、駐在所の男性警察官が発見した。けが人はなかった。北署管内では、札幌市北区で１月以降、警察宿舎などでガスボンベの爆発事件が５件発生。犯人を名乗る人物から報道機関に届いた手紙で、次の犯行現場として北署管内の交番が予告されていたが、同署は一連の事件とは関連がないとみており、模倣犯による器物損壊事件の可能性があるとして調べている。

　警察宿舎の事件では、激発物破裂容疑で同市北区の主婦（５１）が逮捕されている。

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/537259.html

　４日午前、札幌の隣の石狩市で駐在所のガラスにひびが入り、付近にガスボンベなどが散乱しているのが見つかりました。警察は、札幌で相次いだカセットボンベによる連続爆発事件をまねたものとみて調べています。

　４日午前８時半ごろ、石狩市親船町にある石狩駐在所で、警察官が、駐在所のガラスにひびが入り、付近に破裂したとみられるカセットボンベ１本とジェル状の着火剤などが散乱しているのを見つけました。

　「（夜中に）パンとかボンとか聞いたことの無い音が聞こえたと（夫が）言っていた」（向かいの住人）

　札幌の北警察署管内では、１月からボンベを使った爆発事件が５件相次いでいて、そのうち１件で容疑者が逮捕されています。今回被害にあった駐在所も北警察署の管内にあり、警察は、これまでの事件をまねた可能性が高いとみて調べています。（04日18:02）