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氷見冤罪事件、口頭弁論
http://www2.knb.ne.jp/news/20140421_40209.htm
氷見えん罪事件の被害者、柳原浩さんが、国などに損害賠償を求めている裁判の口頭弁論が21日、富山地方裁判所で開かれ、当時、取り調べた検察官への尋問が行われました。
検察官は、警察の調書を前提として捜査したとし、問題はなかったと述べました。
この裁判は、柳原浩さんが富山県警のずさんな捜査で強姦事件の犯人にされたとして国や県、そして捜査を担当した警察官と検察官に対して損害賠償を求めているものです。
21日の裁判では柳原さんを当時、取り調べた検察官が紺色のスーツ姿で証言台に立ちました。
柳原さんの弁護人から犯行現場に残された足跡が柳原さんの靴のサイズより大きいことについて問われると、「矛盾はない」と答え、その理由として自らの体験から「バスケットボールのシューズは、大きなサイズのものを履くものだ」と説明しました。
また、犯行の状況については、警察の調書の内容を前提としてひとつずつ確認したとし、自白の信用性は高く、補充捜査の指揮などはしていないなどと述べました。
一方午後からは、2回目となる柳原さん本人への尋問が行われ、誤認逮捕によって服役し、出所後は精神的に不安定になり、今も就職できないなどと証言し、「私たちのようなえん罪被害者を権力によって作ってほしくない」などと訴えました。
去年春から行われてきた警察官や検察官、本人への尋問はこれで終了しました。
次回の裁判は7月30日に行われ、その後、最終準備書面を提出するなどして判決を迎えることになります。
裁判終了後、柳原さんは富山市内で会見を開きました。
柳原さん「検事の話を聞いて警察の調書をそのままで起訴したなんだなということがよくわかりました ああいうやり方やっているとえん罪はなくならないと思いました・・・」
(被告からの質問に対し)「最後の方は怒り狂いましたけど・・」
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