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(回答先: 静岡・袴田事件に再審開始決定(3月27日) 〔日本国民救援会〕 投稿者 gataro 日時 2014 年 3 月 27 日 10:54:29)
袴田事件、再審開始決定=「証拠捏造の疑い」―逮捕から48年・静岡地裁
時事通信 3月27日(木)10時3分配信
1966年に静岡県で一家4人が殺害、放火された「袴田事件」で強盗殺人などの罪に問われ、死刑が確定した袴田巌死刑囚(78)の第2次再審請求審で、静岡地裁(村山浩昭裁判長)は27日、「重要な証拠が捜査機関に捏造(ねつぞう)された疑いがある」として、再審開始を認める決定をした。刑と拘置の執行停止も決定し、「拘置を続けることは耐え難いほど正義に反する」と言及した。
逮捕から48年、判決確定から34年を経て、裁判のやり直しが認められた。確定死刑囚の再審開始決定は2005年の名張毒ぶどう酒事件以来、戦後6例目。地裁の決定に対して検察側は即時抗告が可能で、その場合、東京高裁で改めて再審開始の可否が審理されることになる。
決定で村山裁判長は、現場近くのみそ工場タンクから発見され、確定判決が犯行着衣と認定した5点の衣類のDNA型鑑定結果などを、「無罪を言い渡すべき明らかな証拠」と認定した。
鑑定では、5点のうち半袖シャツに付着した犯人のものとされる血痕について、弁護側と検察側が推薦した鑑定人2人が、同死刑囚のDNA型と完全に一致するものはなかったとした。ただ、検察側鑑定人は「検出したDNAは血痕に由来するか不明」と信用性を否定していた。
決定は鑑定結果から、衣類は袴田死刑囚のものでも犯行着衣でもなく、捜査機関が捏造した疑いがあるとした。
また、弁護側が行った類似衣類をみそに漬ける再現実験などから、5点の衣類の色は長期間みそに漬かっていたにしては薄く、血痕の赤みも強すぎ、不自然だとした。
2次請求審では、新たに開示された証拠から、5点のうちズボンのサイズが確定判決の認定より小さかったことが判明していた。決定はこの点についても、「袴田死刑囚のサイズと適合せず、ズボンが同死刑囚のものではなかった疑いがある」と述べた。
最終更新:3月27日(木)11時23分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140327-00000042-jij-soci
- 袴田事件の再審認める「証拠ねつ造の疑い」:いちばんの恥晒しは見抜けなかった裁判所だが検察の抗告は犯罪と恥の上塗り あっしら 2014/3/27 14:58:56
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