http://www.asyura2.com/13/nihon31/msg/294.html
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事実はともかく、「任意“強制”同行→家宅捜査→逮捕状→逮捕」という流れで、逮捕者は“犯行を認めた”という警察の発表をそのまま信じるわけにはいかない。
逮捕された男性は、10分ほどの短いあいだに行われた4件の連続通り魔殺傷事件の現場からわずか20mほどしか離れていないアパートの住人だという。
殺されてしまった同じアパートの違う階に住む人(逮捕者はその人物と面識なしとの警察発表)の殺害状況をメディアの取材に対し詳細に話していたともいう。
警察によると、犯行の動機はカネ目当てだという。(殺意があったことを自供したとも発表)
逮捕者が犯人だとして、事件の構図をイメージすれば次のようなものになるだろう。
1)カネが欲しいと思い、深夜、自宅そばの路上で強盗を働くことに決めた。
2)まず、自転車に乗っている人に切りつけたが躱されて逃げられた。
3)次に、歩行中の人に出会い(カネを要求したが拒絶された)ので、殺してしまえと思い首や背中を数カ所刺した。財布を抜き取り、入っていたカードなどをその場に捨て、財布とバッグを持ち去った。
4)その後、車から降りて様子を見に来た人がいたので脅してカネを奪った。その人の車を奪って逃げようとしたが発進できなかったのであきらめた。
5)さらに車から降りてきた人がいたので、脅して車を奪い、1.3Kmほど離れたコンビニの駐車場まで運転した。
6)いつかはわからないが、現場近くの自宅に帰った。
コンビニまでの移動時間は別として、逮捕者の自宅近くで行われた凶行は10分ほどの出来事とされている。
わざわざ自宅近くで強盗におよぶという荒っぽさというかバカっぽさは、普通の判断力さえないバカな男ということで済むかもしれない。むろん、その男の責任能力の有無は問われることになる。
事件の構図を書きながらこんな事実経緯はありえへんと思ったが、警察は疑問に思わなかったのだろうか。
この構図でいちばんの疑問は、コンビニまで車で行った逮捕者がいつ自宅に帰ったかということである。
1.3kmしか離れていないコンビニの駐車場から歩いて帰ることは可能だが、コンビニから歩いて戻る途中で、すでに自宅周辺は騒然とし、警察による立ち入り制限も行われていた。
逮捕者が犯行に無関係なら、自宅がそこだからと説明して現場周辺に入り込むこともできるが、逮捕者がほんとうに犯人であれば、少量であっても返り血を浴びているはずだからムリである。
警察は、深夜の記者会見で、「犯行に使われた凶器は」という記者の質問に、「家宅捜索で刃物も押収しているが特定には至っていない」と答えているが、逮捕者がほんとうに犯人なら、事件後、刃物を持って自宅に戻ることはとうていムリという現実に気がつかないのだろうか。
転載する記事でNHKは、「警察によりますと凶器とみられる刃物や事件当時着ていたとみられる衣服を押収したということです」と書いているが、逮捕者が、犯行に使った刃物や着ていた衣類を自宅に持ち帰ることにどれほどの困難が伴うのか考えてみたのだろうか。
犯行現場の近くに住む逮捕者が犯人なら、犯行で使われた刃物や衣類は、警察に捕まらずに帰宅するためどこかで捨てるはずだから、逮捕者の自宅から見つかることは期待できない。
逮捕者がバカで、“危険”に気がつかず衣類や刃物を捨てずに自宅に持ち帰ろうとしていたら、よほど無能な警察でない限り、とっくに身柄を拘束されていたはずである。
NHKは、「被害者の池間さんのバッグと財布も関係先から見つかったということです」とも書いているが、“関係先”というのはあまりに不自然な表現である。警察は、逮捕後に吐かせてブツを手に入れるつもりだと推測する。
池間さんのバッグと財布は確かに重要な物証だが、それに匹敵する重要な物証は、逮捕者が犯行状況を撮影したスマホ(携帯)だろう。警察が、異例と言える逮捕前の家宅捜査に踏み切ったのも、スマホの確保が目的と邪推したくなる。
逮捕者は、メディアの取材に対し、警察が犯行映像を外部に見せないように言ったから見せられないと語っている。むろん、逮捕者がわざわざつまらんウソをついたということもありえるが、実際に撮影していたのなら消去したとしても痕跡は残る。だから、逮捕より先にスマホを確保したのではないかと疑いたくなる。
警察が逮捕者に目を付けたのは、コンビニの駐車場で車を乗り捨てた犯人のその後の足取りが見えてこないことで、“近隣者”の可能性を疑い始めたことによると推測する。
鉄道(JRもしくは東武)やタクシーで逃げた可能性を追ったが手掛かりが出てこないため、歩いて帰れる範囲に的を絞ったのではないだろうか。
(鉄道(監視カメラ)やタクシーなら必ず捕捉できると思っているのだろうが、犯人の顔を知っているわけではないから逃げられている可能性もある。むろん、歩きを含め、鉄道やタクシー以外の逃走手段を使った可能性もある)
そこで、あれこれ探していると、動画投稿サイトの情報から逮捕者がナイフ好きであることがわかった。
これ以上の推測は新しい情報が出てこないとできないが、任意“強制”同行の時点で、逮捕者が犯人だという確実な証拠があったわけではないと思う。
最後に、NHKは腐っている。
「近所の人「少し変わった男」
竹井容疑者が住んでいるマンションの近くに住む男性は、「これまで近所とのトラブルはなかったと思うが、マンションのゴミ捨て場ではないところにゴミを捨てていたことがあった。少し変わった男だった」と話していました。」
若い男が、ゴミの扱いが雑なのはそれほど珍しいことではない。それをわざわざ記事にして、“異様”→「犯人かもね」という空気をつくる誘導はやめてもらいたい。
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連続通り魔事件 現場近くの24歳の男を逮捕
3月6日 0時09分
今月3日、千葉県柏市の住宅街の路上で、男性が刃物で刺されて殺害されるなど殺人や強盗などが4件相次いだ通り魔事件で、警察は現場近くに住む24歳の男が男性を殺害し現金などが入ったバッグを奪ったとして強盗殺人の疑いで逮捕しました。
男はほかの3件の事件についても関与を認める供述をしているということです。
逮捕されたのは千葉県柏市あけぼのの無職竹井聖寿容疑者(24)です。
警察の調べによりますと今月3日午後11時40分ごろ、自宅近くの路上で、会社員の池間博也さん(31)の背中や首などを刃物で刺して殺害し、現金などが入ったバッグを奪ったとして強盗殺人の疑いが持たれています。
現場の道路ではこの事件の前後におよそ50メートルの範囲で、通りかかった男性3人が次々に襲われ、指にけがをしたり、ナイフで脅されて車や財布を奪われたりしていて、警察は、通り魔事件として捜査していました。
警察は、5日の朝から竹井容疑者に事情を聴いたほか自宅を捜索した結果、竹井容疑者が関わった疑いが強まったとして逮捕しました。
警察によりますと凶器とみられる刃物や事件当時着ていたとみられる衣服を押収したということです。
また、被害者の池間さんのバッグと財布も関係先から見つかったということです。
調べに対して竹井容疑者は、「ナイフで刺して金を奪った。金が欲しかった。」と供述し容疑を認めているほか、残る3件の事件についても関与を認める供述をしているということです。
竹井容疑者は事件の翌日、自宅の前で報道各社の取材に応じ「事件の一部始終を目撃し、携帯電話のカメラで映像を撮った。映像は警察に止められているので提供できない」などと話していました。
警察は事件の詳しいいきさつや動機を調べることにしています。
報道各社の取材に応じる
逮捕された竹井容疑者は、「事件の一部始終を目撃した」と言って、4日、自宅の前で報道各社の取材に応じていました。
この中で、竹井容疑者は、「言い争う声が聞こえて外を見ると、男が男性ともみあっていたので携帯電話のカメラで映像を撮った。男は、男性を何度も刺したあと、高笑いしていた。持っていた刃物は、刃渡りが3、40センチあった。このあと通りかかった車を止めて脅すような感じで運転していた男性を降ろしていた。映像は、警察に止められているので提供できない」などと話していました。
同じマンション住人「ひと事と思えない」
逮捕について同じマンションに住む31歳の会社員の男性は、「事件当日は帰宅した時間が夜10時半ごろだった。もう少し帰宅が遅かったら自分も事件に巻き込まれていたかも知れないと思うと、ひと事とは思えません。容疑者とは面識がないが、事件についてきちんと説明してほしい」と話していました。
近所の人「少し変わった男」
竹井容疑者が住んでいるマンションの近くに住む男性は、「これまで近所とのトラブルはなかったと思うが、マンションのゴミ捨て場ではないところにゴミを捨てていたことがあった。少し変わった男だった」と話していました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140306/t10015750201000.html
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連続通り魔:2人死傷、強盗2件も 男は逃走中 千葉・柏
毎日新聞 2014年03月04日 08時07分(最終更新 03月04日 13時08分)
3日午後11時35分ごろ、千葉県柏市あけぼの5の市道で、男が20〜30代くらいの男性の背中や首を刺して逃走した。男性は搬送先の病院で約1時間後に死亡した。同じ市道上の約100メートルの範囲で、十数分の間に刃物を持った男にけがをさせられる事件と、財布や車が奪われる2件の路上強盗事件が相次いだ。着衣などから同一犯とみられる。県警は連続通り魔事件として柏署に捜査本部を設置、殺人や強盗傷害容疑で男の行方を追っている。
捜査本部などによると、現場近くの女性が「不審者がナイフを持っている。マンション前で人が倒れて血を流している」と110番した。女性は事件直前、不審な男に「ちょっと、すみません」と声を掛けられたため自宅に駆け込み、ベランダから通報したという。
この数分前、自転車に乗っていた別の男性(25)が不審な男に「すみません」と声を掛けられ、ナイフを突き付けられる事件が発生。男性は払いのけて逃げたが、その際に左手に軽傷を負った。
また、刺殺事件直後には同市あけぼの4を通りかかった男性(44)が、前方に倒れている人に気付いて車を止めたところ、市道上にいた男に「金を出せ。人を殺した」とナイフで脅され、現金約3500円入りの財布を奪われた。
男は車に乗り込んだが発車できず、近くのあけぼの5の市道で車を止めた別の男性(47)にナイフを突きつけ、車を奪った。車は北東約1.3キロ先の同市内のコンビニエンスストアの駐車場で、エンジンがかかった状態で4日午前3時ごろ発見された。
目撃証言によると、逃げた男は20〜40代で、身長170〜175センチ。黒いニット帽をかぶり、サングラスと白いマスク、黒いダウンジャケットを着ていた。手を負傷した男性は男について「全く知らない人物だ」と話しているという。
現場はJR柏駅から北西約1キロの住宅街。事件を受け、柏市教委は市内の全62小中学校で児童や生徒の集団登校を実施し、保護者が付き添う姿もみられた。
【黒川晋史、橋本利昭、荻野公一】
http://mainichi.jp/select/news/20140304k0000e040178000c.html
- 県警捜査1課会見一問一答 決め手は「防犯カメラの解析」 あっしら 2014/3/06 04:54:21
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