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記事入力 : 2014/02/15 12:09
内閣府職員変死:韓国警察、スパイ疑惑を否定
職員の足取りを捜査、日本側に伝える
日本の内閣府の男性職員(30)が韓国に入国した後、日本の海岸で遺体となって発見された問題で、韓国の警察は男性職員の韓国国内での足取りについて捜査を終え、日本側に関連する内容を伝えた。
男性職員は韓国に滞在していた間、複数の宿泊施設を転々としながら、虚偽の紛失届を提出するなど、不可解な行動を取っていたが、一部で浮上していたスパイ疑惑について警察は「証拠がない」として一蹴し、捜査を終結させた。
ソウル地方警察庁外事課の関係者は14日、記者たちの取材に応じ「日本側の要請を受け、男性職員の韓国国内での足取りについて捜査を終え、関連する内容を伝えた」と語った。
警察は、日本側が国際刑事警察機構(インターポール)を通じて捜査を要請していた、男性職員の韓国国内での足取りやホテルへの宿泊の有無、物品の購入の経緯などについて調べを進めてきた。
警察によると、男性職員は先月3日午後6時35分ごろ仁川国際空港に到着し、韓国に入国した。その後、ソウル市中区北倉洞にあるIホテルにチェックインしたが、翌4日、パスポートやかばん1個を置いたままチェックアウトした。
同日昼、男性職員は竜山区のKレジデンスにチェックインした後、午後2時ごろ、Iホテルに置いていたパスポートとかばんを取りに戻った。5日にはソウル駅近くの大型スーパーで作業用の手袋を購入し、6日午後4時ごろにはホテルの従業員と共に南大門警察署西小門派出所(交番に相当)を訪れて、パスポートケースを紛失したと届け出た。
同日午後、城東区聖水洞の専門店をマスク姿で訪れ、香港人の「アレックス・ポー」と名乗って、ゴムボートとモーターなどを注文し、釜山市のTホテルに送るよう依頼した。
8日には宿泊していたレジデンスを出て、崇礼門(南大門)近くのMホテルにチェックインした。午後2時ごろ、ソウル駅近くでコーヒーを飲み、同6時ごろには自動車用のバッテリー2個とケーブルを購入した。
その後、タクシーを利用して釜山市のTホテルに向かい、ゴムボートとモーターを受け取った。ゴムボートとモーターを受け取った後の足取りは判明しなかったという。
男性職員は先月8日から10日までソウル市江南地区のホテルで行われた「2014アジア太平洋ソーシャル・サイエンス・カンファレンス(APSSC)」に出席する目的で入国したが、会議には出席しなかったことが分かった。
一方、警察は、男性職員が韓国に滞在していた間、韓国人の知人に会ったという一部メディアの報道について「該当する人物を探すためには、正式な捜査に切り替えなければならないなどの問題があるため、調査を行わなかった」と説明した。
男性職員が所持していたかばんには、故障したタブレットPC (タッチパネル式の表示・入力部を持つ携帯可能なパソコン)やノート型パソコンが入っていたが、捜査を行う権限がないため、これらの物品については調べなかったという。
警察は、男性職員の韓国国内での足取りについて確認したものの、一部で浮上していたスパイ疑惑については、証拠や根拠がないため、その可能性は低いと判断した。
警察の関係者は「男性職員が宿泊施設を転々としたり、パスポートケース紛失を届け出たりした行動は、何らかのアリバイを作るためだったのではないかと考えられる」としながらも「紛失の届け出やゴムボートを購入した過程など、中途半端な点などを根拠に、スパイと見なすのは困難だ」と説明した。
同関係者は「密航は犯罪と見なせるため、この点について正式な捜査に切り替えることも考えたが、すでに男性職員が死亡しており、公訴権がなく、捜査による利益がないと判断した。密航ブローカーが関与した可能性もないと考えられる」と語った。
オ・ドンヒョン記者
NEWSIS/朝鮮日報日本語版
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/02/15/2014021500916.html
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