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ゴムボート死の内閣府官僚 公安にマークされていたとの証言
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140210-00000012-pseven-soci
週刊ポスト 2014年2月21日号
東大卒のエリート内閣府職員・A氏(30)が渡航先の韓国から日本にゴムボートで密入国しようとして死亡した事件は様々な憶測を呼んでいる。韓国の情報筋はこんな見立てを披瀝した。
「A氏は日本の経済アタッシェ、つまり海外の経済情報を集めるスパイだったのではないか。その情報収集・工作中に何らかのトラブルにあったということ。だからこそ、日本政府は動かず、捜査も海保任せにして、警察もほとんど動いていない。韓国政府に捜査要請しないのもその証左だ。そもそも、彼の氏名すら公表されていないのはおかしいでしょう」
とはいえ、A氏は直接、情報活動にあたる立場にはない。日本の情報部門として米CIAや韓国・国家情報院(国情院)のカウンターパートとなる内閣情報調査室(内調)は官邸の組織であって、A氏のいる内閣府とは近くて遠い存在のはずなのだが……。菅沼光弘・元公安調査庁第二部長はこう語る。
「内調のような日本の情報機関の場合、本体の規模が小さく、人員も少ないため、いろいろな外部機関と協力関係を結び、情報収集をすることになる。キャリアからして彼がそうだとは考えづらいが、外郭団体や海外にいる人間に情報収集を依頼するケースも確かにある」
不思議なのは、韓国だけでなく日本国内でも、今回のことは捜査関係者の間で徹底した箝口令が敷かれているということだ。
だが、そんななか共通の証言が複数筋から出てきた。「A氏は公安からマークされていた」というのだ。
「事実、事件発覚当初、警視庁公安部外事二課が捜査に動いた形跡がある。箝口令が敷かれているのは事件性が高いためで、だから海保はいまだに遺体を福岡県警に渡さないでいる」(内調関係者)
いったい彼はどんな理由で公安にマークされていたのか。ある公安関係者が、驚くべき情報を明かした。
「国情院の工作員が4人、事件発覚前の1月16日に日本に入国した。われわれはもちろん接触相手や会話の内容などの把握に努めたが、その際、たまたまこんな話が確認された。
『Aは死んだようだ』
『内閣府の人間だな?』
調べてみると、確かにA氏という人物が内閣府におり、留学先から韓国に渡航し、行方不明になっていることが確認された。この時点では死亡したことはもちろん、事件について何も公になっていないのに、彼らはどうしてわかっていたのか。後ほど彼が死んでいたことが明らかになってから、背筋が寒くなった」
事実とすれば、A氏は何らかの形で韓国の工作活動に携わり、国情院の監視下にあったということだ。友人に語った「日本に帰れない」は、別の意味も含んでいたのだろうか。
「A氏はその工作活動の過程で韓国側の裏切り行為に遭い、船からリリースされる形で、ボートで流されてきたのではないか」(前出・公安関係者)
にわかには信じがたい話だが、もしこれが事実だとすれば、確かに箝口令を敷かざるを得ない重大なインテリジェンス事件である。
◇
韓国から密入国可能性の内閣府職員 妻と会うためとの指摘も
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140211-00000005-pseven-soci
週刊ポスト2014年2月21日号
2月1日、第七管区海上保安本部は、北九州市若松区沖で、内閣府の男性職員・A氏(30)が遺体で発見されていたと発表した。韓国からゴムボートで日本に密入国しようとしたと見られている。
A氏は東京大学大学院を経て、内閣府にキャリア採用されたエリート官僚だ。現在は内閣府のシンクタンク「経済社会総合研究所」に所属しながら、昨年7月より米ミネソタ大学大学院に留学していた。A氏は韓国で開かれた「アジア−パシフィック社会科学会議」という経済セミナーに出席する予定で、内閣府には事前に参加申請を出し、1月7〜12日までの日程で出張が認められていた。
実はこの韓国行きの経緯については、A氏の友人たちの間でも疑問の声が上がっているという。
A氏はミネソタ大学以前にも、過去に2度、海外へ長期留学している。高校卒業後に留学したカナダのマギル大学で友人だったという日本人男性が語る。
「彼とは在学中、時々ご飯を食べたり、クラブに行ったりする仲でしたが、印象に残っているのは、彼が当時からキャリア官僚を目指し勉強をしていたこと。日本の官僚を目指す人が海外の学校にいるのは珍しかったから、それだけパブリックマインドが高いんだろうなと思っていた。社交的というより、深く物事を考えて話すタイプでした。
その後、ミネソタ大大学院に入ったと聞いて、あそこはマクロ経済学では世界でもトップクラスの大学だから、あれからさらに相当勉強したんだろうなって。
ただ、気になるのは、彼が参加しようとしていたソウルのセミナーは、韓国や日本の研究者が中心の学会で、レベルも高いものではなく、わざわざ旅行して出るようなものではないんです。なぜそんなセミナーに行ったんでしょう」
その疑問が、「アリバイ作り」疑惑につながってくる。だが、仮に彼が韓国入りをアリバイにして日本へ「密入国」しようとしたとして、何が目的だったのだろうか。
「彼には、内閣府に就職してから職場で知り合った奥さんがいて、いまは日本で暮らしています。実は、A氏はこの奥さんとある事情でトラブルを抱えており、彼は周囲に『結婚届も勝手に出された』とまでいっていたという。
もしかして、その奥さんに何らかの形で極秘に接触するために、密入国を試みたのではないか。通常、韓国から密入国する場合、対馬あたりを狙うことのほうが多い。わざわざ北九州を目指したのは、その後本州にすぐ行けるからだったのではないか」(海保関係者)
公務員として留学している間は、よほどの理由がない限り、日本へ帰国することが認められない。A氏はソウルで会った友人にも、「日本に帰れない」と吐露していたという。
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