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◆千葉・野田市工場爆発 従業員2人死亡、16人重軽傷
15日夕方、千葉・野田市にある廃油のリサイクル工場で、爆発をともなった火災があり、男性従業員2人が死亡、16人が重軽傷を負った。隣の会社にいた人は「ドンという、音も聞こえないぐらいの勢いで、爆風でガラスが割れて、周りにあるもの全部吹き飛ばされて」と話した。
15日午後4時10分ごろ、野田市二ツ塚にある車のエンジンオイルのリサイクル工場「エバークリーン」で、爆発をともなった火災があった。
火はおよそ1時間後に消し止められたが、この会社に勤める・増田一夫さん(52)と飯田賢治さん(50)の2人が死亡したほか、2人が重傷、14人が軽傷を負った。
この火災では、数百メートル離れた周辺住宅にもガラスが割れるなどの被害が出た。
工場から300メートルほど離れた家では、爆風で、ドア枠がずれてしまった。そして、部屋の窓ガラスが全て木っ端みじんに割れてしまっていた。住民は「飛行機でもおっこったんかと思った」と話した。
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千葉県野田市のリサイクル工場で死傷者を伴う大規模な爆発事故が発生し、死傷者が出た模様だ。
ただ、この事件からは、東電を取り巻く不審情報がいくつか出てきたので列記してみた。
まず、爆発事故が発生した「エバークリーン社」は、過去に埼玉県加須市の許可を受けずに射能汚染泥を移動し保管していたことで行政処分を受けたことがあることだ。
汚染泥からは一キログラムあたり6700〜8800ベクレルという高濃度の放射能が検出されたと報告された。
東電は、福島原発事故による放射能汚染泥処理を、この「エバークリーン社」に依頼していた可能性が高い。
当然だが、放射能汚染泥は、福島県外への持ち出しは許可されておらず、当然県外の行政機関からも許可が出るはずもない。そのため、無許可で持ち出して保管していた可能性が高い。
その裏付けとして思えるのは2012年に、「エバークリーン社」は、放射能問題で東電を訴え、示談金(3050万円)を得ていた点だ。
※別紙 ◆東京電力への賠償請求手続き報告書(2012年11月1日 エバークリーン書簡)
今回の事件は、「エバークリーン社」が千葉県野田市のリサイクル工場内で現在も保管している汚染泥の扱いや処理に困って東電に相談したが、その行為が原子力村に目をつけられた可能性がある。
エバークリーン社社長は、今回の事故に関して
「施設は過去20年間、今回のような大きな事故は一度も発生したことがない」「爆発が極めて発生しにくい構造であること」と繰り返し話しているという。
以下●火災爆発事故について(エバークリーン社社内調査結果追加)資料
報道関係者 各位
東京都千代田区丸の内二丁目 3番2号郵船ビル2F
エバークリーン株式会社
弊社千葉支店・廃油蒸留処理施設における
火災爆発事故について(社内調査結果追加)
標記の件につきましては、関係者各位に多大なご心配とご迷惑をおかけしております。
昨夜設置いたしました「エバークリーン株式会社 千葉支店・廃油蒸留施設火災爆発事故対策本部」が主導し、原因究明のための社内調査を進めた結果、一部確認を進めていましたところ幾つかの事実にたどり着きましたので、取り急ぎ皆様にご報告を申し上げます。
皆様に多大なご心配をおかけしておりますことを改めて深くお詫び申し上げます。また、本件事故に関しましては、本日午前中より千葉支店において、警察と消防による調査が行われております。
事故原因につきましては依然「不明」のままではございますが、弊社社内調査が原因究明の一助となるよう、情報の精査・確認を進めて参ります。
記
【事故概要】
発生場所:千葉支店 廃油蒸留施設(千葉県野田市二ツ塚57番地)
発生日時:2013年11月15日 16時15分頃(17時10分ころ鎮火確認)
事故原因:不明(調査中となります)
事故経緯:廃油蒸留処理の一工程となる、細かな不純物を取り除くマイクロセパレーター(遠心分離機)4機のうち1機より白煙が上がっているのを弊社従業員が視認、 緊急停止処理の手順をとっていたところ爆発が発生し、小一時間程度の火災となった(現時点で入手している情報に基づく経緯となります)。
被害状況:社内死亡者2名(いずれも弊社従業員)、社内重傷者2名(いずれも火傷)、社
内軽傷者5名(打撲等軽傷)、社外負傷者7名(現時点把握分、負傷程度不明),
弊社施設、近隣企業様施設、近隣民家、周辺各建物被害多数(ガラス破損など)
補足事項:本件事故による油類の流出、汚泥(少量の放射性物質を含有)の飛散等は一切
ございません。また、当該施設は危険な状態は脱しております。
【社内調査結果】
処理施設:警察・消防の検分もございますので、弊社独自での施設に対する調査は実施できておりません。
メーカーおよび関連業者への照会等を進めております。
作業状況:発生現場付近での就労者のうち、2名の方がお亡くなりになり、残る2名につきましても重度の火傷により集中治療室(ICU)にて治療を受けておりますが、本日午後に面会をすることができました。
作業現場においてモヤがかった感じがしたので、窓を開けたところ爆発が起きたとの証言を得ております。
事実として、いままで事故も何も無く、構造からも爆発が発生しにくい施設であった。放射能問題などで揉めている時期に爆発事故が発生したということだ。
これを「偶然」と言い切るには、ちょっと不自然すぎると思う。
この「エバークリーン社」事件で、東電は産廃業者へ高濃度の放射能汚染泥を保管させていることがはっきりした。我々の知らない間に、産廃泥として処理されている可能性が高い。
東電は政府の管理下におかれてしまった。これで「特定秘密保護法案」が施行されると内部告発はできないということなのだ。
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