http://www.asyura2.com/13/nihon31/msg/168.html
Tweet |
<名張毒ぶどう酒事件>奥西死刑囚が第8次再審請求申し立て
毎日新聞 11月5日(火)17時26分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131105-00000056-mai-soci
奥西勝死刑囚の署名が入った書類を手に会見する鈴木泉弁護団長=名古屋市中区で2013年11月5日午後4時46分、佐々木順一撮影
三重県名張市で1961年、女性5人が死亡した「名張毒ぶどう酒事件」で、無実を訴えている奥西勝死刑囚(87)が5日、名古屋高裁に第8次再審請求を申し立てた。
【第7次再審請求差し戻し審】名張毒ぶどう酒事件 奥西死刑囚の再審開始を認めず
弁護団が提出した新証拠は、農薬化学の専門家らの意見書など4点。先月16日付で棄却された第7次再審請求の特別抗告審で、弁護団が検察側の主張に反論するために9月末に最高裁に出した毒物の鑑定手法などに関する最終意見書を再提出した。弁護団は「最高裁が意見書を検討した形跡がなく、新規性を失っていない」と主張している。
1審・津地裁で無罪、2審・名古屋高裁で逆転死刑判決を受けた奥西死刑囚は、最高裁で死刑が確定した1972年の翌年に、最初の再審請求をした。第7次再審請求中の2006年に初めて再審開始決定が出されたが、審理差し戻しなどを経て先月、最高裁が弁護団の特別抗告を棄却し、第7次再審請求は終結していた。
◇ことば【名張毒ぶどう酒事件】
1961年3月、三重県名張市の公民館であった住民懇親会で、農薬が混入したぶどう酒を飲んだ女性5人が死亡、12人が中毒症状を起こした。奥西勝死刑囚が「妻と愛人(ともに事件で死亡)との三角関係を清算しようとした」と自供したとして逮捕・起訴された。起訴前に否認に転じ、1審・津地裁は64年12月に無罪としたが、2審・名古屋高裁が69年9月に逆転死刑を言い渡し、72年6月に死刑が確定した。
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。