11. 2013年9月17日 23:23:00
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部落の女性全員と やりまくりの勝は自業自得 さてこの日は当時取材し「ブドウ酒殺人事件公判に潜む謎」という記事を書いた富山さんの講演でした。
この記事もとても興味深く、 「この地域は非常に開放的に男女の交際が行われていた」 そうで、 「既婚、未婚者の男女関係が半ば公然と行われていた」 そうです。事実 「地域内のほかの人たちの同じような関係、つまり誰と誰が関係があったとか、現在までもどうだとか、三角関係、四角関係といった具合に供述している」 と「検察側が証拠として提出した供述調書」の中に書かれている」そうです。 で、そういう中でこの容疑者だけが「三角関係の清算」というのは動機としてちょっとおかしいんじゃないの?ということなんですね。 で、一番印象に残ったのは、(これはまた聞きだそうですが)当時の主任弁護士の方の話です。 「彼は無実だよ。だって2、3日前に薬局でコンドーム買ってるんだよ。これから愛人と妻を殺そうと計画している人間がそんなことするわけないでしょ」 といっていたそうです。 http://blog.iwajilow.com/?eid=687003
374 :名無しさん@七周年 :2006/12/29(金) 23:37:32 ID:EvRaDICm0
俺の親戚のおばあちゃんは、名張市葛尾におって、事件があった日、この会合にでる予定やったらしい。 俺自身は、この事件についてはあんまりしらんけど、おばあちゃんが言うには、奥西さんは当時、むちゃくちゃ 男前(今でいううイケメン)で、婦人会でもものすごく人気があったらしい。 この会合も、奥西さんがぶどう酒を飲ませてくれる、ということで前から 大変楽しみにしとったけど、前日から風邪をひいて行けやんようになってしもて ものすごく残念やったと思ったけど、そのおかげで死なんとすんだ、とよく言うとった。 695 :名無しさん@七周年:2006/12/31(日) 00:08:26 ID:nHL3cJaN0 公判記録を見ると、 勝は、石原房子と囲炉裏端で雑談しているうち、 「わしは今日会長に立候補したからお前らにぶどう酒をおごったんやで」 と冗談を言って、「赤かな、白かな」と房子が言ったことから、包装紙を下げて瓶を房子に見せている。 699 :名無しさん@七周年:2006/12/31(日) 00:19:05 ID:yFRTJEb+0 >>695 女好きな野郎だね。個人的には好きにはなれないが女を殺す野郎ではないな。このぶどう酒は毎年会長のおごりだったわけだ。 だからこういう冗談になる。 毒を入れた奴が自分で運んで自分で手に持って自分で 「俺がおごったんやで」 と言う。 奥西って白痴なんだねw
788 :名無しさん@七周年:2006/12/31(日) 10:46:42 ID:Q+/0xCxsO
ブドウ酒を用意するのが会長の役目 前年までは赤ブドウ酒 今年は会長も変わり白ブドウ酒に変えた で、いいのかな 789 :名無しさん@七周年:2006/12/31(日) 11:44:28 ID:nHL3cJaN0 >>788 奥西勝は、三奈の会の元会長。 奥西勝は、事件当時35歳。年齢から言って、会長を務めていたのは2,3年前ぐらいか? 事件当日、新会長の選出が行われ、奥西勝も立候補したが、落選したらしい。 ちなみに、奥西樽雄は、事件当日まで会長を務めていた。 ところで、三奈の会宴会で、女性がぶどう酒で乾杯するようになったのは、事件から2,3年らしい。 このような女受けするような企画を発案したのは、当時会長だった奥西勝(女性に人気があった)かもしれないね。 791 :名無しさん@七周年:2006/12/31(日) 12:04:13 ID:nHL3cJaN0
資料を読んでいくと、奥西勝がモテたのは、イケ面だったからだけでなく、女に媚びるのがうまい奴だったからのようだ。 宴会の企画として“女性はぶどう酒で乾杯”ってのは、いかにも奥西勝の考えそうなことだと思う。 >>788 白ぶどう酒に変えたのは、事件当日まで会長だった、奥西楢雄の判断だと考えるのが自然かな。 794 :名無しさん@七周年:2006/12/31(日) 12:30:58 ID:Q+/0xCxsO
「予算がないから」とかって実は勝氏が発案したブドウ酒の風習を辞めさせようとしてたりして でも当日いきなりブドウ酒を頼むって会長自腹だったのかな それまでは確か勝氏がブドウ酒を提供してたんだよね? 795 :名無しさん@七周年:2006/12/31(日) 13:03:13 ID:IVYRQ39QO
小さな集落の小さな集まりとはいえ、以前に会長を務めていて、また立候補していたとすると、性格的にも地味でおとなしい人というのではなさそう。 家来タイプ言いなりタイプでなく、ある程度リーダーシップのとれる感じの人なら、普通に考えて、気に入らない、おもしろくないと思われることがあっても不思議じゃない。 809 :名無しさん@七周年:2006/12/31(日) 14:21:09 ID:yPFBYVfy0 >>795 他の男性陣は、「あいつだけ女にヘラヘラしやがって」「いけすかない奴だ」などと内心では、あまり快くは思われていなかったろうね。 http://mimizun.com/log/2ch/newsplus/1167316366/ 792 :名無しさん@七周年:2006/12/31(日) 12:07:33 ID:mUGEbSUL0
竹筒にニッカリンを入れたとされる事件前夜 自白によると隣人が風呂を借りに来て入浴後一緒にTVを見ていた 奥さんも子供も一緒 そんな中、炊事場の灯りを頼りに風呂の焚き口で竹筒を作り、ニッカリンを入れる (裁判所の実験でこぼさず入れることは出来なかった、灯りは届かず暗い) ぶどう酒が出ることは知らなかったのにぶどう酒にいれるつもりで用意? (数日前、勝、妻、他の人物との間で、今度の集会は予算の都合でぶどう酒は無いと話していた) 隣人が帰り際カメラの借用を頼むが、その日は妻や愛人・友人と花見に行く計画がありカメラ借用を断る どうみても普通の生活に突然毒殺の準備 もうめちゃくちゃですがな 971 :名無しさん@七周年:2007/01/02(火) 19:01:42 ID:thjoiiPB0
俺もはじめてこの事件のドキュメンタリー番組見たとき 村人が犯人は死刑囚以外ありえないとTVカメラに向って 吼えてるのを見たとき間違いなく犯人は別に身近にいるなと思ったよ 田舎の人間の恐ろしさを都会の人は分からないだろうね・・・ 972 :名無しさん@七周年:2007/01/02(火) 19:13:14 ID:Ij9qtKoA0 >>971 俺もそう思った。 少なくともこれだけ疑義のある事件で、神様でもないのに 常識的にあそこまできっぱり断言するのはおかしい。
疑問点もあるが、自分は奥西だと思う、程度なら分かるんだが 奥西以外いないって、そんなこと誰にも断言できねえよ。 975 :名無しさん@七周年:2007/01/02(火) 19:27:38 ID:3nTtp44D0 >>971 あのドキュメンタリーを見る限り、村人は真犯人を知っていると見ていいね。 知っているけど、真犯人を庇うために、隠していると思う。
566 :名無しさん@七周年:2006/12/30(土) 18:22:45 ID:lgNDStLGO
村人のインタビュー見るとなんか不気味なんだよなぁ 村ぐるみで犯人にしたてあげてる感じがする 831 :名無しさん@七周年:2006/12/31(日) 15:49:00 ID:ShgoQs9j0
真犯人が身内に居る場合、そいつが真犯人だと自分たちにも都合が悪いので 一番立場が悪そうな人間を犯人にでっち上げるとか、普通によくある話だしね。 OFF板なんかでもそういう話はよく聞く。 843 :名無しさん@七周年:2006/12/31(日) 16:26:06 ID:mUGEbSUL0 奥西勝さんはぶどう酒を運んだ後の公民館で10分間ひとりきりになったとされています。 そして、その間にぶどう酒に毒を入れたとされています。 しかし、この「10分間」は本当にあったのか、大いに疑問とするところです。 奥西勝さんも、裁判のなかで一貫して「公民館でひとりになっていない」と主張しています。 この「10分間」は、そのころ公民館と奥西楢雄氏宅を往復したS子さんの証言にもとづいています。 「私は5時頃2回公民館に行った。一度目はぶどう酒を運ぶ奥西勝さんと一緒だった。 公民館に雑巾がなかったので、奥西楢雄宅に取りに戻り、もう一度公民館に引き返した。 私が雑巾を取りにいっている間、勝(奥西さん)は公民館にひとりでいた」 というものです。 しかし、奥西楢雄氏宅で総会のための炊事仕事をとりしきっていたY子さんは再審請求の裁判のなかで、 「S子さんが最初に公民館に行ったあと勝を道で見たけど、勝(奥西さん)は牛の運動をしていた」 と、こう証言しています。 とすると、S子さんの証言には重大な疑念が生ずるのです。 さらなる新証拠、名張署長の捜査ノート
また、名古屋高裁での第六次再審請求において提出されたのは、新たに発見された事件当時の名張署長の捜査ノート(「中西ノート」)です。 このノートは当時の捜査会議の内容を克明にメモしたものですが、事件後3〜4日後の記述には、S子さんの供述として 「奥西勝さんは公民館でS子さんや別の主婦とずっと一緒にいた。」 と書かれており、 奥西勝さんの「公民館で一人になった機会はない」という主張を裏付ける内容のものです。 S子さんは事件直後の新聞記者の取材に対しても同様の延言をしています。 農協職員が酒を買った時間を農協職員、酒屋が証言を変える 更にS子の不自然な供述の変化 そうして勝のみが独りになる時間が作られ、その10分間にもアリバイがあるのに無くされる 本当に怖い 57 :名無しさん@七周年:2006/12/29(金) 00:50:35 ID:RoWYh0Xz0 怖いよな・・・ 被告が有利になる証言は次々勘違いでしたで不利になる証言に変わっていく ありえん
82 :名無しさん@七周年:2006/12/29(金) 01:18:24 ID:7NoqgEpU0 >>57 怖い怖い。
酒店店主(事件直後)「石原利一さんに売ったのは2時半から3時ごろ」 同 (2週間後)「4時過ぎていたのではないかと言われれば、あるいはそうかもしれません。確かなことは、昼ごはんと晩ごはんの間ということです」 酒を買って運んだ石原利一さん(事件直後)「2時ごろに農協を出て酒を買った。奥西楢雄さん宅に届けたのは2時か3時ごろ」 同 (2週間後)「奥西楢雄さん宅に届けたのは4時半から5時のまちがいでした」 奥西楢雄氏宅で酒を受け取ったI子さん(事件直後)「検察は公表せず」 同 (2週間後)「5時10分にF子と一緒に受け取った。忘れた。 5時のサイレンより前だったかもしれない」 第一審:事件直後の供述を採用→奥西氏以外の人物に犯行の機会はあった 控訴審:2週間後の供述を採用→奥西氏にしか犯行の機会はなかった 記憶も新鮮な事件直後の供述が、どんな理由で不可解にも変遷するのかw 360 :名無しさん@七周年:2006/12/29(金) 23:27:30 ID:I4gtoxFe0
ワインを売った酒屋の証言 「売ったのは2時半か3時過ぎ頃」 → 後に「4時過ぎかもしれない」と証言変更 買った農協職員の証言 「2時頃に農協を出て酒を買った。届けたのは2時か3時頃」 → 後に「届けたのは4時半か5時頃」と証言変更
363 :名無しさん@七周年:2006/12/29(金) 23:31:36 ID:0/+uqNHZ0
楢雄宅にぶどう酒が置かれていた時間を狭めようと 周りの人が協力している感じかな 370 :名無しさん@七周年:2006/12/29(金) 23:35:48 ID:nQ7w2dgx0 >>363 すなわち、証言を翻したのは、 「楢雄宅で農薬が混入されたことを隠蔽するためだった」 ということができるよね。
379 :名無しさん@七周年:2006/12/29(金) 23:41:03 ID:0/+uqNHZ0 >>370 じゃあ、証言を翻した人たちは真実を知っているってこと? 390 :名無しさん@七周年:2006/12/29(金) 23:51:16 ID:nQ7w2dgx0 >>379 証言を翻した段階では、知っていたという推測ができるね。
369 :名無しさん@七周年:2006/12/29(金) 23:35:47 ID:R/JXiANU0
でも農薬入れるのに何時間もかかるもんじゃないから 所持時間の長さなんてあまり関係ないんじゃないの? 375 :名無しさん@七周年:2006/12/29(金) 23:38:00 ID:iqsHq6O/0 >>369 所持時間が長くなれば、入れることのできる人間の数が増える。 証言の変更は、特定の人間のみ農薬を入れることができたと思わせる工作の可能性が濃厚。
116 :名無しさん@七周年:2006/12/29(金) 02:37:58 ID:RoWYh0Xz0
ニッカリンについてだが、当初、購入した薬局は関わり合いになるのを嫌い知らないと主張してるんだよね 妻に命じて仕入れ伝票も破棄させている ところが被告が絶対購入した、薬局店主を呼んでくれと主張、直接問い詰め認めさせている この時は薬局店主を呼ぶのを認めた警察はその後被告がそんな訳ない、そいつを呼んで話させてくれと言っても一切認めない ふざけんなと・・・ 668 :名無しさん@七周年:2006/12/30(土) 22:51:16 ID:1Cq64dHI0
ニッカリンTを購入した店が、あえて伝票類を処分したということは 奥西勝以外にもそれを購入した家があり、それが表に出るとまずいので証拠隠滅を図ったということかな。 少なくとも真実を語るのではなく、何かを隠す意図がみられるな。 679 :名無しさん@七周年:2006/12/30(土) 23:28:50 ID:vdXyg5ad0 >>668 ニッカリンT購入については、奥西勝の方から言い出しているからね。
(3)前年夏被告人はテップ剤の一つであるニッカリンT一〇〇cc入り一本を購入したが、本件発生後である昭和三六年四月二日には被告人方においてこれを見出すことができなかったが、このニッカリン購入の事実は被告人の供述から明らかになったもので、初め売主黒田敬一はこの品物の売渡事実を否認していたが、被告人との対質によってこれを認めるに至った。 928 :名無しさん@七周年:2007/01/01(月) 16:41:20 ID:gJAVotmP0
県境の寂れたムラというのはやはり怖いな。 村人全員口裏を合わせて犯人をデッチ上げる。 葛尾地区の関係者に天罰が下りますように(ナムナム 529 :名無しさん@七周年:2006/12/30(土) 17:03:32 ID:sNT9EZeC0
奥西勝を犯人にしたら、村がま〜るく治まる 田舎にはよくあること、全世帯が黙って語らずの所もあり警察も困る 931 :名無しさん@七周年:2007/01/01(月) 16:54:12 ID:z1CxysdN0 >>928 真の大量殺人犯をかばって、奥西勝に罪をなすりつけて、 彼の家の墓を荒らし、実家を石を投げつけて家族もろとも地区から追い出した。 人間のやることじゃないよ。 176 :名無しさん@七周年:2006/12/29(金) 10:24:58 ID:el0j+Gzq0
勝の母親は部落の男たちに家に押しかけられて、連日殴る蹴るされた。 908 :名無しさん@七周年:2007/01/01(月) 03:46:09 ID:z1CxysdN0 奥西死刑囚の母 奥西死刑囚の母の死が伝えられた記事を目にした。 そこには、彼女が受けた仕打ちが書いてあった。 事件後、家のガラスを割られ、土足で家に上がられ、頭を蹴飛ばされ、庭で土下座をさせられたそうだ。 こんな状態では住んでいられないので、事件の翌年には市内の別の場所に引っ越し、67年に落ち着くまで4回の引っ越しを余儀なくされたそうだ。 そんな苦しい目に遭っても、毎日のように息子に面会に行ったそうだ。だが彼女は、当時の再審が大詰めを迎えつつあった88年、84歳の生涯を終えた。 どんな気持ちで亡くなっていったのだろうか・・ 新年早々、ふつふつと湧き上がる怒り。 奥西勝が犯人かどうかは別として、 地区住民がやった行為は、人間として許されない。 992 :名無しさん@七周年:2007/01/03(水) 03:42:51 ID:9TDP/Z9W0
村社会の恐怖! 540 :名無しさん@七周年:2006/12/30(土) 17:25:20 ID:AB+rprAC0
この村を子々孫々まで差別し続けることが、冤罪被害者へせめてもの弔いだろう。 291 :名無しさん@七周年:2006/12/29(金) 17:50:03 ID:jJ9aHPnE0 村で一番信頼されている村の功労者が怪しいな。 前にドラマで見たよ。 512 :名無しさん@七周年:2006/12/30(土) 16:12:06 ID:ufygo/hX0
ワインの購入を「当日」奥西楢雄が決めた 農協の決裁で奥西楢雄自身が慣例の赤ワインではなく「白ワイン」を購入 奥西楢雄の自宅に1〜2時間ワインが置かれた 奥西楢雄のアリバイはないも同然 勝逮捕後、奥西楢雄宅へワインが到着する時刻を全員一致で2時間も遅らせる ・・・んなもん、奥西楢雄が真っ黒だろw 522 :名無しさん@七周年:2006/12/30(土) 16:55:25 ID:e471afxI0 >>512 そういう個人を名指ししての断定は、よほどの確信がないと……。 そりゃ、>>1での、被告に対するあの言い様から、疑いの目を持つのはわかるけどね。
541 :名無しさん@七周年:2006/12/30(土) 17:25:51 ID:/H7GCQPb0
テレビのドキュメンタリー番組は冤罪だという報道姿勢のが多い。 そういう番組を見る際には村人が必要以上に悪役に編集されてる可能性もあるから それを踏まえた上で冷静に見なきゃテレビ局に洗脳されちゃうよ。 543 :名無しさん@七周年:2006/12/30(土) 17:33:56 ID:FbZ6/6Df0 >>541 しゃあないやろね。確たる物証はなく初期段階の自白だけが決め手で、村の衆の証言は1審と2審で一転している。冤罪を生む典型的なパターンが揃いすぎてる。人権派の弁護士とマスコミが欣喜雀躍して飛びついてきても無理からぬ。
548 :名無しさん@七周年:2006/12/30(土) 17:52:48 ID:FbZ6/6Df0
マスコミは、番組の構成上、奥西勝死刑囚が無実という前提に立ってる。 でないと番組が成立しない。このケースでは奥西勝死刑囚が無罪という前提に立つと真犯人は村人の中にいることになるし、容疑者は極端に限定されてしまう。そこが難しい。 はっきり言えば真犯人となりうる容疑者はほぼ1人になってしまうからね。 だからなんとなくボカしているのだと思うがそれがまたいろいろな妄想を生む原因にもなっている。 301 :名無しさん@七周年:2006/12/29(金) 19:50:51 ID:nQ7w2dgx0 奥西楢雄氏にはアリバイがある(農協で勤務中)。 たしかに、彼が、ぶどう酒を宴会で提供することを決定した張本人ではあるのだが。 316 :名無しさん@七周年:2006/12/29(金) 21:56:33 ID:nQ7w2dgx0
証人がいるかと問われると、たしかにいないんだよね。 昭和36年3月28日は平日なので、日中は農協で勤務していたと考えるのが自然じゃないかと思っただけで……。 当日の奥西楢雄の行動に関しては、 ・農協の予算で、ぶどう酒が調達できることが判明し、ぶどう酒購入を決定した。 ・その後、石原利一に、ぶどう酒購入を指示した。 ぐらいしかわからない。当人の証言は、資料には出てこないしね。 うーん、確実を期すためにも、こう訂正せざるをえないかね。 奥西楢雄家の住人である、奥西楢雄と、奥西コヒデ(楢雄の母)について、 午後5時以前のアリバイを証明する証言・証拠の類は、現在のところ見つかっていない。 856 :名無しさん@七周年:2006/12/31(日) 19:46:42 ID:yPFBYVfy0
江川紹子の著書を読んでいるのだが、いろいろな発見があるね。 仮名を使っているので、適宜本名に直しつつ、紹介すると……。 1.ぶどう酒を開栓した人物について、 石原利一を含めその他大勢が、「奥西フミ子に頼まれて自分が開栓した」と主張しているのに、奥西楢雄1人だけは、「奥西フミ子に頼まれて開栓したのは自分だ」と主張している。 奥西楢雄 「妻がぶどう酒の瓶を持ってきて、『栓が堅いから抜いて』と言うので、私が栓を抜いてやり、瓶を妻に渡したのです。私に渡す前に妻も栓を抜こうとしたらしく、瓶の包装紙はついてなく、栓も外側の王冠はすでに外されていて、内側の栓だけだったと思います。私が抜くときには、少し堅かったけれども、力を入れると手ですぐ抜けました」 石原利一 「私が席に着いている時、フミ子さんから『栓を抜いて』とぶどう酒の瓶が差し出されたので、私が『よし、抜いてやるわ』と言って、何気なく瓶を受け取りました。(中略)瓶の栓を噛んで、テコの原理を応用してやってみましたところ、意外に簡単に1回で栓が開きました。」 2.奥西楢雄氏は、疑わしい人物として、次の3人を挙げている。
1人目は、彼の妻である奥西フミ子。楢雄母(コヒデ)との嫁姑関係の険悪さは地区内でも有名だった。 2人目は、ぶどう酒が飲めるはずなのに、当日に限って飲まなかった女性 3人目は、奥西勝。妻と北浦ヤス子との三角関係を証言。 3.奥西勝の当初の証言では、楢雄宅からぶどう酒を公民館に持って行くように頼んだのは、奥西コヒデ(楢雄母)になっていた。それが、公判記録では、奥西フミ子になっている。 4.奥西勝は、当初、疑わしい人物として、妻ではなく、奥西フミ子の名前を挙げていた。 理由として、次のエピソードを挙げている。 「フミ子さんが泣きながら『かくまって』とうちに逃げ込んできて、義母(コヒデ)と喧嘩をして追われたので、逃げてきたと言って、家に戻ろうとしないことがありました。3月23日か24日頃、寝床で妻が 『今日もフミ子さんとコヒデさんが喧嘩をして、フミ子さんは、川へはまって死ぬか、薬でも飲んで死んでしまいたい、と言っていた』 と話したことがありました。」 864 :名無しさん@七周年:2006/12/31(日) 20:25:05 ID:KxleP3hV0 >>856 私はこの江川さんの本、何年か前にハードカバーで読んでるんだよね。 そこに書いてある部分も読んだはずなんだけど、すっかり内容忘れていた。 今は文庫本になっているようだから、早速注文したよ。
しかし、その部分によれば、栓を抜いたのは楢雄宅ということになり、TEPP製剤を入れたのは状況から考えてフミ子かコヒデと考えるのが自然だな。 前者の場合、他の女を巻き込んでの自殺。 実際気に食わない女もいたかもしれないし。 後者の場合、嫁殺し。 楢雄の供述だけが他と食い違っているのが気になるな。 867 :名無しさん@七周年:2006/12/31(日) 20:39:38 ID:v0N980Wn0 >>864 > 楢雄の供述だけが他と食い違っているのが気になるな。
実母を庇って家のメンツを立てようとしたんだろ ともかくこの農協職員はなんとかならんのか 真っ黒じゃんか 870 :名無しさん@七周年:2006/12/31(日) 20:49:54 ID:KxleP3hV0 >>867 奥西勝の犯行と警察・検察が断定して以降、ここら辺の追求はおざなりになったんだろうな。 当初の供述を総合すると、開栓は奥西楢雄宅でなされ、奥西勝がぶどう酒の瓶を受け取るまでの間に何者かによってTEPP製剤が投入されたと考えるのが自然だ。
878 :名無しさん@七周年:2006/12/31(日) 21:28:04 ID:yPFBYVfy0
江川氏著書pp146より参考になる箇所を引用しておこう。 (仮名は適宜修正し、読みやすいよう改行を入れた) -- フミ子の夫楢雄も、翌4月1日の警察の取り調べの中で、 「このような事件を起こすような理由のあると思われる人」の「第1番目」として 妻フミ子の名を挙げている。 姑のコヒデとの折り合いが悪く、コヒデが時にはフミ子に手を上げたこと、 そうしたことがきっかけでフミ子は宗教団体に通うようになったを挙げ、 「長年いじめられた私の実母に対する復讐のためではないか」という。 警察はこの供述を、調書にして残している。 これだけでフミ子を犯人と断定するのはあまりに無謀だが、 調査や検討を加える必要のある情報とは言えるはずだ。 893 :名無しさん@七周年:2006/12/31(日) 23:14:42 ID:yPFBYVfy0 奥西楢雄 3月29日付警察官調書より 慰労を始めるという時に、酒のかんや折り詰めを机の上に出して準備している時、 私の妻(=フミ子)がぶどう酒の一升瓶を私のいる所へ持ってきて、「栓が堅い から抜いて」というので、私が栓を抜いてやり、瓶を妻に渡したのです。 私に渡す前に妻も栓を抜こうとしたものと思います。妻が持ってきた時は、 ぶどう酒の一升瓶には包装紙はついておらず、瓶の栓も王冠(外蓋)も ついておらず、キルク(コルク)の栓だけであったと思います。 私が抜く時は、少し堅かったが力を入れて手で抜けたのです。 --- ぶどう酒の瓶に毒物を混入する際、一番ネックになるのは、 一度外した包装紙、栓、王冠をどうやって元通りにするか。 特に、金属製の栓・王冠は、一度外す際に曲がってしまうと、 元通りに復元するのは難しい。 楢雄の供述が真実だとすれば(後に楢雄はこの証言を撤回しているが)、 フミ子なら、上記問題を簡単にクリアできることになる。 うーん、なぜ警察は、このあたりをきちんと究明しなかったんだろう。 885 :名無しさん@七周年:2006/12/31(日) 21:50:41 ID:IVYRQ39QO 本当のことだとしても、奥さんの立場を悪くしそうなことは普通言わないですよね。 血縁の方が大事だったということなんだろうか… 888 :名無しさん@七周年:2006/12/31(日) 21:58:04 ID:ew6boeGi0
姑が出席してもないのに復讐って、何でそんな変なこと言ったんだろうね。 勝さんの奥さんが何か入れてるのを見た発言といい、不思議な発言が多いな。 350 :名無しさん@七周年:2006/12/29(金) 23:13:46 ID:nQ7w2dgx0
、午後2〜5時の間、奥西コヒデ(楢雄の母)はどこにいたのだろう? 当時の記録を見ても、この間の彼女の行動がさっぱり見えてこないのだよ。 402 :名無しさん@七周年:2006/12/30(土) 00:44:14 ID:e471afxI0 >>350 手持ちの資料をいろいろ見たが、やっぱりわからんわ。 一審判決によると、彼女はこう証言してるね。
「フミ子がその買って来た罐詰と油揚とを台所に置いて一旦かどの方へ出て行き、 間もなく酒三本を家に運び入れて、玄関小縁に置くのを台所から見ていた」 時刻はわからないが、ぶどう酒が楢雄宅に運び込まれた時に、コヒデが台所に居たことは間違いないようだ。 そして、フミ子と違って、コヒデが楢雄宅から外出した記録は一切ない。 ということは、フミ子らが外出した午後3時45分から、フミ子が帰宅する午後5時過ぎまで、コヒデはずっと独りで楢雄宅に居たことになる。 コヒデが真犯人かどうかは全く分からないが、真犯人についてなにか知ってる可能性はあるんじゃないかなあ。 880 :名無しさん@七周年:2006/12/31(日) 21:36:47 ID:ew6boeGi0
そのコヒデさんは会に出席してぶどう酒を飲んだの? 姑に対する復讐なら、普段食べる食事に毒を混ぜた方が早いような気もするけど それだと自分がやったとすぐわかるからダメなのか。 882 :名無しさん@七周年:2006/12/31(日) 21:45:56 ID:3gbv+NvY0 >>880 ぶどう酒を飲んだ女性の年齢
死亡 30,34,36,36,25 中毒 37,29,42,29,29,34,37,32,39,34,35,29 だそうだ。そもそも会の席に姑のコヒデはいたのか? 884 :名無しさん@七周年:2006/12/31(日) 21:49:00 ID:KxleP3hV0 >>880 第一審裁判記録によれば、
出席の女子会員 奥酉チエ子、 北浦ヤス子、 奥酉フミ子(昭和6・2・25生) 中島登代子(大正14・1・14生) 新矢好(昭和10・5・10生) 福岡二三子(当三七年) 坂峰富子(当二九年) 井岡百合子(当四二年) 伊東美年子(当二九年) 植田民子(当二九年) 神谷すず子(当三四年) 広岡操(当三七年) 中井文枝(当三二年) 石原房子(当三九年) 高橋一巳(当三四年) 今井艶子(当三五年) 浜田能子(当二九年) 岡村清子(当三三年) 南田栄子(当二五年) 中井やゑ(当四二年) の合計二〇人 となっているから、コヒデは三奈の会の女子会員ではなく、したがって出席もしておらず、ぶどう酒も飲まなかったと思われる。 132 :名無しさん@七周年:2006/12/29(金) 04:16:00 ID:JD5c0qvF0
仮に犯人が、奥西勝ではないとすれば、農薬混入の機会は、楢雄・フミ子宅にぶどう酒が届けられた午後3〜4時から午後5時5分までの約1時間。 1.ぶどう酒が、楢雄・フミ子宅に届けられたことを知っていた 2.午後3時〜午後5時5分の間に、アリバイがない(1人になる機会があった) 3.楢雄・フミ子宅に自由に出入りできる 3つの条件を満たす人物が、真犯人ということになるね。 3については、村人なら自由に出入りできるのかもしれないが、 ・フミ子が受け取ったぶどう酒をいったん持ち去り、農薬を混入」 ・その後、ふたたび玄関の小縁に置き直す と、楢雄・フミ子宅に2度も(無断で)出入りする必要がある。 これを怪しまれず行える人物となると、限られてくるのではないかな? 164 :名無しさん@七周年:2006/12/29(金) 09:53:24 ID:nQ7w2dgx0
>>132でも書いたように、午後3〜4時にぶどう酒を受け取ったと仮定した場合、真犯人の条件は以下の通り。 1.ぶどう酒が、楢雄・フミ子宅に届けられたことを知っていた 2.午後3時〜午後5時5分の間に、アリバイがない(1人になる機会があった) 3.楢雄・フミ子宅に自由に出入りできる フミ子は、午後3〜4時にぶどう酒を受け取った後、家にぶどう酒を残して、午後3時45分から1時間余り外出している。 楢雄の行動については、公開資料からは読み取れないが、農協職員であり、勤務中であったものと推測される。 では、この間、奥西楢雄・フミ子家は無人状態であり、誰でも出入り可能であったか? いや、公判記録を読む限りでは、楢雄の母(フミ子の姑:楢雄・フミ子と同居)奥西コヒデが、在宅していたのではないかと推測される。 コヒデは、民(コヒデの娘・楢雄の妹)を見送りに外出しておらず、楢雄・フミ子宅にずっと在宅していたと思われる。 となると、真犯人は、在宅中の奥西コヒデに気づかれないように家に忍び込み、ぶどう酒に農薬を混入させる必要がある。 しかし、これは、犯人にとってあまりにリスクが高く、ちょっと無理がある推理である。 よって、フミ子の外出後、楢雄・フミ子宅にてぶどう酒に農薬が混入された可能性は、「ある1つの可能性」を除いては、ありえないのではないか。 94 :名無しさん@七周年:2006/12/29(金) 01:39:38 ID:RoWYh0Xz0
五時に酒を渡したする人物が同じ時刻に3.2キロ離れた仕出し屋に現れる この事件の有罪の根拠である空白の十分間を無効にする証言 「午後五時前後と思います。その時の注文は普通の折り詰めで、それをチキンラーメンの箱に入れて渡しました。 自転車に空気を入れてすぐ帰られました」 そう断言できる理由を問われた証人 「それは二日位前と思いますが、奥西楢雄さんから二十八日の四時に折り詰めを取りに行くからと電話が合ったのです。 ところが、その日私方店の時計が五時になっても取りにみえないので、薦原農協の方で、その折り詰めがいらなくなったのかかなぁと思ってた時 石原利一さんがみえたのです。それで私は石原利一さんに「一時間も超過したなあ」と申し上げた記憶があります。石原利一さんが私方にみえた時、店の時計は五時を少し過ぎておりました」 石原利一とは五時に酒を酒屋で五時前に買い、奥西楢雄宅に届けた人物 この証人は二審では一審の証言を覆す 128 :名無しさん@七周年:2006/12/29(金) 03:57:48 ID:JD5c0qvF0
事件直後の証言(各人が証言を翻す前)はこうなっている。 ○副野清枝・林周子(酒店): 午後2時半か3時ころ、石原利一にぶどう酒を売った。 ○石原利一(当日、奥原楢雄からぶどう酒購入の指示を受ける) 午後2時ころ又は3時ころにフミ子に酒を渡した ○井岡百合子 午後4時40分に1回目に楢雄方に行ったときには、ぶどう酒はなかった。 午後5時5分ころ2回目に楢雄方に行ったときに、玄関小縁にぶどう酒が置いてあるのを見た。 もしこれらの証言が正しいと仮定すると、ぶどう酒は、午後3時頃までにフミ子が受け取り、奥原楢雄・フミ子宅にあった。 しかし、午後4時40分段階では、楢雄・フミ子宅から(少なくとも客人が見える範囲から)ぶどう酒が消えていた。 そして、午後5時5分になって、楢雄・フミ子宅の玄関小縁に置かれているのが目撃される。 この間、ぶどう酒はどこにあったのか……。 311 :名無しさん@七周年:2006/12/29(金) 21:47:11 ID:PCVkJKBDO
>>94と>>128から推理 奥西楢雄氏が2〜3時、酒を買いに行かせて自分は仕事でアリバイを作る その後フミ子に頼んで農協まで酒を運ばせ、毒を混入。新規包装する 仕事が終わり自宅に帰り玄関に酒を置く そして自分は酒に近付かす共犯の女かなんかに酒を配らせる 最後は勝氏を犯人に仕立てて終わり 周りの人や承認や裁判官は買収 とかなら火サスぽいかな 313 :名無しさん@七周年:2006/12/29(金) 21:51:05 ID:EZSjwxOx0 >>311 フミ子死んでるだろ。それが本当ならかなり悪質だぞ。
317 :名無しさん@七周年:2006/12/29(金) 21:58:27 ID:PCVkJKBDO >>313 仮定だけど、もし奥西楢雄氏が犯人だとしたら女達を殺す動機として、フミ子を殺す事が重要な気がするんだよね としたら共犯かは分からないけど別の女の存在があって邪魔になったとか位しか思いつかない 後は財産とか脅迫されてるとかかな
326 :名無しさん@七周年:2006/12/29(金) 22:10:16 ID:nQ7w2dgx0 >>311 当日のフミ子の行動を、仮に事件直後の証言が正しいものと仮定して整理すると、
○午後2〜3時に、自宅にぶどう酒を受け取る ↑ この間、自宅には、コヒデ(楢雄母)・稲森民(楢雄妹)・稲森ゆう(民の姑)・フミ子の子供がいた ↓ ○午後3時45分、稲森民(楢雄妹)・稲森ゆう(民の姑)を、子供と一緒にバス停まで送りに出かける。 ↑ ついでに買い物、近所の医師と立ち話をする(医師の証言あり) ↓ ○午後5時過ぎ、帰宅 (その後は、近所の女性達と一緒に、宴会の支度をしていた) というわけで、フミ子には、毒物を混入するチャンスはなかったと思うのだが……。 327 :名無しさん@七周年:2006/12/29(金) 22:16:29 ID:PCVkJKBDO >>326 フミ子は何も知らずに酒を楢雄氏に渡し、毒を入れたのは楢雄氏て考えた 会長の嫁が女性達に振る舞うブドウ酒を飲まないとは立場上考えにくいのでは http://mimizun.com/log/2ch/newsplus/1167316366/
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