http://www.asyura2.com/13/nature5/msg/890.html
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「片瀬久美子氏の不正報道につきまして。 2015年07月23日」
(小保方博士の不正報道を追及する有志の会)
http://blog.livedoor.jp/obokata_file-stap/archives/1034949620.html
★STAP細胞騒動の大きな分岐点となった、若山氏が昨年6月16日に山梨大学で行った「小保方博士から戻って来たマウスは自分の研究室に存在しない」という主旨の発表と、その後「撤回」したことについての、事実確認の重要性を指摘した記事。
★これは決して些細な問題ではない。水面に投じられた一石が大きな波紋を呼び、本来検証すべきさまざまな疑惑、疑念、矛盾点、問題点を覆い隠してしまったのだ。
★波紋を大きくしたのは、事実確認を最重要視しなければならないはずのジャーナリスト、とくにサイエンスライターを自称する人々である。
(南青山)
科学ライター、片瀬久美子氏の不正報道につきまして、検証を始めたいと思います。
片瀬氏のTwilogより。
2014年6月16日
「簡単に言うと、論文でSTAP-SCとFI-SCがES細胞とは異なる実験結果の信憑性についてです。小保方さんの細工が可能で若山さんが細工に気がつける手順をとっていなかった、という事が判明しました。」
片瀬久美子氏はSTAP細胞実験において、ES細胞ではない、新型の細胞である、という ES細胞とSTAP細胞の違いについて示された論文は「小保方さんの細工が可能」と小保方博士のねつ造だった事を示唆しています。
しかし、若山照彦博士ご本人がインタビューで「ES細胞との違い」(http://tokyocicada.blog.fc2.com/blog-entry-63.html)を説明していますし、FI幹細胞は若山博士が樹立したと「調査報告書」(http://www3.riken.jp/stap/j/c13document5.pdf)にありますので、これを細工する事は不可能です。
また「判明しました」と確たる証拠を元にTwitteされているようですが、その「判明元」はどこなのでしょうか。片瀬氏はいつもこのように小保方博士が全ての実験不正をした、と呟いておられますが、
そのエビデンスを出しません。
勿論、情報源の秘匿は記者の鉄則ですが、この場合、「判明しました」の情報源はこの実験をしていた二人、若山照彦博士と小保方博士しかいない訳ですが、小保方博士が自ら「自分がES細胞を細工しました」などとは批判的な科学ライターに答える訳はありませんし、もし小保方博士からのインタビューであれば、そう明記するはずで、この場合の「判明しました」のリーク元はどこなのか一目瞭然です。
「小保方さんが何らかの方法で入手した15番染色体にGFP遺伝子がタンデムに挿入されたタイプのES細胞がFLSとしてすり替えられていた可能性。だいぶすっきり...』
片瀬氏はどうしても「小保方博士がES細胞をすり替えた」事にしたいようですが、STAP細胞実験に使われていたES細胞(FES1)はSTAP細胞実験当時には若山研究室に残っておらず、また、理研の調査報告書では、STAP細胞実験結果はES細胞の(混入)であると結論付けております。
「すり替え」と「混入物」では科学的存在として雲泥の差があります。
また、若山照彦博士は6月16日に山梨大学で行った「小保方博士から戻って来たマウスは自分の研究室に存在しない」として、発表しましたが、これは後に「撤回」(http://www.ccn.yamanashi.ac.jp/~twakayama/LSHP/press20140722.pdf)されました。
2005年に若山研究室(現・京都大学)にいた研究員が作製していた細胞だったのです。
若山博士は、片瀬久美子さんの取材に対して「僕が渡したマウスとは違う遺伝子を持つ細胞が小保方さんからSTAP細胞として戻って来た、という結論の根幹部分にまったく影響しません」と述べています。
実際は若山研究室に所属していた大田浩博士の作製したES細胞だった訳です。
この部分のTwittetを読んだ読者は「小保方さんがマウスをすり替えてSTAP細胞だとして若山博士を騙していた」と受け取るでしょう。
未だに「小保方 マウスすり替え」で検索するとこのような誤りを訂正しない記事が沢山ヒットします。ネットメディアの恐ろしいところです。
片瀬久美子さんは「僕が渡したマウスとは違う遺伝子を持つ細胞が小保方さんからSTAP細胞として戻って来た、という結論の根幹部分にまったく影響しません」が解析結果ののちに誤りであった、という事をTwitterできちんと説明しておりません。
Twilogを見ると、片瀬久美子さんの情報源は若山照彦教授であることが解ります。
それならば、「僕のマウスではなかった」事について、説明を求める事が出来るのではないでしょうか。片瀬氏は若山照彦博士に直接取材が出来るのです。
しかし、片瀬氏は若山照彦博士に不利な情報、落ち度はけっして発表しません。
これを報道といえるでしょうか。公平かつ客観的な配慮があったといえるでしょうか。
取材の鉄則である「裏取りは大事です・・・」と呟いておられますが、「若山照彦博士の証言」の裏取りはなさったのでしょうか。STAP細胞実験ねつ造疑惑において、その被疑者の輪の中におられる若山博士の証言だけを流し続ける事が「裏取りをした取材である」とそのまま信じられるものでしょうか。Twilog(http://twilog.org/kumikokatase/date-140711)はいつでも見れます。
皆さんもSTAP細胞報道を振り返って、この「サイエンスライター」を名乗る片瀬久美子氏の発言を検証なさってみて下さい。
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