http://www.asyura2.com/13/nature5/msg/888.html
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「最初から結論ありきの調査委員会」(EJ第4083号)
http://electronic-journal.seesaa.net/article/422844762.html
2015年07月24日 Electronic Journal
ここまで調べてきてわかるように、STAP細胞事件は論文を
批判する声ばかりで、STAP細胞の存在を支えようとする動き
がまるでないように感じます。あたかもSTAP細胞が存在する
と困るかのように、皆で寄ってたかって潰している感じです。こ
れはきわめて異常なことであり、常軌を逸しています。まさに現
代の「魔女狩り」であるといえます。
そのSTAP論文への批判が頂点に達していた2014年8月
のことですが、タレントで健康社会学者でもある河合薫氏はこの
異常な「小保方バッシング」について、女性の立場から次のよう
に述べています。少し長いですが引用します。
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なんとも言葉にしがたい、憤りを感じている。完全に超えては
いけない「一線」を越えている。露骨すぎる。マスコミも世間も
怖い。本当に怖い。結局、行きつくところはここなのか?そんな
思いでいっぱいである。先週、発売された週刊誌の内容は、とに
もかくにもひどかった。
小保方さんに関する、バッシング報道である。いったいこの報
道にどんな意味があるのか?持ち上げられた人が落ちていく様は
そんなに面白いですか?安全地帯から石を投げるようなことをし
て満足ですか?ときにマスコミは、人間の中に潜む闇の感情を引
き出す「悪の装置」と化す。と同時に、世間の人たちの「闇」を
匿名化し、消費させる都合のいい装置でもある。
要するに、下劣なのはマスコミだけじゃない。フェイスブック
やツイッターなどでも、悪趣味なジョークが飛び交っていた。本
人たちは、ブラックジョークのつもりなのだろうけど、完全にア
ウトだ。と書きながらも、おそらく私の中にも「闇」は存在して
いるのだと思う。だから余計に怖いのである。(中略)
ノーベル賞級の大発見だ!割烹着だの、どこそこの指輪だの、
と大騒ぎしたマスコミ。論文発表から相次いだ論文に関するさま
ざまな指摘。挙句の果てに行きついた下劣なバッシングの数々。
その背後には、「なんで、あの人だけ評価されるわけ?」「な
んで、自分が選ばれないで、彼女になったわけ?」「所詮、女っ
ていうだけで、選ばれたんだろう?」
そんな嫉妬が、どこかにあったんじゃないだろうか。不思議な
もんで、人間というのは、嫉妬する自分を恥ずかしいと思うらし
い。だから、必死にその嫉妬心を隠すために、一瞬でも「あら」
を見つけると、正義を振りかざす。──「行き過ぎた『小保方さ
んバッシング』と女性活用の『闇』」 http://nkbp.jp/1Ls1NHE
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桂勲委員長による調査委員会は、残存試料の複数のSTAP幹
細胞やFI幹細胞と若山研にあるES細胞の遺伝子解析をしたと
ころ、そのほとんどが一致したとして、「STAP細胞は最初か
ら存在せず、その正体はES細胞である」と断定しています。
このようにいわれると、遺伝子解析などに詳しくない素人には
「やっぱり小保方氏がES細胞を混入させたのか」と考えてしま
います。調査委員会は、報告書の図表編にCDB時代の若山研究
室の見取り図(7月3日付、EJ第4069号参照)をわざわざ
載せ、次のように記述しています。
─────────────────────────────
STAP細胞の作製には酸処理から約7日間、細胞をインキュ
ベーター内に放置するが、このインキュベーターが置かれた培養
室は他の部屋(研究室、実験室、胚操作室)から隔離された状態
にあり、クリーンベンチや蛍光顕微鏡を使用する人がときどき入
る以外は、あまり人がいない状態にあった。
また、若山氏の聞き取り調査から、当時のCDB若山研では、
多くの人が夜中にこの部屋に入ることが可能だった。つまりイン
キュベーターやフリーザーへの接近が可能だった人は数多くいた
ことになる。したがって、作製中のSTAP細胞が入ったディッ
シュを判別できれば多くの人に混入の機会があったことになる。
──研究論文に関する調査報告書より
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報告書によると、インキュベーターは鍵がかかっているわけで
はなく、誰でも開けることができたとしながら、「作製中のST
AP細胞が入ったディッシュを判別できれば」という条件をつけ
事実上ディッシュを判別のできるのは当の小保方氏しかいなかっ
たということを暗示しているのです。
しかし、シャーレで培養中のSTAP細胞にES細胞を混ぜる
と、それを一目見ればコンタミはわかる──このように笹井氏は
いっているのです。調査委員会は、こういうSTAP細胞が存在
する証拠になるものには、調査の対象外としてすべてスルーして
いるのです。最初から結論ありきの調査です。
それにしてもこの結論はあまりにも乱暴過ぎると思います。遺
伝子解析の結果が一致したからといって「STAP細胞は存在し
ない」とは必ずしもいえないからです。
STAP細胞を作るのは2段階があるのです。第1段階は、若
山教授が研究室で飼っているマウスを交配させて生後一週間の赤
ちゃんマウスを作り、それを小保方氏に渡すまでです。第2段階
は、小保方氏がその赤ちゃんマウスの脾臓のリンパ球を取り出し
弱酸性の液体に浸けて刺激を与えたうえで、培養してSTAP細
胞を作製する段階です。
少し分かりにくいかもしれませんが、実はES細胞の混入の可
能性は、小保方氏が担当する第2段階だけではなく、赤ちゃんマ
ウスを作る第1段階にもあるのです。しかし、調査委員会は第1
段階の可能性を一切考慮していないのです。一貫して小保方氏だ
けを疑い、なぜか若山教授をぜんぜん疑っていないのです。
NHKスペシャル「STAP細胞不正の深層」でも、須田桃子
記者の『捏造の科学者/STAP細胞事件』(文藝春秋)でも、
若山教授側からしか物事を見ていないのです。しかし、このこと
はさらに論点を整理し、証拠を積み上げたうえで明らかにしてい
くつもりです。 ── [STAP細胞事件/056]
≪画像および関連情報≫
●NHKは本当に責任がとれるのか/2014年7月30日
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本ブログではこれまで、何度も小保方STAP細胞事件を
取り上げてきました。これを自分ながらに再度フォローした
上で、先日のNHKスペシャルの小保方追及番組を振り返る
とこの番組は一体何なのかとあきれ返ってしまいます。元N
HKの池田信夫氏のブログによれば、NHKのこの番組が日
本国民に伝えようとしているのは、小保方氏が盗人だという
ことのようです、それが言いたくて、われらの受信料でこの
番組をつくったようです。また、このNスぺは、出色の出来
だったとべた褒めするブログもあります。NHKは全国の受
信料契約者に小保方氏を盗人だと思わせる放送をしているこ
とになりますが、このままだと、警察が動かざるを得ないで
しょう。もし、違っていたら、NHKはどうするのでしょう
か。謝罪して済ませるのでしょうか。
仮に、小保方氏に盗みをやった疑いが掛かったとしても、
警察への盗難届も出ていない段階で、全国放送で小保方氏の
人格破壊を行うことが許されるのでしょうか。これには既視
感があります、そう、2009年に政権交代を果たした小沢
氏に対するマスコミの大バッシングを彷彿とさせます。そし
て今、マレーシア航空機墜落事件をウクライナ親露勢力の仕
業と断定するマスコミの報道振りにもあきれ返ってしまいま
す、バッカじゃないのと・・・。 http://bit.ly/1KjAmQd
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