http://www.asyura2.com/13/nature5/msg/886.html
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「若山研に送付された大田ES細胞」(EJ第4082号)
http://electronic-journal.seesaa.net/article/422783455.html
2015年07月23日 Electronic Journal
桂勲委員長による理研の調査委員会は、STAP細胞関連残存
試料──次の3種類のSTAP幹細胞とFI細胞の遺伝子解析を
行った結果、それらはいずれもES細胞であったと断定し、ST
AP細胞は最初から存在しなかったと結論づけています。
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STAP幹細胞/FLS → 大田マウスESと確定
STAP幹細胞/AC129→ 若山マウスESと確定
STAP幹細胞/GLS → GOFマウスESと確定
FI幹細胞/CTS → 大田マウスESと確定
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なぜ、STAP細胞ではなくSTAP幹細胞なのかというと、
STAP細胞それ自体には増殖力がなく、そのままのかたちでは
死滅してしまい、残存できないからです。そのため、特殊な培養
を行い、幹細胞化して残しているのです。FI細胞というのは、
胎児だけでなく胎盤にも分化する幹細胞です。ここでいうFI幹
細胞はSTAP細胞由来のものとして残されていたのです。
実はもうひとつ「FLS─T」という幹細胞が2株あるのです
が、これについても調査委員会は遺伝子解析をしているものの、
この幹細胞については公表していないのです。実は、これがST
AP細胞事件の真相に迫る重要なカギになると私は考えているの
で、後から取り上げます。
桂調査委員会は、STAP細胞由来とされるこれらの幹細胞は
遺伝子解析の結果、すべてES細胞であり、「STAP細胞は最
初から存在しなかった」と結論づけたのです。その調査委員会の
結論をNHKをはじめとする各メディアと日経サイエンスなどの
科学雑誌は、何の疑義も挟まず、そのままトレースして報道して
います。「完全無欠であり、疑いの余地なし」として、いわゆる
STAP細胞事件の幕引きをしたのです。数多くの疑問を置き去
りにしたままでの幕引きです。
STAP細胞「AC129」の2株は若山研のマウスから作ら
れたES細胞、STAP細胞「GLS」の13株は、小保方氏が
若山研から譲渡されたGOF─ES──若山研の元留学生李氏作
製のES細胞です。これらのES細胞については、本当にやった
かどうか、やれたかどうかは別として、小保方氏がそれらのES
細胞を混入させることはできたはずです。
しかし、STAP幹細胞「FLS」の8株とFI幹細胞「CT
S」については、大田マウス由来のES細胞であるというのです
が、既に述べているように、大田氏の作製したアクロシンGFP
が組み込まれたES細胞は、大田氏が若山研を転出するさいに全
部持ち出しており、若山研には存在しないはずのES細胞です。
それがどうして小保方氏の冷凍庫から見つかり、STAP細胞に
化けていたのでしょうか。
ここに重大な疑問が生じます。調査委員会は、STAP幹細胞
「FLS」の遺伝子を解析し、大田氏が作製した「FES1/F
ES2」の解析結果と一致したといっていますが、「FES1/
FES2」をどのようにして入手したのでしょうか。それは若山
研にはないはずのES細胞だからです。
既に述べたように、若山教授が理研CDBから山梨大学に研究
室を移転させるさいに交わした「試料提携契約書(MTA)」に
も作成者大田氏の細胞、2005年作製の細胞の記載はなかった
のです。それなのに、調査委員会が遺伝子解析をするときには、
若山研にはそのES細胞は存在していたことになります。
「小保方博士の不正報道を追及する有志の会」というのがあり
ます。小保方氏への人権を無視した科学的根拠に基づかない不当
な報道に抗議する有志の会だそうです。
この会は、上記の疑問を若山研究室に問い合わせたところ、次
のような重要な情報を得ているのです。これは、NHKをはじめ
日経サイエンスなどの科学雑誌も一切報道していない事実です。
彼らは、小保方氏にとって少しでもプラスになる報道は一切しな
い方針のようです。
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「FES1と2」の移動経路について、若山研究室に二度問い
合わせたところ、「京大、大田博士から取り寄せた」という回答
があり、大田博士からも「2014年6月に若山研究室に冷凍状
態で送った」との回答を得た。 http://bit.ly/1ff6XJ7
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はじめて聞く情報です。なんと若山教授は、2014年6月に
第三者機関で遺伝子解析をしてもらうため、大田氏からアクロシ
ンGFPが組み込まれたES細胞を冷凍状態で送ってもらってい
たのです。桂調査委員会が遺伝子解析をしたのは、このES細胞
なのです。それならば、そのES細胞がなぜ小保方研の冷凍庫に
入っていたのでしょうか。
これは完全に謎です。小保方研の冷凍庫からES細胞が発見さ
れたのも、若山教授が記者会見をしたのも、2014年6月16
日なのです。しかし、少なくともその16日以前には山梨大学の
若山研究室には、大田氏のES細胞は存在していたのです。
したがって、既にその時点では、体調を崩し、自分の研究室に
は出入りしていなかった小保方氏以外の誰かが、悪意を持ってそ
のES細胞の一部をチューブに入れ、小保方研の冷凍庫に入れる
ことはできたはずです。STAP細胞の研究に嫉妬し、小保方氏
の足を引っ張るグループも理研内部には多数いたからです。
「小保方博士の不正報道を追及する有志の会」は、日経サイエ
ンスの報道姿勢を批判し、次のように述べています。
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日経サイエンスは、STAP幹細胞の「元」だったとする「F
ES1と2」の「移動経路」を調べず、いつも必ず若山研究室側
の視点でSTAP幹細胞の解析をドラマ仕立てで報じている。
http://bit.ly/1ff6XJ7
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── [STAP細胞事件/055]
≪画像および関連情報≫
●残存ES細胞に関する若山教授との一問一答
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──解析結果に見合うES細胞というのは、若山研にあった
のでしょうか?
若山:FLSと一致するES細胞は、僕の研究室にはありま
せん。
──AC129とGLSに関してはどうですか?
若山:AC129は系統が違ってしまっているんですが、1
29B6F1というバックグラウンドになってしまい
ますが、これに関しては、僕の方でFLSが成功した
後、そのFLSのコントロールとして受精卵ESを作
製して、小保方さんに渡しています。
──GLSに関しては?
若山:GLSは、Oct4GFP、全身が初期化されると光
るマウスなんですが、これも僕の研究室でES細胞を
その時期に使っていたという記録があります。
──そこは御記憶ということですね
若山:僕が覚えているというよりかは、僕の研究室の学生の
人がその実験をしていて、ES細胞をつくっていたと
いうことがわかっています。
──それを、その方がES細胞を小保方さんに渡したかどう
かというのは、わかっていないのでしょうか?
若山:本人は渡したということを言っています。学生さんで
すが。 http://bit.ly/1CJfE9K
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