http://www.asyura2.com/13/nature5/msg/857.html
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「100%自分の手でSTAP発現」(EJ第4062号)
http://electronic-journal.seesaa.net/article/421144530.html
2015年06月24日 Electronic Journal
昨日のEJで、ポール・ノフラー博士と若山山梨大教授の対談
をご紹介しましたが、これは極めて重要な内容を含んでいます。
ノフラー博士は、普通なら聞きにくい重要なポイントを若山教授
に相当突っ込んで聞いているからです。
この対談は、ノフラー博士のブログに英語で掲載されたもので
あり、若山教授としては、日本では関係者しか読まないだろうと
思っていたかもしれません。しかし、研究者を目指す博士課程の
某学生が、この対談を翻訳してくれたのです。
ノフラー博士は、STAP細胞の再現の可能性について若山教
授に聞いています。「KF」はノフラー博士、WTは若山教授を
あらわします。期日は2014年2月27日です。
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KF:現時点でSTAP細胞に対するあなたの自信はどの程度の
ものですか。より心配になっていますか。
WT:私が理研を去る前、私は脾臓からSTAP幹細胞を作るこ
とに成功しました。でも一度だけです。その時は小保方博
士がよく指導してくれました。今は数人の知人(日本では
ない)が部分的な成功(Octの発現のみ)をメールで、
知らせてくれています。だから、私は一年以内に誰かが、
STAP細胞の作製を発表するだろうと信じています。
http://bit.ly/1GdAh9R
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ここで問題なのは、STAP細胞の再現の成功とは、どこまで
をいうのかということです。上記で若山教授が「Octの発現の
み」といっているのは、生後一週間の赤ちゃんマウスの脾臓のリ
ンパ球を培養し、緑色に光らせることを意味します。ここまでは
若山教授の外国の知人の研究者は成功したといっています。
しかし、若山教授は(昨日のEJでご紹介したように)自分は
小保方氏の指導を受けて、STAP細胞からSTAP幹細胞を樹
立したといっているのです。これはSTAP細胞が多能性を持つ
ことの証明になるのです。
続いて、ノフラー博士は、STAP幹細胞の再現についてもっ
と突っ込んで聞いています。
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KF:あなたはSTAP幹細胞をあなたの研究室では作れないと
仰っていました。実験方法の観点から、なぜそのようなこ
とが起こると思いますか?現在と過去との違いは何でしょ
う?また、あなたは理研にいた時にSTAP細胞の作製に
成功したとも言いました。より細かく教えていただけます
か?あなたは、STAP誘導の作業を100%自分の手で
行ったのですか?繰り返しになりますが、iPS細胞やE
S細胞が何らかの理由で混入した可能性はありますか?
WT:私はたった一度だけ小保方博士から指導を受け、そして理
研を去りました。我々が過去に研究室を移動した時、自分
自身の技術でさえ再現することがどれだけ困難だったか分
かりますか?ハワイからロックフェラーに移った時、私は
マウスのクローン作製を再現するのに、半年を費やしまし
た。これは私の技術です。自分の技術でさえ多くの時間を
要したんです。しかし、STAP細胞の作製法は私の技術
ではなく、別の研究室で自分ではない人が見つけた技術で
す。だから、これを再現するのはさらに難しいことだとい
うのは当然です。私は、それぞれのステップを小保方博士
に監督してもらった上で、100%自分の手で再現しまし
た。ほぼ同様に、私の博士課程の学生もSTAP─SCの
樹立に成功しています。これらの実験の初期段階では、我
々はES細胞やiPS細胞を同時に培養していません。後
になって、対照群として時にES細胞を同時に培養してい
ました。 http://bit.ly/1GdAh9R
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若山教授はここで重要なことをいっています。彼はハワイ大学
に研究室を持っていたのですが、それをロックフェラーに移した
とき、自分が発現したクローンマウスを再現するのに、約半年か
かったといっているのです。
そうであれば、小保方氏があれほどのバッシングを受けた後の
数ヶ月で再現実験に成功できなかったからといって、「STAP
細胞はない」となぜ断定できるでしょうか。
もうひとつ、自分はSTAP幹細胞を100%自分の手で再現
していると明言し、「自分の博士課程の学生も、STAP─SC
(STAP幹細胞)の樹立に成功している」と話しているという
点です。STAP細胞は再現できているではないですか。
最後に、ノフラー博士は若山教授に次のように聞いています。
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KF:最後に、私が聞かなかったことで最後に付け加えておきた
いことや質問はありますか?もしあるならどうぞ。
WT:私は逃げない。何故なら私の実験結果においては、すべて
のことは真実だから。しかし、新しい技術を再現するのは
時間が掛かるんです。例えば最初のクローン動物、ドリー
は論文が出るまで一年半もの間再現されませんでした。ヒ
トのクローンES細胞の論文は、未だに再現されていませ
ん。だから、少なくとも1年は待って下さい。私はその期
間の間に、誰かもしくは私自身が再現に成功すると信じて
います。 http://bit.ly/1GdAh9R
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2014年2月27日に「1年間の時間をください」といって
いた若山教授が、翌月の10日に論文の取り下げを訴え、さらに
「STAP細胞は世界中で小保方氏以外再現できていない」と発
言しているのです。どうしてこのような前言を翻すような言辞を
弄するのでしょうか。理研もこの対談のことは知っているはずで
すが、なぜ若山教授にそのことを正さないのでしょうか。
─ [STAP細胞事件/035]
≪画像および関連情報≫
●「まだ消えぬ若山への疑念」
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6月16日にはあれだけ大々的に、3時間近くも会見を行っ
たのに、それを取り消すとは、何ともお粗末な事ではないの
か?この訂正は小保方が不正を行ったのではない、という可
能性をもたらすのかといえばそうではないのだ。7月27日
の「NHKスペシャル」には、早い時期から個人的にSTA
P細胞論文を解析して、その正当性に疑義を唱えていた同じ
理研の遠藤高帆研究員が登場して、小保方のSTAP細胞に
はアクロシンGFPという遺伝子が組み込まれていると証言
している。それは精子に発現するGFPであり、STAPの
実験には関係ない要素だという。これを聞いた若山はアクロ
シンGFPに心当たりがあるとする。理研にいたとき、若山
研の学生(留学生)がES細胞を作製しており、それにはアク
ロシンGFPを組み込んだと聞いていたと若山は言う。番組
は、そのES細胞が小保方が使っていた理研の研究室の冷凍
庫から見つかったとの映像を流している。NHKの記者は、
電話でその留学生に問い合わせているのだが、「何でそれが
小保方氏の研究室に在るのか?考えられない。」という証言
をさせている。ここでNHKは、小保方が若山研にあるES
細胞を盗み取って、それを若山にSTAP細胞だと言って渡
したのだという事を暗に言っている。だが、若山は6月16
日の会見のときには、学生さんからES細胞を小保方にあげ
たという事を聞いていると言っていたのだ。また若山はこの
時、自分が理研を去る直前、2013年の3月に、小保方の
指導を受けて、STAP細胞の作製に成功したともいってい
た。この経緯についても納得させる説明はない。
http://bit.ly/1QJW2Zc
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