http://www.asyura2.com/13/nature5/msg/849.html
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「全ての責任を小保方氏にかぶせる」(EJ第4057号)
http://electronic-journal.seesaa.net/article/420755135.html
2015年06月17日 Electronic Journal
若山照彦山梨大学教授が、第三者機関にSTAP細胞から作製
したSTAP幹細胞の解析を依頼して得た結論は、そのまま「S
TAP細胞は存在しない」という疑惑を決定的なものにするのに
十分なものです。
若山教授が小保方氏に渡した生後6ヶ月以内のマウスは、いう
までもなく若山研究室のマウス(129)です。小保方氏はその
マウスからSTAP細胞を作製し、それを若山教授に渡していま
す。若山教授はそのSTAP細胞からキメラマウスやSTAP幹
細胞を作製したのです。したがって、そのSTAP幹細胞の遺伝
子は元のマウスの遺伝子と一致するはずです。
しかし、若山教授がそのSTAP幹細胞を第三者機関で解析し
てもらったところ、遺伝子が一致しなかったのです。つまり、若
山教授が自ら作製したSTAP幹細胞は、若山教授が小保方氏に
渡したマウス由来のものではなく、若山研究室には存在しない種
類のマウスだったのです。
この意味することは大きいのです。そうだとすると、小保方氏
は若山氏から渡されたマウスではない別なマウスからSTAP細
胞を作製したことになるのです。これによって「STAP細胞=
ES細胞」説が現実味を帯びてくるというか、裏づけられること
になります。
自身が小保方氏からSTAP細胞であるとして渡された細胞か
らキメラマウスの作製に成功した若山教授は、STAP論文に疑
惑の出てきた時点で、記者の「もし、STAP細胞が捏造だった
ら、若山教授が作製したキメラマウスの全身はなぜ緑色に光った
のか」という質問に次のように答えています。
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そこは想像するしかないのですが、もし僕が渡されたのがES
細胞だったら、キメラマウスはできるわけです。胎盤にも分化す
るのがSTAP細胞の非常に重要なデータだったわけですが、胎
児のキメリズムがものすごく高ければ、胎児から(ES細胞由来
の)血液がたくさん胎盤に行くので、それが光った可能性はあり
ます。 ──毎日新聞科学環境部/須田桃子著
『捏造の科学者/STAP細胞事件』/文藝春秋
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要するにかなり早い時点で若山教授は、「STAP細胞はES
細胞ではないか」と疑っていたことになります。若山教授は、小
保方氏との実験期間が一番長かったため、このままだと何もかも
自分のせいにされるという恐怖感を持っていたといわれます。そ
のため、論文撤回を呼びかけた2014年3月10日の約1週間
後の3月18日に第三者機関へ細胞の解析を依頼したのです。
しかし、その解析結果は簡易解析と断りながらも、3月25日
夜のNHKニュースでいきなり報道されたのです。その内容は若
山研究室に残されていたSTAP幹細胞は若山研究室のマウスと
遺伝子が一致しないというものです。それを受けて26日の新聞
各紙は、その事実を大々的に報道したのです。
その結果、多くの人は「STAP細胞はやっぱり捏造だったの
か」と考えるようになったのです。それほど25日のNHKニュ
ースと26日の各紙の報道は、「STAP細胞は存在する」と考
えていた人に否定的なイメージを与えたのです。
これに対して笹井芳樹CDB副センター長は、いきなり公共放
送(NHK)での扱いに強い不快感を抱いたのです。須田桃子氏
の本に笹井氏の次のコメントがあります。
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断定的に若山の理解=正しい(正義)、小保方=間違い(悪)
という構図を言うのは、あまりにもナンセンスではないでしょう
か?逆も十分あり得ますし、次に必ずやるはずの「キメラ作製」
のときに毛色が違うことが明らかになるマウス系統をわざわざ意
図的に小保方さんが取り違える意味が全くわかりません。その2
人の間の意思疎通の悪さ、ミスコミュニケーションを含め、ラボ
のディスカッションテーブルで話すべきことで、公共放送でこの
扱いは全くおかしな話だと思いました。かなり作為的な決めつけ
や断定が、若山さんなのか、その周囲なのか、メディアなのかわ
かりませんが、本来の検証の枠を越えた場外乱闘で、ヒールを仕
立てているような不気味さを否めません。 ──笹井芳樹氏
──毎日新聞科学環境部/須田桃子著の前掲書より
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このコメントからは「このような問題はNHKにリークする前
にラボでディスカッションすべきことじゃないか」との笹井氏の
怒りを感じることができます。確かに若山教授はSTAP細胞否
定説を主導しているといっても過言ではないのです。
ここで3月〜5月のSTAP細胞に対する動きを時系列に並べ
てみます。
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3月10日:若山教授がSTAP論文の取り下げを呼びかけ
18日:若山教授、第三者機関へ細胞の解析を依頼する
25日:NHKの夜のニュースで、解析結果の概要報道
26日:新聞各紙が解析結果についての後追い一斉報道
4月01日:理研の調査委員会はSTAP論文の不正を認定
09日:小保方晴子・研究ユニットリーダーの記者会見
16日:笹井芳樹・CDB副センター長による記者会見
5月08日:理研論文不正を確定。このための再調査はせず
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これを見ると、まるでドラマの進行のようにSTAP論文の捏
造の証拠が固められ、論文の不正が確定しています。そして、そ
れを主導しているのは若山教授とNHKのスクープ報道であるこ
とがわかります。細胞の解析結果でマウスのすり替えがあったこ
とがSTAP細胞を存在を信ずる人の期待を打ち砕いています。
しかし、この若山教授のマウスすり替えの解析結果は間違えで
あったことがはっきりしているのですが、あなたはそのことをご
存知でしたか。 ─ [STAP細胞事件/030]
≪画像および関連情報≫
●「解析結果こそ捏造だった」/若山教授事実を認める
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若山照彦・山梨大学教授が「第三者機関」に、小保方さんが
STAP細胞作製に使ったマウスの細胞の遺伝子解析を依頼
した結果、若山教授が小保方さんに渡したマウスとは違うマ
ウスの遺伝子が検出された、と言う報道がなされ、小保方さ
んが、STAP細胞を「捏造」したかの様な印象が作り上げ
られた事は、皆さん御記憶の通りです。私は、この話はおか
しいと思って居ました。mRNAを使ってDNAのSNPを
解析、比較した、と言う方法が変だからです。そして、昨日
インターネット上で、若山教授が細胞の遺伝子解析を依頼し
た「第三者機関」が、若山教授に近い放医研であった事を知
り、「これでは第三者機関とは言えないのではないか」とツ
イッターで疑問を投げかけたばかりです。そうしたら、今朝
の朝日新聞を読んで驚きました。若山教授が、自らその「遺
伝子解析」は間違いだったかも知れない、と認めた(!)と
言う記事が載っていたからです。こんないい加減な話がある
でしょうか?小保方さんが「捏造」を行なったかの様な印象
報道を決定的に後押しした若山教授発表の「遺伝子解析」は
間違いだったかも知れないと、今になって、若山照彦は認め
たのです。STAP細胞の論文が撤回され、小保方さんが再
現実験に加わった今になって「あの遺伝子解析は間違いだっ
たかも知れない」と、若山教授自身が認めたのです。そして
マスコミも、こんな「訂正」をベタ記事でしか取り上げない
のです。 http://bit.ly/1GDnNfj
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