http://www.asyura2.com/13/nature5/msg/846.html
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「いち早く逃げ出した若山照彦教授」(EJ第4055号)
http://electronic-journal.seesaa.net/article/420647625.html
2015年06月15日 Electronic Journal
論文撤回を呼び掛けた若山照彦山梨大学教授は、事前に誰にも
相談せず、いきなり論文の主著者の小保方氏と共著者全員にメー
ルを送り付け、論文撤回を呼び掛けたのです。
既にそのときにはSTAP論文に関してさまざまが疑惑が出て
いたのですが、そういうことは科学論文の世界ではよくあること
であり、STAP細胞の存在そのものが、否定されたわけではな
かったのです。しかし、STAP細胞研究の最も中心的な共同研
究者の1人である若山教授による論文撤回の呼びかけとなると、
事態はきわめて深刻であり、関係者に衝撃が走ったのです。
しかも、若山教授はメールを発信した2014年3月10日の
NHKの「ニュース7」において、インタビュ−に応じているの
です。自分でNHKにその情報をリークしたからです。
論文を取り下げるということは、その研究を根こそぎゼロにす
るという重大事態です。普通こういう重要な呼びかけは、事前に
主著者である小保方氏に話すのはもちろんのこと、理研CDBの
幹部とも相談するのがスジというものです。しかし、若山教授は
それを一切行わず、いきなり公開に踏み切ったのです。まるで、
クーデターのようです。
マスメディアに論文撤回の呼びかけを事前にリークしていると
いう行為は、この事態を隠蔽させないようにするための強い決意
をそこに感じます。NHKの「ニュース7」で、若山教授は次の
ように話しています。
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全体的にわからないことが多くなっている。論文の正当性を調
べるため、一度論文を取り下げ、正しいデータと写真を用意し、
もう一度論文は正しいんだと堂々と証明すべきである。そのため
には、外部の機関で調べてもらうことが大事である。
実験ノートもデータもオープンにして、明確な結果を出してい
こうと思う。もし間違えだったら、なぜ、こんなことが起こった
のかを明らかにしないといけない。 ──若山照彦教授
2014年3月10日/NHK「ニュース7」より
─────────────────────────────
若山教授は、なぜ論文撤回を関係者に誰にも相談せずに決めた
のでしょうか。おそらく若山氏は、この時点でSTAP細胞は存
在しないことを確信していたものと思われます。若山教授がその
ように結論づけた要因としては次の3つがあります。
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1.論文掲載の画像に多くの疑惑がある
・STAP論文には多くの画像に取り違いや改ざんがある
2.実験用マウスについての疑惑がある
・実験に使ったマウスがすり替えられた疑惑が生じている
3.STAP細胞の存在には疑惑がある
・STAP細胞の正体はES細胞である疑惑が濃厚である
─────────────────────────────
論文作成時に画像や図表や写真などの取り違いがあることは、
どうやらに日常茶飯事のようです。しかし、とくに科学論文では
こうしたことはあってはならないのです。小保方氏の場合、博士
論文に使った画像などの流用が指摘されています。
この場合、メディアでは、「違う実験の画像を使い回ししてい
る」と報道されていますが、基本的には違う実験ではなく、同じ
実験なのです。前にも述べているように、小保方氏は博士論文を
作成する以前から、一貫して後にSTAP細胞と呼ばれることに
なる細胞の研究をしていたからです。
さらに「博士論文の画像をそのまま流用」とメディアは報道し
ていますが、実験画像などはPCの画像フォルダかUSBメモリ
に格納しており、その整理がよくないため、博士論文に使った画
像であることを忘れて、そのまま貼り付けてしまったのです。小
保方氏はそのことが指摘されたあと、正しい画像をネイチャー誌
に送っているのです。画像の取り違いのミスを厳しく指摘した若
山教授自身も以前は次のようにいっていたのです。
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STAP細胞を使って作成した複数のマウスの胎仔(たいじ)
の写真を何百枚も撮影したため、小保方さんがおなじマウスの写
真を使ってしまった。 ──若山照彦山梨大学教授
船瀬俊介著『STAP細胞の正体/「再生医療は幻想だ」
復活!千島・森下学説』/花伝社刊
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2012年末から笹井芳樹氏が論文作成の指導者になって、小
保方氏は「超」の字がいくつも付く多忙になったと思われます。
国際特許申請のこともあり、論文は3月には出さなければならず
笹井氏と小保方氏は、約2ヵ月間は毎日夜遅くまでCDBに残っ
て、論文作りに取り組んだといわれています。画像の取り違えな
どのミスはそういうなかで発生したものと思われます。
しかし、よくわからないのは、STAP論文をネイチャー誌に
提出後、「修正を要求する」扱いになり、その後「アクセプト」
まで、約9ヶ月間もあったのですから、なぜ、画像のミスに関係
者が気が付かなかったのかは理解に苦しみます。その間に再提出
し、差し替えるチャンスはいくらでもあった思えるからです。
しかし、疑惑が画像レベルの「1」にとどまっているうちはよ
かったのです。科学者といえども間違いはありますし、それに気
が付いたら修正すればよいだけのことです。STAP細胞の存在
が再現実験で証明できれば、すべての疑惑は吹き飛ぶのです。
しかし、若山教授の抱いた「2」と「3」の疑惑は、STAP
細胞が存在するか否かの問題にかかわる大問題です。しかし、こ
れについて論評するには、相当技術的な説明が必要になりますが
明日のEJから出来る限りわかりやすく検証していきます。
それからもうひとつ、突然論文撤回を呼びかけた若山教授には
大きな疑惑があります。論文の正式発表以前の言動と以後のそれ
には大きな落差があるからです。これについても明日から丁寧に
事実を追及します。 ―── [STAP細胞事件/028]
≪画像および関連情報≫
●若山照彦教授「確信なくなった」/2014.3.11
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新型万能細胞「STAP細胞」/刺激惹起性多能性獲得細胞
を巡って、論文の共著者の1人である若山照彦・山梨大学教
授が、「研究データに重大な問題が見つかり、STAP細胞
が存在するのか確信がなくなった」(NHK)と述べ、他の
著者らに論文取り下げを検討するよう求める一方、同じく共
著者の1人であるチャールズ・バカンティ・米ハーバード大
教授は、「私自身が持っている情報に基づけば、論文を撤回
する理由は見当たらない」(米ウォール・ストリート・ジャ
ーナル紙)と述べている。報道によると、STAP細胞の実
験を担当した小保方晴子・研究ユニットリーダーが所属する
理化学研究所は、論文の共著者らが取り下げも含めて対応を
検討していることを10日夜に明らかにした。論文の著者は
計14人。小保方氏が論文の代表執筆者として筆頭著者とな
っており、小保方氏、若山教授、バカンティ教授の3人が責
任著者となっている。STAP細胞の万能性を調べる重要な
実験を担当したという若山教授は、NHKとのインタビュー
の中で、「自分が担当した実験については正しいと信じてい
るが、前提となるデータの信頼性に確信が持てなくなった。
一体、何が起こったのか科学的に検証することが論文の著者
としての責任だと考えている。何より私自身、真実が知りた
い」などと話した。 http://bit.ly/1cR2B9C
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