http://www.asyura2.com/13/nature5/msg/807.html
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NatureNews記事をめぐってA David Cyranoski記者は、日本国内に、STAP騒動を冷静に見直す動きが出てくる事を期待して、この記事を書いています。 2015年5月6日
(学とみ子のブログ)
http://blogs.yahoo.co.jp/solid_1069/13225217.html
★先に紹介した「冷静で客観的な議論がなされる契機となってほしいネイチャー誌の理研改革委批判記事―【再掲】理研改革委提言の支離滅裂さ 2015年5月3日」を受けての記事である。
★岸東大名誉教授を筆頭とする理研改革委が何をしたのか、NatureNewsの記事が何を書こうとしたのかが、より深く掘り下げられ、検討されている。
★要するに、神戸以外の理研が、神戸をつぶそうとしていたのではないか、そのための改革ではなかったのか、とブログ主催者は書いている。
★また、『捏造の科学者』を書いた須田氏らは、今後、記者として大成できないだろうし、マスコミ上層部は、彼女たちを切り捨てるだろう、とも書いている。
★そして、日本の科学界の閉鎖性を指摘し、神戸CDB解体や岸改革委員会への批判が高まって欲しいと願っている、と。
★日本の科学界、マスコミ業界は、このことをどのように受け止めるのだろうか。
(南青山)
http://blogs.yahoo.co.jp/teabreakt2/16472184.html
上記のヤフーブログ、tea*r*akt2さんのサイトに、ネーチャーニュースのDavid Cyranoski記者が書いた英文記事が紹介されています。
tea*r*akt2さんのブログでも、興味深い記事として、サマリー日本語訳を載せて紹介しています。
日本の大手マスコミでは、決して紹介されない内容になっており、岸東大名誉教授を批判しています。
実態も無かった専門家のいない改革委員会の独断的決定で、その後の神戸つぶしが現実化した事を、書きたかったようです。
この記事によると、今の岸氏は、神戸CDセンターの縮小化は、怒れるマスコミ対策であったと言っているそうです。
恐ろしい事に、実態のないマスコミに責任転嫁をしている発言だと思います。
改革委員会のメンバーで、今の時点で、しっかり意見を言うのは、岸氏と、中村氏だけで、岸氏は、工業関係者、中村氏は科学歴史研究者のようです。すなわち生物科学者ではない・・・(涙)。
この記事の中で、写真に写っている改革委員会メンバーであった若い女性委員たちへもDavid Cyranoski記者は、コメントを求めたようですが、彼女たちは自らの意見は拒否していたり、回答できないと言って来たと書かれています。
驚くべきことだと思うのですが、この改革委員会は、理研自身がつくったということです。
どういう立場の人を選ぶかは、理研の判断だったのでしょう。
必ずしも、政府からの圧力ではなかったようです。
自らの分身を切り刻む事を、理研がしたということです。
その理由は、神戸CDBのやり方に反対する理研関係者が多くいたということのようです。
神戸理研は、笹井、武市氏のリードする体制で、若手研究者は、自由に研究の機会を与えられ、多くの業績を出してしまった!からでした。
従来、身分や給料が保障されていた理研職員ですが、こうした既得権を持つ理研研究者たちは、研究競争激化を招くような内部の体制は、つぶさなければならなかったのでしょう。
(このブログでも、以前から、理研の職員は見て見ぬふりをしているのではないか?と、書いています。)
すなわち、改革委員会のメンバーとして、最初から、STAP捏造疑惑を材料に、神戸批判を強化して、神戸解体を唱えてくれそうな知識人を、理研は選んだようです。
神戸以外の理研が、神戸をつぶそうとしていたということのようです。
そうした構図の説明が、はっきり、今回のネーチャーニュースの記事内容となってきます。
ひどい改革委員会と、かわいそうな神戸CDBの構図です。
かわいそうな神戸CDBの多くの研究者の声を載せています。すなわち、証人をおいて、STAP騒動を解説しているのです。
実名をあげられた研究者が、今後の日本で改革の道を開いてほしいと、David Cyranoski記者は、期待しているのではないでしょうか?
しかし、実際に、神戸CDB解体を実行に移すには、政治家や官僚の力が必要です。
今回も、こうした政府関係者からの力が働きました。しかし、政府関係者は、一般的に顔をみせません。
又、STAP捏造騒ぎを演出した大手マスコミの上層部の顔も見えません。
実際に、本や雑誌を書いた須田氏らは、今後、記者として大成できないでしょうし、マスコミ上層部は、彼女たちも、いとも簡単に切り捨ててしまうでしょう。
マスコミにとっても、STAP捏造論を成功させることが、必須のタスクだったと思います。
マスコミの権威を、人びとに知らしめるためです。たとえ、真実でなくても、マスコミがこれだ!と決めた事に反論する奴は、ただではすまないぞ!と、マスコミの権力をちらつかせます。これは、政府でも、警察でも、権力あるものしかできない脅しの手段です。
David Cyranoski記者は、日本国内に、STAP騒動を冷静に見直す動きが出てくる事を期待して、この記事を書いています。
記事の中に、多くの日本人の神戸CDB研究者を登場させています。
記事は、ヒロノブフジワラ氏という研究者の紹介から、文章を始めています。彼は、研究所の責任者として、神戸の理研(CDB)研究所に異動となっています。
2014年8月5日、その日に、ヒロノブフジワラ氏は、笹井氏の自殺事件に遭遇してしまいます。ヒロノブフジワラ氏は、デレクターとして、抜擢されたものの、着任後は、論文不正問題に巻き込まれ、多くの批判を浴びると言う大変な経験をした人として、記事で紹介されています。
小保方の仕事に無関係だった科学者たちも、一緒に汚名を着せられました。
次は、元大阪大学で発達生物学教室から、理研に移ってきたHiroshi Hamada氏の言葉を紹介しています。
STAP問題が起きる前から、大学付属の研究所との、理研は仲が良いわけではなかったと。なぜなら、教育研究の義務が重い大学研究室と、理研の研究室の働く環境に違いが大きかったからだと言います。
国立研究開発法人科学技術振興機構 のYuko Ito氏も、結局、科学者の多くが被害者になったと語ったとのことです。
ニュージャージーのPrinceton University から来た 2013年10月に、Jersey.Yu-Chiun Wang氏も、同様の扱いであったと言っています。
神経科学者のTakeshi Imai氏も、ラボの同僚も同様に批判され、神戸以外の理研も同様であったと言っています。
実際に、さまざまな経験をした研究者たちがいながら、日本国内では、こうした声を聞く機会がないのです。マスコミが報道しないことや、研究者がしゃべらないことも理由ではないのでしょうか?
David Cyranoski記者は、こうした日本の科学界の閉鎖性を指摘し、神戸CDB解体や岸改革委員会への批判が高まって欲しいと願っているのだと思います。
David Cyranoski記者は、神戸CDBの研究をずたずたにした改革委員会の責任者が、マスコミからの圧力に負けたなどとコメントしてしまう現状を記事に書き、日本人の猛省を促し、STAP騒動の再考を、日本人がすべきとアドバイスしているのでしょう。
日本人は、これに答えなければいけないのではないでしょうか?
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