http://www.asyura2.com/13/nature5/msg/776.html
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「多くの理研内の人たちの立場が守れるのなら、見て見ぬふりをして終わらせいと思う人が多くなると思います。 2015/3/2」
(学とみ子のブログ)
http://blogs.yahoo.co.jp/solid_1069/13043590.html
★匿名の臨床医師によるSTAP細胞騒動の深層、真相を考察するブログ記事。
★冒頭に武田邦彦氏の推理(「STAP事件の真犯人―1「発見」を「盗んだ」人」http://takedanet.com/archives/1018461270.html)が紹介されている。
★私は、武田氏の議論はちょっと飛躍しすぎと思って見ていたけれど、このブログを読んで騒動の深層はやはりこのあたり――理研古参研究者と新研究センターの対立、古参研究者によるすり替え、若山氏と小保方氏は被害者――にあると思うようになった。
★FRIDAY記事の根拠のない小保方氏告発騒動も一連の流れの1つだろう。いずれにせよ真相はそう遠くない将来明らかになるはずだ。
(南青山)
このところ、STAP細胞を書いています。学者仲間が、寄ってたかって、新人研究者である小保方氏を非難し、捏造呼ばわりするのは、何故なのでしょう?
最初は、女性だからバッシングが厳しいと、思いました。
「お嬢ちゃん。こんなところに来ちゃだめよ!」との、バッシングかと・・・。
しかし、もっと、大きな権力抗争が裏にあり、そこに利用されてしまったのではないか?と、考えるようになりました。
中部大学の武田先生が、以下のようなことをブログに書かれています(要約)。
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理研は、特定研究法人の指定をとり、STAP研究センターの予算をとるという計画だったので す。
2014年12月にその理研自体が「STAP細胞はインチキ」という結論をだしたのですが、2012年12月にも「STAPはない」と分かっていたのです。・・・ともかく理研は「研究室に任せないで、理研の総力で詐欺をする」と決めたのでしょう(理研の委員会自体がそう言っている。武田の推定ではない)。
・・・・論文の不備、作為があったとしたら、それは「理研」が行ったものです。
理研の利権に役立てようと、論文作成、人の応援、記者会見、壁塗りなどすべては「理研」がやったことです。
もう一つ大切なことは、理研は「小保方さんの実験に再現性がない」ということを知っていたということです。一説に40人とか40回とか言いますが、小保方さんの研究の再現性が得られないことは理研で知られていたとされています。
1月末の記者会見の直後、異例の速さで論文の欠陥が指摘されると、「理研自らが委員会を作り、あたかも論文を小保方さんが書いたようにして世論操作を行います。それに加担したのがNHKと毎日新聞でした。(引用終わり)
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以上は、武田先生の推定ですが、私も、理研の新研究センター問題がからんでいるという点では同感です。
武田先生の話で、私にとって大事な情報だったと思うのは、@理研は、新研究センターを立ち上げようとしていたことと、A小保方氏の実験がなかなか成功しなかったことは、理研内では知られていたという2点です。
理研が詐欺まがいのことをするには、多くの人の支持がないとできないと思います。
今回、理研ぐるみの詐欺があったとする(普通はありえないが・・・)、今の体制に不満を持つ人たちの思いが集結したからではないでしょうか?
そして、できるだけ、理研内から、被害者を出さないための結論にするということです。つまり、理研と関係のうすい小保方氏ひとりに、罪をなすりつけるというやり方です。
自由な日本では、容易に情報は、外に出てしまいますので、組織ぐるみの悪いことは、できないと思います。
一部の職員が、画策しても、実行して成果を上げるのは、不可能と思います。
理研が、不満や抗議を社会に強く発信できて、それでも、処分者は出ず、理研内の人たちの立場が守れるような画策なら、実行可能です。それであれば、多くの職員は、見て見ぬふりをしても良いと思う人が多くなります。
以前から、私が想像するのは、圧倒的な人数を誇る技術者層からの反乱です。
反乱の矛先は、国の潤沢な予算を独り占めしそうであった新研究センターだったのではないか?と思います。
新センターを推進する笹井先生の元の、新人の研究者が華やかな業績を出しました。
これを契機に、国のテコ入が入り、国家的産業として、日の当たる研究が始まろうとしていました。
そうした状況を見て、理研職員は、どのような感情を持ったでしょうか?
理研には、一生を研究に費やし、消耗しながら腕を磨き、成果をあげたとしても、必ずしも評価されないで下積みでおわる研究員たちが多くいます。彼らが、小保方氏のような駆け出しの新人が、何も知らない、何もできないくせして、日が当たるのは、学問的にも、社会的にも許せない!という感情を持つのは、当然のものでしょう。
古参の実力ある研究者たちは傷つき、彼らの不満は、つのったと思います。彼らにとって、新研究センター構想は、容易に受け入れがたいものだと推定します。
古参の研究者たちは、俺たちの実力を評価しろ!と言わんばかりに、STAP論文発表を待ちかねたように、理研内部から、反乱ののろしを上げました。
先ほどの、武田先生は、理研内からの@やAの情報を得ているのですが、小保方氏の研究がうまくすすまない時期に、すり替えトリックをしかけることを思いついた人がいたのかもしれません。何しろ、頭の良い人が集まっているのが研究所です。
小保方氏のSTAP細胞を、ES細胞にすりかえることを思いつくのは、すごいです。
そして、小保方氏が論文の見かけをよくするための操作が裏目に出て、一部の操作が、すべてのゼロからの捏造説に利用されてしまったのです。
理研内の多くの研究者を巻き込まないと、この企ては成功しないはずです。
新研究センターをつぶしたい力が終結したとなると、STAPとESのすりかえが、秘密裏にできるし、すり替え犯人を、小保方氏に限定すれば、すべて話のつじつまが合います。
捏造するようなエセ研究者を採用するような新センター構想は、即刻つぶすべきとのキャンペーンを広めることができるのです。
いろいろな学者間の抗争に、世間知らずの小保方氏が利用されてしまったのではないかと・・・。
理研外部にも、新センター構想に反対な有名学者も、多くいたようですから、そうした反対派は、事件が起きるのを待ち構えていました。新センター構想に対し、理研内の一般研究者の反発も、外部の教授たちの反発も強かったのです。
STAP細胞が、万能性を発揮するところまで成功していた小保方氏は、悪意ある他人から、どこかで、すりかえられてしまった検体を使って、若山氏と必死でキメラ作業させられてしまったのではないでしょうか?
あるいは、すり替え作業は、検体保存の時点で行われていて、最初は、STAP本来のリプログラミングが確認でき。キメラもあったのかもしれません。しかし、ESにすりかわってからは、そちらの方がメインの実験になり、良い検体と錯覚して保存をし、そこをつかれたのかもしれません。
実際には、培養細胞のすり替えは、難しいと思いますが、STAP細胞と入れ替わったES細胞で、作業が継続されていたと考えるのが、その後の残存検体の遺伝子解析の結果を説明するには、便利です。
とにかく、実験室には、入れ替わり立ち替わりの技術者たちがいたのですから、すり替えは可能だったかもしれません。
”理研は、俺たち研究者が支えているのだ!真実はこれだ!俺たちは証拠つかんでいる! この新人は無能だ!捏造者だ!”との、強いメッセージが、内部職員がネットを使って、盛んに情報が発信されました。
こうした作戦は、論文発表直後から始まりました。ネットには、捏造説のやり方がいろいろに書きこまれました。
ヤフー知恵袋に書きこまれたものをひとつ、紹介します。このサイトは、誰かが質問Qを書きこみ、それに応じて有志が、アンサーを書きこむQA方式です。だれが書きこんでもかまいませんので、自分でQして、自分で名前をかえてAすることができます。
OCT4-GFPって、何ですか?と質問した人がいて、回答者がふざけて、“ムーミンは、STAPとES細胞の培養中に、間違えてラベルを貼り替えて、先生に提出したら、先生がとても喜んでくれたので、ムーミンは、それから、毎回、わざと貼り替えるようにしたんだよ!”とのAが載っていました。
そして、12月に発表になった最終報告では、論文発表早期からネットやマスコミにリークされていたESすり替え説が、採用になりました。
理研自身が犯行をした(すり替えた)からもしれない状況で、理研研究所の職員に、検証実験させているのですから、でてくる結果は決まっています。
結束の固い技術者同士は、実績のある専門者の解析内容に反論することなどできません。理研上層部も、つじつまがあって、理研の権威が傷つかなければ、何でも良いとのスタンスだっと思います。
STAP細胞は、同一細胞でないこと、STAPその物の検体は残っていないのですから、残存検体からでは、結論できないし、捏造の証拠はつかめないはずです。それでも、捏造は最初からなされていた!との結論になるのですから、この結論は、理研職員から支持されており、理研職員を守るための結論が、理研にとって絶対必要であったのでしょう。
もし、解析を外部機関に委託したら、どうだったのでしょうか?お金はもっとかかったでしょうし、正確だったのでしょうか?そうとも、思えません。
解析ができる技術者は、外部であろうと限られています。
研究施設が違っても、技術者は仲間同士で、普段、協力しあっていますので、外部委託もあてになりません。何より、内部で保存されている検体が正当であるかは、わからないのです。
ですから、検査をさせる人(調査委員会)は、検査する人に情報を与えてはいけないのです。
解析検体をブラインドにして、複数の技術者に同時に作業させないと、正当性は保てません。技術者間は、鉄の結束があると思います。それは、協力し合う研究者同士、当然のことだと思います。
どの細胞を、どのようにして、混入したかなどの情報はすぐ、関係者間に流れます。最初から答えがあるのですから、解析結果は、正確なものを、出せるでしょう。
最後に、毎日やNHKがなぜ、あれだけ小保方バッシングに走ったかという理由ですが、やはり、大人気の彼女の違う顔を暴けば、視聴率が取れるからかな?・・。
但し、記事を書いた女性記者たちは、今後、サイエンス学者への取材記事は書けないのではないでしょうか。なぜなら、この分野の専門家は、もはや、彼女たちに心を許さないと思うからです。
- 「桂氏は、すり替え犯が特定できない時点で、人権擁護の立場から、小保方犯行説をあまり強調しない方が…」(学とみ子のブログ) 南青山 2015/3/12 02:34:15
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