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欠格のトップ・野依理研理事長、責任取らぬまま辞任 怠慢でSTAP問題の傷広げる(Business Journal)
http://www.asyura2.com/13/nature5/msg/773.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 3 月 11 日 06:54:25: igsppGRN/E9PQ
 

               14年4月9日、会見を行う小保方晴子氏(撮影=吉田尚弘)


欠格のトップ・野依理研理事長、責任取らぬまま辞任 怠慢でSTAP問題の傷広げる
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150311-00010004-bjournal-bus_all
Business Journal 3月11日(水)6時1分配信


 理化学研究所の野依良治理事長(76)が、3月末で辞任することが明らかとなった。2003年10月から理事長を務め、3期12年目。現在の任期は18年3月までで、任期途中での辞任になる。理由として、在任が長くなったことなどを挙げているという。

 文部科学省関係者は「STAP細胞論文問題の引責ではない」としているが、それが理事長の本心だとすれば、同問題に対する十分な責任を取ることがないままの辞任となる。辞任に当たり野依氏は会見など開く予定はなく、理研広報を通じ「人事のことなので、お答えできない」とコメントしている。これは公人として国民に対して不誠意な対応だというしかない。

 理化学研究所は独立行政法人だが公的機関であり、国から年間850億円もの補助を受けている(2012年予算ベース)。日本の人口一人当たり666円の税金が拠出されているのだ。そんな公的機関のトップ人事だからこそ、より一層の説明責任が求められるのだ。野依氏は最後まで自分の公的責任を自覚しなかったという点で、「欠格のトップ」だった。

 14年初めから始まったSTAP細胞論文事件では、組織のトップである野依氏の顔が一貫して見えにくかった。論文に対する外部からの疑惑の指摘、論文の撤回、小保方晴子氏の釈明会見、笹井芳樹・元理化学研究所CDB副センター長の自殺、調査委員会の設置や報告会、小保方氏の退職など、この事件をめぐる約15カ月の間には、国民の耳目を集める節目となる事象がいくつもあった。しかし、その時々に組織の最高責任者である野依氏が自らメディアの前に出て見解を述べたり反論したりするようなことは数少なかった。数度の会見くらいしか記憶に残っていない。

●他人事のような発言

 14年3月14日の記者会見で野依氏は、「今回のように未熟な研究者が膨大なデータを集積し、ずさんに無責任に扱ってきたことはあってはならない。徹底的に教育し直さないといけない。こういうことが出たのは氷山の一角かもしれない」などと、他人事のようなコメントを述べている。「理研には同様の問題が、まだたくさんあるということなのか。であれば、最高責任者である野依氏は何をすべきなのか」というのが筆者の感想だった。

 また、野依氏は笹井氏についても「シニアになればなるほど故意であってもなくても、起こした問題への責任は大きい」と発言しているが、今回の野依氏の辞任理由に照らし合わせると、後に自殺を遂げた元部下に対するこの言葉には疑問を抱かざるを得ない。「素知らぬ顔をして逃げ出すな」と言いたい。

 続く14年4月1日の会見で野依氏は一連の問題について、「誠に遺憾。科学社会の信頼性を損なう事態を引き起こしたことに対して改めてお詫びします」などと謝罪した上で「場合によっては私を含む役員の責任も、しかるべき段階で厳正に対処しないといけないと思っている」としたのだが、実際にはかたちばかりの減給だけだった。

 野依氏の退任が報じられた3月6日、山梨大学はSTAP論文の共著者で同大教授の若山照彦氏(47)に対し、厳重注意とするとともに、現在勤めている同大発生工学研究センター長としての職務を3カ月間停止する処分を発表した。同問題は生命工学分野で最優秀といわれた学者の一人を自殺に追いやり、もう一人にキャリア上での重大な瑕疵を残した。しかし、小保方氏を含めこれらの学者たちは皆、野依氏が指揮監督する組織に属していた。

●遅きに失した対応

 理研改革委員長の岸輝雄・東大名誉教授は「野依理事長の責任は重い」と、次のように指摘している。

「こうした事態を招いた理研の責任は重い。一連の提言は野依良治理事長が決断すればすぐに実行できたはずなのですが、あまりにも対応が遅かった。組織を守る気持ちはわかりますが、ある種の怠慢であり、謙虚さに欠けていたと感じざるをえません」(「週刊朝日」<朝日新聞出版/14年8月22日号>より)

 STAP細胞問題により日本のアカデミー全体に対する世界からの信頼も大きく揺らいだ。しかし迅速的確な対応があったなら、その傷は随分小さくもできたはずである。傑出した選手でも優れた監督になれるわけではない。これは野球などスポーツでよく言われることだ。ノーベル賞学者でも優れた経営者になれるわけではない、といえよう。
(文=山田修/経営コンサルタント、MBA経営代表取締役)

山田修/経営コンサルタント、MBA経営代表取締役


 

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コメント
 
01. 2015年3月12日 13:12:04 : Q82AFi3rQM

ノーベル賞は世論誘導機関だと最近わかったのでオバマが何も
 しないうちに「ノーベル平和賞」をもらった意味が腑に落ちた。

  そういうことからノーベル賞受賞者の中に野依氏のような人物
 が居ても不思議はないと思っていたが、スタップ騒動を見ていて
 この男あんまり馬鹿なのであきれた。

  「組織はそのトップの力量以上の能力を持てない」
         
                     ってのは本当だね。


02. 2015年3月12日 22:51:47 : bXhoJLFUnj
そうやってマスターベーションできるのがネットの良さかな・・
逆立ちしても取れないノーベル賞の受賞者を馬鹿呼ばわりして、きもちい〜・・!!!

03. ピッコ 2015年3月18日 02:40:32 : ldyqn.PAmBFfI : 5ef0KxTwEM
>02.

野依氏は企業のトップとして無責任、無能力。 自分のノーベル賞受賞という経歴を傷つけないために自己保身ばかりを考えている小心者。 笹井氏を見殺しにしてしまった。


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