http://www.asyura2.com/13/nature5/msg/749.html
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★STAP細胞騒動が生じたとき、小保方氏バッシングと同時に、日本の科学界の国際的権威、信用を失墜させたという声が、科学業界だけでなく、人文系の業界人(早く言えば学者連中)の間からわき上がった。大方のメディアもそれに便乗した。
★なるほどという感じもあったが、そうした連中はこれまで同様の事件について、同様の声をあげただろうか?
★すべてをウォッチしているわけではないが、寡聞にしてそのような声が上がった記憶がない(ごく限られた業界内ではあったかもしれないが)。
★科学業界、人文業界、そしてメディアの間からなぜ今回だけそのような声が上がったのだろうか。
★さらに最近では、こうした声に加えて、告訴だ、研究費の返還請求だという声まで出て来て、一般メディアを賑わせている。
★なぜ今回だけなのか、科学業界も、人文業界も、メディア業界も、ダブルスタンダードではないのか。大騒ぎすることによって、何を隠そうとしているのか、誰が背後でほくそ笑んでいるのか、いずれ明らかになるだろう。
★下記の記事は2006年以降の主要な捏造事件を紹介したものだが、当然それ以外にも、以前にもさまざまな事件が起きているのだろう。
(南青山)
http://blogs.yahoo.co.jp/nx3262p0yz057j/12929720.html
本来純粋、神聖であるべき科学の世界を、小保方さんが汚したと。科学者としてあるまじき行為であると、非難する声がマスコミなどで多くありましたが、ちょっと過去の捏造事件をネットで調べてみました。
2006年1月 東京大学工学研究科の多比良和誠教授がネイチャーに発表した論文で、データの捏造や改竄があった。なお、多比良教授は「助手がやったこと」としている。処分は懲戒解雇。
2006年2月 大阪大学医学系研究科の下村伊一郎教授、竹田潤二教授は米国医学誌ネイチャー・メディシンに掲載された複数の論文で、学生が作製した捏造データ改竄データを使用していた。処分は停職・戒告など。
2006年12月 大阪大学生命機能研究科の杉野昭雄教授は、米国の生化学専門誌に発表した2論文の8ヶ所について、画像データをパソコンを使って捏造したり、実験データを改竄したりしていた。処分は懲戒解雇。
2009年4月 東北大学歯学研究科では、上原亜希子助教ら3人が11本の論文について、データの捏造・改竄を行っていた。一つの実験データを複数の実験データとして使いまわしていたという。
2012年2月 東京医科歯科大学付属病院の川上明夫が米心臓学会誌に発表した3論文で、データ捏造などの不正行為。
2013年3月 東北大学の前総長、井上明久氏のノーベル賞級といわれた「金属ガラス」に関する15本の論文で、データの捏造や改竄の疑いがもたれている。不正調査の結果はいまだに不明。なお、この研究にはじつに18億円の予算が投じられている。
2013年4月 京都府立医大の松原弘明教授は14本の論文で52件のデータ捏造や改竄を行った。本人は辞職。
2013年5月 三重大学生物資源学研究科の青木直人准教授は、名古屋大学在籍時に発表した論文で画像データを捏造。処分は懲戒解雇。
2013年5月 東京大学医学研究科の小室一成教授の論文について、電気泳動画像や組織画像の不適切利用が疑われている。
2014年3月 筑波大学生命環境系の柳沢純教授と松山明子講師は、米科学誌セルなどに発表した3本の論文で、画像の切り貼りなどをしていた。
‥‥私の知る限りでは、これらの捏造事件で、いずれも研究費の返還はないようである。
それにしても、これらの捏造事件をみると、なんだか小保方さんの捏造行為(1本の論文で4つの不正)がかわいいものに見えてしまう。だからといって、もちろん小保方さんの行為が許されるというわけではないが、行為の程度にくらべてマスコミの追及の仕方は異常だ。小保方さんよりはるかに規模の大きい捏造疑惑があるのに、それをほっといて小保方さんだけを執拗に追い掛け回す姿はやはり歪だ。
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