http://www.asyura2.com/13/nature5/msg/700.html
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「【参考】STAP細胞再現・検証実験結果についての解説記事―ES細胞混入説、死細胞の発光誤認説をやはり否定」(理研STAP細胞論文調査委員会報告、改革委提言等への根本的疑問)コメント欄
http://blogs.yahoo.co.jp/teabreakt2/16115360.html#16127997
@それぞれのSTAP幹細胞,FI幹細胞,テラトーマ,2Nキメラマウスが受精卵ES細胞と遺伝的に一致したとする判断を、その元となる当時のオリジナルのマウスの遺伝子が調べられずに、市販か或いは現在若山研で維持されている(或いは別の時期に受精卵凍結されていた)同じ系統のマウスの遺伝子分析と、「受精卵ES細胞の樹立の際に遺伝的変異が起こる」や「マウス個体でX染色体上に大きな構造異常が生じた場合世代を超えて安定に維持されない」などの一般論で、オリジナルのマウス上に受精卵ES細胞と同じ欠失などのX染色体構造異常はありえないかのように決め付けて結論を出している。
A質疑応答でも質問されていたが、受精卵ES細胞からキメラマウス(全身ESマウス)が作製されていて、そのマウスがSTAPで使用されていた可能性が考えられていない。特にSTAP幹細胞(試料FLS3),FI幹細胞(試料CTS1),テラトーマ,キメラマウス,受精卵ES細胞(試料FES1)が遺伝的にほぼ同一の遺伝子特徴を持つAcr/CAG-GFP付きのESでは、若山研ではそのESで全身ESマウスが作製されているようで、それがB6,129系統に過去に間違って交配されている可能性もあるように思える。
BSTAP幹細胞(試料FLS-T2)は若山氏が小保方氏の指導のもとでマウスからSTAP作製に成功しそのままSTAP幹細胞を樹立していることはスルー
C丹羽氏の検証実験でのFI幹細胞の培養条件下のES混入の全滅の実験結果もスルー
D第8染色体トリソミーが確認されたSTAP幹細胞(試料GLS)は、「GOFマウスからSTAP細胞を経てSTAP幹細胞GLSが作製される過程でES細胞(試料GOS-ES)の混入が生じ、トリソミーは作製時或いは作製後に発生」と説明されるが、ESと体細胞の混在は分離して若山氏の見た目でわからないということがあるのだろうか
E最も単純で(最悪な)答え・・・若山研でのオリジナル試料データの管理が杜撰で、論文に記載されていて残存ストック無しのFI幹細胞や、小保方研にストックされていた若山氏・小保方氏ともに不明な試料129/GFPESがあるなどの事は、試料のラベル記述と中身が違っている事態を想定した方がいいような気がする。
特に「実験過程になんらかの間違いがあった」とされたSTAP幹細胞(試料AC129-1)は、試料のラベル記述が間違っているだけのような・・・
(まとめ)
遺伝子の多型(個体差,欠失パターンや短鎖縦列反復STR)の分析の詳細は、ttp://www.nikkei-science.com/?p=45710 のようですが、
ES混入疑義調査報告で注意が必要なのは
・欠失パターン等の遺伝子の多型は、ES樹立時にのみ起こるものではなく(必ず起こるわけでもない)、通常のマウス個体でも発生するもので、ES樹立増殖時によく起こる染色体異常・遺伝子変異と必ずしも同じではない。
・遺伝子の多型による分析は親子鑑定に使われる手法とされているように、交配後の系統にも受け継がれるもので、常に「マウス個体でX染色体上に大きな構造異常が生じた場合世代を超えて安定に維持されることはない」とは言えない。
・遺伝子分析で次世代シーケンサーによる全ゲノム解析で一致検証がされたのは、試料FLS3・試料CTS1・試料FES1だけで、以外は限られた範囲での遺伝子解析の上で一致判定となっている。
以上のような状況で「STAP幹細胞等はESであり、(マウス体細胞からの)STAP細胞は存在しないことは確実」と結論付けるのは無理があるように思う。
2014/12/27(土) 午前 1:21 [ JISAI ]
★STAP細胞=ES細胞説にはまだ疑問点が多い。結局これらの疑問を残したまま幕引きになるのだろうか。
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