http://www.asyura2.com/13/nature5/msg/669.html
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STAP細胞証明できず 小保方さん、それでも「あると考える」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141219-00000039-spnannex-soci
スポニチアネックス 12月19日(金)7時1分配信
STAP細胞の有無を調べている理化学研究所の検証実験で、小保方晴子氏自身の実験でも同細胞はできなかったことが18日、分かった。自らの手でも証明できなかった小保方氏について、代理人弁護士は「現在もSTAP細胞があると考えていると思う」と述べた。理研は来年3月まで予定した検証実験を打ち切り、存在を事実上否定。19日、記者会見を行う。
小保方氏が4月9日の会見で「STAP細胞はあります!私自身、200回以上作製に成功した」と豪語してから253日。「生き別れた息子を捜しに行く」と執念を燃やした同細胞の再現は、失敗に終わった。
小保方氏の作製した細胞で理研のチームが約1600回実験したが、万能性を一度も確かめられなかった。
代理人の三木秀夫弁護士はこの日、大阪市内で「小保方氏は現在もSTAP細胞があると考えていると思う」との趣旨の考えを述べた。ただ、具体的な根拠は示さなかった。「体調が悪いとの情報がある」との質問には、「否定しない。そういう問題もあり私からは今は何も言えない」とした。近況についてもコメントしなかった。ホテルに滞在しているとの情報もある。
4月の会見では「コツがある」「私自身のレシピは存在する」などと独自の技術があることを強調。公開実験にも前向きな発言を残すなど作製に自信を見せていた。
7月から検証チームに参加し、第三者の立ち会いや監視カメラの下で実験。万能細胞の目印となる遺伝子が働くと緑色に光るように遺伝子操作したマウスの細胞を使い、STAP細胞の作製を試みた。
小保方氏の48回の実験で、万能性を持つ可能性を示す緑に光る細胞が得られることもあったが、数は論文に比べて非常に少なかった。万能性があれば、別のマウスの受精卵に注入すると細胞が混ざり合いキメラマウスができる。検証チームは1615個の受精卵に注入したが、一回も成功しなかった。増殖能力がある「STAP幹細胞」も作れなかった。理研側にとって事実上、STAP細胞が存在する可能性は極めて低いと判断する根拠の一つになった。
STAP論文は撤回されているが、これまでに捏造(ねつぞう)や改ざんと認定された項目以外にも複数の疑問点が指摘されており、理研の調査委員会が調査を進めている。調査委の結果がまとまり次第、中断している小保方氏らの懲戒処分の検討を再開する予定だ。
≪共著者が出席≫理研は19日午前10時半から都内で記者会見し、実験結果を公表する。小保方氏は出席しない。出席者は実験総括責任者の相澤慎一氏、研究実施責任者の丹羽仁史氏、清成寛研究員、坪井裕理事。相澤氏は理研発生・再生科学総合研究センター(CDB)特別顧問。丹羽氏はCDBプロジェクトリーダーで、論文共著者の一人として小保方氏に細胞の性質について助言している。
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