http://www.asyura2.com/13/nature5/msg/666.html
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STAP細胞をめぐる問題で、理化学研究所の小保方晴子研究員が11月末までの期限で取り組んできた検証実験でSTAP細胞の存在を確認できなかったことが、理研関係者への取材でわかった。理研の別のチームが来年3月末を期限に続けていた実験でも確認できず、理研は両方の検証実験を打ち切ることにした。19日に記者会見を開き、発表する。会見には小保方氏は出席しない見通し。
STAP細胞の論文は小保方氏らが1月に英科学誌ネイチャーで発表し、7月に撤回された。小保方氏は7月から神戸市内の理研の施設で、監視カメラ付きの部屋で第三者の立ち会いのもと実験を始め、1人でSTAP細胞が再現できるかを調べていた。期限の11月末で実験は終了した。
理研関係者によると、実験で得られたデータを分析したところ、論文に記載されたように、マウスの体の細胞を弱酸性の液体などで刺激する方法では、万能細胞ができなかったと結論づけられたという。
小保方氏は4月の記者会見で、STAP細胞について「何度も確認されている真実」「200回以上、作製に成功している」などと主張していた。
論文発表後、世界中の研究者が再現実験に取り組んだが、STAP細胞が作製できたという報告はない。論文著者の一人で理研の丹羽仁史チームリーダーらも、小保方氏とは別に4月から検証実験を開始。8月に「論文に記載された方法ではSTAP細胞はつくれなかった」と中間報告を発表した。その後も方法を変えて実験を続けていたが、結局、確認できなかったという。
STAP細胞の論文では、マウスの体の細胞を弱酸性の液体で刺激するだけで、どんな細胞にもなれる万能細胞に変化するとされた。理研の調査委員会は4月、論文に研究不正があったとする報告書を公表。7月に論文が撤回された後、さらに疑義が指摘され、理研は改めて調査委を設置。STAP細胞問題の全容解明を目指している。この結果を踏まえ、理研の懲戒委員会が小保方氏らの処分を決める。
http://digital.asahi.com/articles/ASGDL36PXGDLULBJ008.html
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