http://www.asyura2.com/13/nature5/msg/627.html
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“身内”の理研から小保方氏の主張に否定的な論文が出た
どうなる小保方さん STAP「ES細胞に酷似」 “身内”の理研研究員が論文で指摘
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20140924/dms1409241206008-n1.htm
2014.09.24 夕刊フジ
理化学研究所の小保方晴子・研究ユニットリーダー(30)らが発表したSTAP細胞は、別の万能細胞である胚性幹細胞(ES細胞)に酷似しているとの遺伝子解析結果を理研統合生命医科学研究センター(横浜市)の遠藤高帆(たかほ)上級研究員がまとめ、23日までに日本分子生物学会誌(電子版)に論文が掲載された。
理研広報室は「STAP細胞の存在を否定する論文だが、細胞の存否は検証実験や残された試料の解析なども踏まえて総合的に判断する」としている。
遠藤氏はSTAP論文(撤回済み)に併せてインターネット上に公開された遺伝子データを独自の手法で解析。一塩基多型(SNP)と呼ばれる遺伝子の塩基配列の違いを調べた。
STAP細胞には8番染色体が通常の2本ではなく3本になる異常があった。この異常があるマウスは胎児の段階で死ぬはずだが、小保方氏らは生後約1週間のマウスからSTAP細胞を作ったと説明していた。この染色体異常はES細胞を培養するとよくみられる現象で、遠藤氏は「STAP細胞はES細胞に非常によく似ている」として、ES細胞が混入した可能性を指摘した。
STAP細胞に増殖能力を持たせ、胎盤にも分化できるとした幹細胞は2種類のマウス系統の雑種から作ったとされたが、解析でその特徴はなかった。幹細胞はES細胞に加え、胎盤を形成する栄養膜幹細胞(TS細胞)という細胞も混じった可能性があるとした。
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