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21世紀に入ってからの地球の平均気温上昇の約7割は人間活動に起因しているとの分析を、渡部雅浩・東京大准教授(気候力学)などのチームが英科学誌に発表した。1980年代は約5割、90年代は約6割で、人間活動の寄与は次第に高まっていた。人類が地球温暖化に及ぼす影響が高まっていることで、23日に米国で開かれる国連気候変動サミットでは、対策強化を求める声が強まりそうだ。
チームはまず、人間活動の影響を取り除くため、産業革命前から温室効果ガス濃度が全く上昇しなかったと仮定し、過去55年分の熱帯海洋域の風データなどを新たに反映させて地球規模の気候変動をコンピューターで計算。この場合、地球は80〜90年代は温暖化し、00年代は寒冷化した。
さらに、実際の温室効果ガス濃度上昇を考慮して計算したところ、この30年間の平均気温変化をほぼ再現することに成功。太平洋の海水温変動など自然変動が平均気温に与えた影響は、80年代47%▽90年代38%▽00年代27%−−と判明した。
渡部准教授は「将来、自然変動の影響すら見えなくなるほど人為起源の温暖化が加速する可能性がある」と話す。【阿部周一】
http://mainichi.jp/feature/news/20140903k0000e040247000c.html
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