http://www.asyura2.com/13/nature5/msg/613.html
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「笹井副センター長」自死で文科省の「小保方博士」防衛線〈週刊新潮〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140901-00010002-shincho-soci
「週刊新潮」2014年8月28日秋風月増大号
そして誰もいなくなった――。STAP細胞論文の華々しい発表から半年余り。小保方晴子博士(30)は自らの「最大の後ろ盾」を最悪の形で失うことになった。神戸市にある理研の発生・再生科学総合研究センター(CDB)の笹井芳樹副センター長(52)の自死。また、論文共著者のチャールズ・バカンティ米ハーバード大教授も所属病院の麻酔科長を9月1日付で退任、1年間休職することになった。一方、孤立無援に陥った小保方博士を「防衛」しようとする動きもあるが……。
***
CDBに隣接する研究棟内で笹井氏が首吊り自殺したのは8月5日朝。衝撃的なニュースが日本、いや世界中を駆け巡る中、慌しく神戸に向かう準備を進める人たちがいた。文部科学省の複数の職員である。
「職員らは笹井さんの自殺を受け、翌6日から小保方さんに聞き取り調査を行うために派遣されました。彼らは“理研には任せておけないから直接我々が聞き取りを行う”という思いで神戸に向かったのです」
と、文科省関係者。
「小保方さんをSTAP細胞の検証実験に参加させることに、理研は元々難色を示していた。が、安倍政権の意向を受けた下村博文文科相からの強い圧力で、検証実験に参加させることになった。それだけ小保方さんを推してきた文科省としては、笹井さんに続いて小保方さんにまで精神を病んで自殺などされてしまってはかなわない。そこで彼女を“防衛”することも兼ねて神戸に入ったのです」
実際、笹井氏の自殺を知った小保方博士は大きなショックを受け、
「その後、入院したと言われている」(新聞記者)
そのため、文科省の職員による聞き取りは、
「小保方さんの入院先か、文科省が用意した場所で数日間にわたって行われました」(先の文科省関係者)
■自分自身を騙して…
〈絶対、STAPを再現してください。それが済んだら、新しい人生を一歩ずつ歩みなおしてください。きっと きっと 笹井芳樹〉
小保方博士に宛てた笹井氏の遺書にはそう書かれていたという。最期までSTAP細胞の存在を信じていたような内容だが、
「STAP細胞の論文は不正だらけで、再現など出来るはずがない。そのことには笹井先生も、問題が噴出し始めた頃から気付いていたはずです。それでも、ある意味、自分自身を騙してでもSTAP現象を支持し続けなければならないというのは、非常にストレスのかかることだったはず」
と、理研関係者は笹井氏の胸中を推し量る。
「ただし、理研内部には自殺した笹井先生に同情する空気はあまりありません。笹井先生は科学的な検証も十分でないまま小保方さんのSTAP細胞論文にのめりこみ、最終的に身動きが取れなくなった。自分で自分を追い込んだようなものだ、というわけです」
STAP細胞の検証実験に小保方博士が参加することについて、元々、理研が難色を示していたことはすでに触れたが、
「それでも実際に検証実験が始まると、表立って異を唱えるような人は出てこなかった。それは笹井さんのバックアップがあったからです。しかしその笹井さんが亡くなり、小保方さんは孤立無援の状態。また、文科省がどこまで小保方さんを“防衛”できるのかも分かりません。目下、理研内部では“小保方さんは自ら検証実験の中止を願い出るのではないか”と囁かれています」(先の新聞記者)
ちなみにSTAP細胞論文の共著者、山梨大学の若山照彦教授は笹井氏の自殺を報道で知った後、不調を訴えてカウンセリングを受けているという。若山教授、バカンティ教授、そして笹井氏。小保方博士を“リケジョの星”に押し上げようとした彼らの“人の和”は、今や見る影もない。
「ワイド特集 天の時 地の利 人の不和」より
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