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STAP細胞、現時点で再現できず 理研、検証は継続(朝日新聞)
http://www.asyura2.com/13/nature5/msg/609.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 8 月 27 日 17:00:15: igsppGRN/E9PQ
 

            小保方氏らが1月に発表したSTAP細胞の作製方法 :毎日新聞


STAP細胞、現時点で再現できず 理研、検証は継続
http://www.asahi.com/articles/ASG8W4FC8G8WULBJ00P.html?iref=comtop_6_01
2014年8月27日16時29分 朝日新聞

 理化学研究所は27日、STAP細胞の存在を確かめる検証実験について「現時点ではSTAP細胞はできない」とする途中経過の結果を発表した。ただ、「最終判断はまだできない」として今後も実験は続ける。

 検証実験は、STAP細胞論文の著者の一人で理研の丹羽仁史プロジェクトリーダーらのチームが4月から実施してきた。論文でSTAP細胞の作製法として記載されたのと同じように、マウスの脾臓(ひぞう)から取り出した白血球の一種のリンパ球を弱酸性の液に浸した後に培養したが、万能細胞に特有の遺伝子の働きが確認できなかったという。

 ただ、実験に使うマウスの種類や臓器、細胞を刺激する方法などの条件を変えてさらに検証するため、実験は継続するという。

 丹羽氏らのチームとは別に、論文の筆頭著者である小保方晴子ユニットリーダーは7月から別の建物で検証実験を始めている。今回の発表に小保方氏の実験内容は含まれていない。

           ◇

<STAP細胞>検証実験 理研「現段階では再現に至らず」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140827-00000051-mai-sctch
毎日新聞 8月27日(水)15時55分配信

 ◇丹羽プロジェクトリーダーが会見で

 STAP細胞論文不正を受け、理化学研究所は27日午後、独自に進めている検証実験について東京都内で記者会見を開いた。総括責任者を務める理研発生・再生科学総合研究センターの相沢慎一特別顧問は冒頭、「最終判断を報告する段階には至っていないが、一定の判断をすべきだという結果について報告したい」と語った。

 検証実験はSTAP現象が存在するかどうかを確かめるため、今年4月にスタート。7月からは、論文の責任著者である小保方晴子・研究ユニットリーダーも参加し、11月までの期限で検証作業に協力している。検証実験そのものは丹羽仁史プロジェクトリーダーが主導して、来年3月までの期限で取り組んでいる。

 丹羽リーダーの説明によると、実験は、小保方氏らがネイチャー誌に投稿した論文(7月に撤回)に記述した方法で再現を試みた。マウスの脾臓(ひぞう)から取り出した細胞を、酸性の溶液に浸して7日間観察したところ、普段は見られない細胞の塊のようなものが現れた。

 これを詳しく解析して、万能性を示す特定の遺伝子が発現しているかどうかを調べた。小保方氏らが遺伝子発現の根拠とした「目印代わりの緑色蛍光たんぱく質が光った」という現象について詳細に検証したところ、緑色の発光は遺伝子由来のものとは言い切れず、細胞が死ぬ際に起きる「自家蛍光」の特徴を備えていたという。

 これについて丹羽リーダーは「ただ、現時点ではSTAP現象に特徴的な発光ではない、とも断言できない」と含みを残した。

 さらに別の手法を用いて、その遺伝子の発現量を測定する実験も試みたが、「目立った発現の上昇は現時点では見られていない」(丹羽リーダー)という。

 この実験は22回実施したが、いずれも細胞が初期化されて万能性を帯びる「STAP現象」の再現には至っていないという。【デジタル報道センター】


 

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コメント
 
01. 2014年8月27日 18:03:33 : k6u9FlxWnA
STAP検証、万能性示す発光起きず 理研中間報告
2014/8/27 17:08 日経新聞

 理化学研究所は27日、STAP細胞の検証実験についての中間報告を公表した。小保方晴子研究ユニットリーダーらの研究論文に示された手法では万能性の目印となる遺伝子の働きが確認できず、現時点ではSTAP細胞が作製できていないことを明らかにした。

 検証実験は相沢慎一特別顧問の管理のもと、丹羽仁史プロジェクトリーダーらが4月から始めている。

 英科学誌ネイチャーから撤回された論文では、脾臓(ひぞう)の細胞を弱酸性の溶液につけると細胞の塊ができて、万能性にかかわる「Oct3/4」遺伝子が働いて緑色に光ったと説明していた。ほかにも細胞膜に穴を開ける薬剤や細い管に通すなどの処理で細胞にストレスをかけても同じ現象が起こるとしていた。

 丹羽プロジェクトリーダーらはこれまでに22回、論文通りに脾臓細胞を使った実験に取り組んだ。弱酸性溶液につけると細胞の塊はできたという。ただ、初期化の現象が起きると緑色に光るはずが、今回の実験では光が確認できなかった。

 特定の遺伝子を増幅して調べる「定量PCR法」と呼ぶ方法や、たんぱく質に色をつける方法で調べても、Oct3/4遺伝子はほとんど働いていなかった。

 理研は丹羽氏らが3月末まで検証実験を続ける計画。今後は論文に記載された別のマウスや、STAP論文の共著者で米ハーバード大学のチャールズ・バカンティ教授が発表した別の作成方法なども含めて検証する。7月からは小保方晴子研究ユニットリーダーが加わり、論文に記載された方法でSTAP細胞ができるのかどうかを確かめている。

 STAP細胞はいったん育った細胞でも弱酸性の液体にひたすと、様々な細胞に育つ性質を取り戻す万能性が現れると説明された。簡単に万能性が再現できるとの研究内容は、生物学の常識を覆すと国内外で話題になった。事故や病気で傷んだ体の機能を取り戻す将来の再生医療にも役立つと期待が膨らんだ。検証実験でSTAP細胞が確認できないと、仮説の域を出ないことになる。

http://www.nikkei.com/article/DGXLASGG27017_X20C14A8I00000/


02. 2014年8月27日 18:17:35 : BxUOvVz5cu
再現できなかったのは当然の結果と思うが、調査の優先順序が間違っている。
このような、海のものとも山のものとも知れぬものにいつまで関わっているのか。
まず、調べるべきは論文での実験で本当にSTAP細胞ができていたかどうかの徹底調査だろう。作成できたという、キメラマウスやテラトーマの遺伝子をどうしてしっかり調べないのか。疑惑の当初にSTAP細胞の存在は揺るがないとか、いいかげんなことを言ってしまった手前、すっかり手順がくるってしまったようだ。
野依理事長や川合理事のように、分野の違う科学者がいてもっと客観的に今回の疑惑研究を見ることができたはずなのに、全く機能しなかった。
今となっては、こういう理研の事後の対処といった管理責任も徹底的に調査すべき。

03. 2014年8月27日 20:00:32 : a6GgSBzROM
理研中間報告 STAP細胞はできず
8月27日 19時31分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140827/t10014127391000.html

STAP細胞が本当に存在するのかの検証実験を進めている理化学研究所のチームは27日、会見し、ことし4月以降論文に書かれたのと同じように弱酸性の刺激を与える方法で作製を試みたもののSTAP細胞はできなかったとする中間報告を明らかにしました。

チームでは今後、実験の条件を変えるなどしてさらに検証を続けるとしています。

これは小保方晴子研究ユニットリーダーと共にSTAP細胞の論文を作成した理化学研究所の丹羽仁史プロジェクトリーダーらが記者会見し、明らかにしたものです。
丹羽プロジェクトリーダーらはことし4月以降、小保方リーダーとは別にSTAP細胞が本当に存在するのかの検証実験を進めていました。

その結果、論文に書かれたのと同じようにマウスの体から細胞を取り出し、塩酸を使って弱酸性の刺激を与える実験を22回行ったものの、小保方リーダーらが論文で書いたような細胞の万能性に関連した遺伝子が働き始める現象は確認できず、STAP細胞もできなかったということです。

検証チームは今後、細胞を細い管に通して刺激する方法や、実験に使うマウスの種類などを変えて来年3月まで検証を続けたいとしています。

丹羽プロジェクトリーダーはSTAP論文の共同著者の1人でことし3月、世界各国の研究者からSTAP細胞が再現できないという報告が相次いだ際には小保方リーダーらと共にどのような点に気をつければ、STAP細胞ができるのか、詳しい作製方法を示した文書を作成し、発表していました。

STAP細胞の検証実験はこれ以外に小保方リーダー本人がことし11月末を期限に行うことになっています。

共著者の若山教授「1日も早く解決を」

今回の中間報告の発表について、STAP細胞の論文の共同著者で山梨大学の若山照彦教授は「今回の検証実験に関与していないため、今後の経過を見守りたい。1日も早く解決に向かうことを願い、私もできる限りの協力をしていきたい」というコメントを出しました。


04. 2014年8月27日 20:11:07 : 4HyVRwmufY
若山さん、お元気なんだ。

05. 2014年8月27日 20:46:02 : jXbiWWJBCA
STAP細胞は出現せず、小保方氏論文の方法で−中間報告 
  8月27日(ブルームバーグ):文部科学省所管の独立行政法人、理化学研究所は27日都内で会見し、小保方晴子氏らの論文に記載された方法ではSTAP細胞は出現しなかったことを検証実験の中間報告として明らかにした。検証は条件を変えて3月末まで続け、最終報告を行う。
理研の丹羽仁史プロジェクトリーダーらは4月から22回実験したがSTAP細胞が確認できなかったことを示した。会見に同席した理研の相澤慎一特別顧問は「最終的な決着は小保方氏につけてもらう」と述べた。小保方氏は別の検証実験に11月末まで参加する予定になっている。
STAP細胞をめぐっては、1月に英科学誌「ネイチャー」で発表された後、論文に疑義があるとの連絡が理研に入り、調査の結果、4月に研究不正があったと発表。研究を主導した小保方研究ユニットリーダーは論文での自らの不注意は謝罪したものの、STAP細胞については「何度も確認された真実」と述べていた。
論文執筆で小保方氏の指導役だった笹井芳樹氏は今月5日、理研発生・再生科学総合研究センター(CDB)内で首をつった状態で発見されて死亡した。
小保方氏を中心とする理研の研究チームは今年1月、外的刺激を加えることにより動物の細胞をすべての生体組織と胎盤組織に分化できる多能性細胞に初期化する原理を発見したと発表。これにより、今後は再生医学だけでなく幅広い医学、生物学に貢献する細胞操作技術を生み出すことが期待できるとしていた。
論文取り下げ
「ネイチャー」に掲載された研究成果についての論文は7月、著者らにより取り下げられた。同誌によると論文に「複数の過誤」が見つかり「研究全体としての信頼性を損ね」、また「STAP幹細胞に関する現象の真実性を疑いの念無く述べることができない」ためだという。
発表当時の理研の資料では、「これまでの細胞分化や動物発生に関する常識を覆す」成果で、再生医学や老化、免疫など「幅広い研究に新しい方法論を提供」するとしていた。細胞外刺激による体細胞からの多能性細胞への初期化現象を「刺激惹起性(じゃっきせい)多能性獲得」の英語の頭文字からSTAP現象、生じた多能性細胞をSTAP細胞と名づけた。
山本一太科学技術担当相は今月15日の閣議後会見で、理研を特定国立研究開発法人に指定する法案について、STAP細胞論文に関する調査で結論を得るには時間がかかることなどから、秋の臨時国会に提出するのは難しいとの見通しを示した。共同通信が報じた。文部科学省によると、同法人は日本が「国際競争に打ち勝つため、世界トップレベルの研究拠点となって科学技術・イノベーションを創出する」機関。
理研は27日、研究不正の再発防止などのためのアクションプランとして、CDBの規模を半減させ、名称を変更し、幹部らも一新すると発表。同プランでは「解体的な出直し」をすると記している。
理研の野依良治理事長は27日の会見で「アクションプランを着実に実行することで自らの使命を果たしたい」と述べ、責任をとって辞任する意向がないことを明らかにした。会見の模様はニコニコ動画が中継した。
記事についての記者への問い合わせ先:東京 宮沢祐介 ymiyazawa3@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先:大久保義人 yokubo1@bloomberg.net;Frank Longid flongid@bloomberg.net上野英治郎, 中川寛之
更新日時: 2014/08/27 18:34 JST

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