草稿段階の間違って製本された方の論文についてはそうなんだろうけど、その事に全く触れていないね。

叩きたいなら堂々そういう部分も説明してから叩けばいいのに

また、どうしてそう草稿段階のが製本されたのか、博士号審査者に事前配布した草稿には、どこかの会社のＨＰから拾ってきた図を張り付けてもよいのか、なども明らかにしていないように見受けられる。

聞けば聞くほど、疑問の湧いてくる調査報告である。

「間違ってない方の論文」が正当だという根拠が一切示されていないのにその事に触れるのは意味が無いだろ。

１）既に博士号を前提に社会生活を送ってるので、審査当時における「不可」とその後の剥奪は影響や損害において大きく異なる。
２）認定された“不正”は博士号を授与した「主な理由」には当たらない（>>04氏）

最初に２について考えるが、これは普通に命題Ａと矛盾している。審査を通過しなかったのなら、主な理由になってないわけがない。だが、これにまったく理がないというとそうでもないだろう。つまり、審査当時、これらの不正が明らかな状態で審査が行われていたなら、当然、審査は通らないと思われるわけだが、それで小保方氏が博士号を取得できなかったかと言うとそうでもない。普通に考えられることだが、博士論文を送り返されて「やり直し！」と怒られて、その後に審査が通るというパターンである。しかし、現実にはやり直しの審査は行われてないわけで、現にあるのは「博士号を認めるべきでない論文」だけである。この状況を別の事例に例えると、本試験と追試験があるようなテストにおいて、ある試験者が本試験を受けておらず、当然試験官はそれを認識して不可とすべき状況であったのに、試験官は合格認定をしてしまった。不正な方法で合格になったのだから合格は取り消せるのだけど、追試で合格する可能性が高いと認められ、「普通なら合格していた」とされたというような話。言うまでもなく、ここで「普通なら」とは「試験官がちゃんと仕事をしていたなら」である。
次に１だが、これも結論は似たようなことであろう。博士審査を不可とするなら、その時にしてくれなければ困る訳で、審査員がまったくのザルで、またコピペでも大丈夫という審査をやっておきながら、後から「やっぱ不可（剥奪）」にするのはシステムとして非常におかしい。
これらの点を踏まえて、本当に筋を通すなら、

ア）ダメなものはダメなので、博士論文は剥奪とする。
イ）当時不可にしなかった過失は審査員と大学にあり、それによって生じた多大な損害に対して、謝罪と賠償を行う。

この両方を行うべきで、イを理由にアを無しにするからおかしなことになる。

幻想を追っても、何も出てこない…
いつ白旗を上げるかが焦点。安倍内閣が倒れてからだろうか。